昨日のレビューでは、
「何でいきなりオッサンのフィギュアのレビュー?」
と思われた方も多いかと(笑)
実は、本当にやりたかったのはコレでした;^^)
映画を観てこない事には、きちんとレビューが出来ないと思っていたので、
玩具を目の前にしながらずっとヤキモキしていました。
それで連日のレビューになった、と言う事です。
AMPスーツは、劇中でも割と最初からワラワラと出てくる、パワードスーツ?(やっと手に入れた
パンフレットには、完全武装の宇宙服となっています)です。
まるでヘリコプターのコックピット部分に手足を付けた様なデザインがとてもカッコ好く、
私は一目惚れでしたね(笑)
まずはパッケージから。
ブルーを基調とした、八角形のダンボールの箱です。
裏には設定等が書いてあるので、少し抜粋して説明します。
正式名称は、
M-6
AMPLIFIED
MOBILITY
PLATFORM SUIT
(動作増幅プラットフォーム)
通称は
Iron Lady(アイアンレディー)
高さは13フィート(約4m)
武装は、
腰に搭載分離可能な、GAU-90 30mmキャノン
オプションで火炎放射器
スラッシングナイフ
と言った感じです。
パッケージの左下には、搭乗可能(同スケール)な3.75インチシリーズのフィギュアが載っています。
又、右の画像の様に、日本語で対象年齢の注意書のシールが貼ってありました。
これはどこで貼られたのでしょう?私が買ったお店?って事は無いと思うのですが・・・。
一応、日本向けって事なのでしょうか?
パッケージを開けた所と、ブリスターにセットされたその中身です。
完全に密封されたパッケージなので、ノリ付けされた蓋を剥がして開封する必要があります。
レゴなんかもそうなんですが、箱は捨てましょうって事なんでしょうか。
入っていたパッケージも大事に取っておくのは日本人だけ?(笑)
ブリスターから取り出した状態です。
バラバラな状態で納められていますので、簡単な組み立てが必要です。
組み立てと言っても、はめ込むだけなので問題になる様な箇所はありません。
唯一分かりにくいのが腰パーツの前後の向きですが、よく見るとネジ穴隠しがされているので
それで判断出来ると思います。
前面だけ(汚しなのか迷彩なのか不明ですが)塗装されているので、それでも分かると思います。
組み立て時に各部の可動等も確かめる人も多いと思いますが、その時に一点だけ
注意が必要な箇所があります。
それは、肘関節です。
腕に関してはPVCが使われている箇所が多く、パッケージ内で長い間動かされていないと、
関節部分が密着して動かす事が出来ない場合があります。
そのまま無理に動かしてしまうと破損する恐れがあるので、注意が必要です。
事実、私の物もそうだったのですが、少しドライヤー等で温めると多少の膨張がある様で、
何とか破損せずに可動させる事が出来ました。
全てセットして組み立てた状態のAMPスーツです。
棒立ちで真正面から見ると、ちょっとカッコ悪いかな?
ところで、セット内容を見てもらうと分かるのですが、フィギュアは付属していません。
ですが、無人のままだとやはり様にならないので、別売りのフィギュアを乗せた状態で
画像を用意しています。その点にはご注意下さい。
肩の可動部と、弾帯の取り付け部です。
肩基部で前後に大きく可動するので、腕の可動に関してはなかなか優秀かと。
キャノンの弾帯は肩上部から前後に出ていて、背中とキャノンに差し込みます。
キャノンには2箇所の取り付け部があるのですが、銃器関係は詳しく無いのでどちらの方が
正しいとかは分かりません。
コックピットです。
この穴にフィギュアを立たせてセットします。
特に固定される訳では無いので、代用してセット出来る物は色々ありそうです。
(このシリーズのフィギュアはちょっと高めですし;^^)
クオリッチ大佐をセットするとこんな感じです。
AMPスーツへは立ったまま乗っている様で、腕にグローブの様な物を嵌め、搭乗者の動きを
追随します。劇中では分かりやすい表現として、シャドーボクシングを見せてくれました。
おもちゃの場合は・・・適当に腕を曲げておくだけですね(笑)
GAU-90 30mmキャノンとスラッシングナイフです。
キャノンは、スプリングで弾が飛ぶ様になっています。
弾がセット出来ない場合は、弾自体が曲がっている場合です。反り等を直せば大丈夫です。
(私のもちょっと反っているのが分かりますでしょうか?)
スラッシングナイフは、上の方のセット内容の画像を見ても無いのにどこ?
と思われるでしょうが、実は・・・
この様に最初から胴体にセットされています。
そのまま斜め下へ引き抜くだけですが、ポロポロ落ちる様な事はありません。
ただ、鞘部分もPVCなので形が歪んでいる場合もあります。あまりに酷い場合は、温めて
形を整えた方が良い場合も。
手首です。右手はキャノン用、左手はナイフ用に開き具合が調整されています。
実は、この商品の一番の欠点と言っても良いのがこの部分です。
ナイフ用の左手は親指とくっ付いて輪っか状になっていますが、輪が大きくてナイフがスポスポと
抜け落ちてしまい、しっかりとした保持は出来ません。
ナイフを少し捻ってセットすれば保持は出来ますが、刃が横を向いてしまうので・・・。
右手は、キャノンのグリップの形状から、親指と他の指は離れています。そのせいと、取り付け易さ
の為か、グリップをきちんと握る事が出来ません。
バランスを取れば大抵は大丈夫ですが、油断すると銃身が下や在らぬ方向を向いていたり;^^)
肩の弾帯も接着固定されているので、キャノンを持った状態がデフォルトになります。
ですから、いじっていて少しイライラするかも知れない部分です。
ここからは、いつもの様にポーズを付けた画像を見ながら可動部の確認です。
まずは基本ですね(^^)
殆ど戦闘目的なので、この状態が劇中でも最も多かったと思います。
ただ、左の手首の形が固定なので、ちょっと様にならないのが残念。
それと、後ろへの肩の移動は大きいのですが前への移動は無いので、長めの腕でも
銃を構えるポーズはこれが精一杯です。
スラッシングナイフを構えた状態です。
ちょっと落ち難い様に手首を回転させています;^^)
本当は弾帯が取り外し可能だったら、右手もフリーに出来たのですが・・・。
コックピットハッチは、上まで開けると固定されます。
この場合は脚を前に投げ出していますが、基地以外での実際の乗り降りの描写は無かったと
思います。
脚の可動は、全ての関節が前後可動のみです。横ロールも無いので、あまり奇抜なポーズは
取れませんが、まあ、この機体にはそれでも合っている気がします。劇中では割と自由に
動いていましたけど;^^)
股間のみ大き目の角度でクリックが入っていますが、それ以外の部分も十分な関節強度が
あります。自重でへたれる様な事は全くありません。
腕に関しては、クオリッチ大佐のフィギュアとと同様に肘部分に横ロールがあり、90度位まで
曲げる事が出来ます。
手首も回転だけですが、肩部分の関節が多いので、前述の様に意外と自由度の高い腕です。
膝は90度位までしか曲がりませんが、つま先にも関節があるので、ある程度のポーズは可能です。
股間は干渉する部分が少ないのと、つま先部分が大きいので、自立はさせ易い方だと思います。
ただ、どちらかと言うと頭でっかちで重心が上の方にある事は、忘れない方が良いかと。
腰は、360度自由に回転・・・
と言いたい所ですが、ナイフがある為、少しだけ可動範囲が制限されます。
特に、左回転時ですね。
ナイフを抜いても鞘部分が干渉するのであまり変わりがありませんが、ポーズを付けるのには
十分な可動範囲を確保していると思います。
足首は多少前後に動きますが、つま先部分の可動で助けられる場合が多そうです。
腕を肩ごと後ろへ反らしているのは、このポーズではちょっと前に倒れ易いからです。
意外と動く箇所が多いので、ポーズを付けるのは楽しいですね(^^)
前回はフィギュアのみで大きさ比較をしましたが、AMPスーツと絡めてみると・・・
とりあえず、問題外のフィギュアーツは遠慮してもらってます(笑)
どれも下半身はきちんと納まりますが、
やはり極魂ではキツイですね。
ミクロマン200X(比較的最近のミクロマンです)は、少し膝を曲げたりすれば問題ありません。
旧ミクロマンは文句無くピッタリです。
と言う事で、ロボットマンと2ショット(笑)
最後は、マクドナルドのハッピーセットのおまけだった、ゼンマイ歩行のAMPスーツと。
おまけの方はやはりプロポーションが悪いですが、意外と丁寧に再現されている事に驚きました。
もう一種の緑の起き上がるバージョンも買っておけば良かったと少し後悔です;^^)
以上、マテル製の『AMPスーツ』のレビューでした。
何故、どこも正規輸入しないのかが不思議なくらいに、良く出来ていると思います。
映画を観た方はもちろん、観ていなくてもこのデザインにそそられる方は多いのでは?
海外のおもちゃ、いわゆるアメトイなので誰にでも薦められる訳ではありませんが、
興味を持った方へ。
ちょっとレビュー自体が遅れたので、既に売り切れの所もある様ですが、再入荷の可能性は
あると思います。アマゾン、楽天、ヤフー等で探すよりも、直接英語の商品名で探した方が
見付かり易いかも。
それと、特にこだわらなければ、9cm前後の別のフィギュアを乗せても楽しめると思います。
まだまだアバターはヒットしているみたいなので、今からでも楽しめると思いますよ(^^)
メーカー:MATTEL(マテル)
商品名:AVATAR AMP SUIT COLLECTABLE VEHICLE
定価(税込):4~5,000円前後
電池:不要
発売:2009年末頃
- 2010/01/22(金) 21:37:56|
- 映画関係
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