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マツコ・デラックス、グループアイドルからスーパースターが生まれない理由「アイドルを作ろうとして作ってる」
2015.03.12 (Thu)
2015年3月11日放送のテレビ朝日系の番組『マツコ&有吉の怒り新党』(毎週水 23:15 - 24:15)にて、タレントのマツコ・デラックスが、現在のアイドルグループ全盛の時代、そこから松田聖子や中森明菜などのスーパースターが出現してはこない理由について語っていた。
マツコの部屋 アタシ、誰のために生きてるの? 編
リスナーメール:私は疑問に思うことがあります。70年代、80年代は、松田聖子さん、中森明菜さん、小泉今日子さん、松本伊代さんなど、個人でアイドル活動をしている方がたくさんいましたが、今はAKB48や、ももクロなど、グループが多いと思います。
何故、個人のアイドルがいなくなってしまったのでしょうか?
有吉弘行:これは、もうマツコさん。アイドル専門家として(笑)
マツコ・デラックス:専門家じゃないですよ、本当に(笑)
有吉弘行:ふふ(笑)たしかに、そんなにいないね。
マツコ・デラックス:単純に一番分かりやすいのは、今は「アイドルを作ろうとして作ってる」じゃない。
有吉弘行:うん、うん。
マツコ・デラックス:昔は、アイドルを作ろうと思って作ってたわけではなくて、若い子が歌手デビューをして、大人になっていく過程をみんな「キャー!」って言って、アイドルとして楽しんでたわけじゃない。
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:だから、今はハナから偶像化したアイドルってものを目指して、アイドル候補生に名乗りを上げるわけじゃない?
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:「私、日本一の歌手になりたいんです」とかではなくて、「アイドルグループに入りたい」なわけじゃない。
有吉弘行:そうだね。
マツコ・デラックス:それと、「私、絶対に東京で歌手になって、一旗揚げてやるんだ。家に恩返しするんだ。家を建て直してやる!」くらいの感じできてるんじゃないじゃん。
有吉弘行:うん、たしかに。
マツコ・デラックス:その差だと思うんだよね。多分、そういう人が出てきて、自分でデモテープとか送ってさ、中学の頃からやっていけば、そういう子も出てくるんじゃないの?
有吉弘行:今は、1人でやってて、「アーティストです」って名乗ってるヤツらは、1人で出てくるよね?自分の曲を作ってますって。「アイドルではないです」ってフリしてるヤツらはいる。
マツコ・デラックス:だから、アイドル以下みたいなのもいるじゃない。
有吉弘行:ふふ(笑)出て来るのかね?今後。今、グループアイドルでやってて、グループが人気あって。グループから卒業すると、ちょっとパワーダウンしちゃう、みたいなのが続いてるじゃない?あるのかね?グループから脱退して、本当のスーパースターみたいな子。たとえば、おニャン子クラブを辞めた、工藤静香さんくらいのさ。
マツコ・デラックス:たとえば、私は(中森)明菜ちゃん好きだけど、明菜ちゃんが『ミ・アモーレ』を19歳で出して、『デザイア』を20歳で出したわけよ。だから、今は19歳、20歳になってもセーラー服もどきの服を着て、ヒラヒラやってるわけじゃん。その子が、25歳でグループ脱退しましたって言っても、もう明菜ちゃんの『ミ・アモーレ』『デザイア』から、5年経ってるわけよ。
有吉弘行:そうか。
マツコ・デラックス:そうなってくると、明菜ちゃんがレコ大2年連続とった時みたいな黄金期の、若いんだけど大人で、あの物凄い説得力ってものを、25で出がらしになった女が、今から頑張ってできるかって言ったら、もう無理じゃん。
有吉弘行:そうか。
マツコ・デラックス:だから、あのシステムの中からは、聖子、明菜、キョンキョンクラスなんか、出てこないと思う。だって、あやや(松浦亜弥)は、同じハロプロでグループもあるのに、ピンでやったわけじゃん。
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:だから、ピンでやる子は、15~6からピンでやってないと無理な気がする。
有吉弘行:なるほど。
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有吉弘行:これは、もうマツコさん。アイドル専門家として(笑)
マツコ・デラックス:専門家じゃないですよ、本当に(笑)
有吉弘行:ふふ(笑)たしかに、そんなにいないね。
マツコ・デラックス:単純に一番分かりやすいのは、今は「アイドルを作ろうとして作ってる」じゃない。
有吉弘行:うん、うん。
マツコ・デラックス:昔は、アイドルを作ろうと思って作ってたわけではなくて、若い子が歌手デビューをして、大人になっていく過程をみんな「キャー!」って言って、アイドルとして楽しんでたわけじゃない。
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:だから、今はハナから偶像化したアイドルってものを目指して、アイドル候補生に名乗りを上げるわけじゃない?
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:「私、日本一の歌手になりたいんです」とかではなくて、「アイドルグループに入りたい」なわけじゃない。
有吉弘行:そうだね。
マツコ・デラックス:それと、「私、絶対に東京で歌手になって、一旗揚げてやるんだ。家に恩返しするんだ。家を建て直してやる!」くらいの感じできてるんじゃないじゃん。
有吉弘行:うん、たしかに。
マツコ・デラックス:その差だと思うんだよね。多分、そういう人が出てきて、自分でデモテープとか送ってさ、中学の頃からやっていけば、そういう子も出てくるんじゃないの?
有吉弘行:今は、1人でやってて、「アーティストです」って名乗ってるヤツらは、1人で出てくるよね?自分の曲を作ってますって。「アイドルではないです」ってフリしてるヤツらはいる。
マツコ・デラックス:だから、アイドル以下みたいなのもいるじゃない。
有吉弘行:ふふ(笑)出て来るのかね?今後。今、グループアイドルでやってて、グループが人気あって。グループから卒業すると、ちょっとパワーダウンしちゃう、みたいなのが続いてるじゃない?あるのかね?グループから脱退して、本当のスーパースターみたいな子。たとえば、おニャン子クラブを辞めた、工藤静香さんくらいのさ。
マツコ・デラックス:たとえば、私は(中森)明菜ちゃん好きだけど、明菜ちゃんが『ミ・アモーレ』を19歳で出して、『デザイア』を20歳で出したわけよ。だから、今は19歳、20歳になってもセーラー服もどきの服を着て、ヒラヒラやってるわけじゃん。その子が、25歳でグループ脱退しましたって言っても、もう明菜ちゃんの『ミ・アモーレ』『デザイア』から、5年経ってるわけよ。
有吉弘行:そうか。
マツコ・デラックス:そうなってくると、明菜ちゃんがレコ大2年連続とった時みたいな黄金期の、若いんだけど大人で、あの物凄い説得力ってものを、25で出がらしになった女が、今から頑張ってできるかって言ったら、もう無理じゃん。
有吉弘行:そうか。
マツコ・デラックス:だから、あのシステムの中からは、聖子、明菜、キョンキョンクラスなんか、出てこないと思う。だって、あやや(松浦亜弥)は、同じハロプロでグループもあるのに、ピンでやったわけじゃん。
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:だから、ピンでやる子は、15~6からピンでやってないと無理な気がする。
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