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博多大吉「不遇の博多時代をバネにして培った実力」
2013.10.21 (Mon)
2013年10月20日放送の「ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!」にて、博多華丸・大吉がゲスト出演していた。そこで、デビューからの道程について語っていた。
年齢学序説 博多大吉
博多大吉「初代の福岡吉本の所長が辞めた後に、とんでもない所長がきたんですよ」
ブラマヨ・小杉「まだいるんですか(笑)とんでもない所長が(笑)」
博多大吉「…この話ね、テレビではやるなって言われてたんですけど、その2代目の所長が退職されたので、こんな機会もないんで、洗いざらい喋りますよ。地獄を」
ブラマヨ・小杉「ありがとうございます(笑)」
博多大吉「大まかな話で言うと、初代の所長は『芸人としてお前たち頑張れ』と」
ブラマヨ・小杉「はい」
博多大吉「『漫才やるなら、漫才をしっかりやれ。絶対に漫才で頑張れ』って所長だったんですよ。次の所長が、『漫才なんていりまへんで』って所長なんです」
ブラマヨ・吉田「なんでよ」
博多大吉「『博多弁の漫才なんか、えぇですわ。あんたら、タレントでっしゃろ?』と」
ブラマヨ・小杉「『どこにニーズがありまんの?』みたいな」
博多大吉「そうそう。だから所長さんがきて、それまでは博多華丸・大吉で仕事してたけど、そこからはバラ売りが始まるんですよ」
ブラマヨ・小杉「それまでコンビネーションとか作ってきたのに」
博多大吉「『完全に潰されるな』って思いましたよ」
ブラマヨ・小杉「自分の事務所の所長に(笑)完全に潰されるなって(笑)」
博多大吉「97年くらいですけど…テレビ局の方と僕は打ち合わせが普通に出来るんですよ。ですけど、テレビ局の人は、所長さんと正常に打ち合わせができないんですよ。お互いに悪感情が入り乱れてるから」
ブラマヨ・小杉「えぇ」
博多大吉「僕は頻繁に、テレビ局の人と企画打ち合わせとかしてたんですよ。当時は、構成作家の方もいらっしゃらないので、自分でやってて」
ブラマヨ・小杉「えぇ」
博多大吉「それで、番組の中の企画で、『一年間くらい海外いきますか?』みたいな感じになって、『とりあえず、僕が行きますか?メインMCが行った方が派手でいいんじゃないですか?』って。それを番組内で発表したんですよ」
ブラマヨ・小杉「面白そう」
博多大吉「そのオンエアを見てた所長が、『寝耳に水』やと。報告が一切いってなかったから、史上最大の揉めっぷりをみせて、結果的に、人気を誇った番組、打ち切り」
ブラマヨ・小杉「えぇ!?」
博多大吉「アメリカに行くって言った僕は、『とにかく、一回、家におれ』と」
ブラマヨ・小杉「何その指示(笑)」
博多大吉「だから、僕、一年間、自宅待機してるんです。26歳の時」
ブラマヨ・吉田「一年ですか?」
博多大吉「結果的に、一年で」
ブラマヨ・小杉「『番組終わったから、アメリカ行きませんでした』って言って活動しても良いですもんね」
博多大吉「でも、『いい機会だから。博多華丸・大吉がずっとMCをやってたんで、若いやつに変えてみようか』と」
ブラマヨ・小杉「はい」
博多大吉「でもね、その1年が結果的にムダじゃなかったんですよ」
ブラマヨ・小杉「なんで?」
博多大吉「やること無いから、僕が漫才のネタを作りだすんです」
ブラマヨ・小杉「復帰の時にやろう、と」
博多大吉「というのも、それまでは僕の当時の考えでは、『漫才はボケが作るもの』だと。だってスベった時に損するのはボケだから、そこはツッコミが手を出してはいけないところだから、全て指示に従おう、と。それを上手にやれるように頑張るのがツッコミだと思ってたんです」
ブラマヨ・小杉「はい」
博多大吉「でも、『復帰できたときに漫才やるやろうから、ネタでも作ってみるか』っていうことで作りだしたんです」
ブラマヨ・吉田「暇つぶしくらいの感覚で?」
博多大吉「そうそう。その一年で、僕はずっとネタを作ってて、華丸さんはラジオDJやってたり、ピンのローカルタレントの仕事をしてたから、漫才師としての記憶を失ってるんです」
ブラマヨ・小杉「ふふ(笑)」
ブラマヨ・吉田「記憶が(笑)」
博多大吉「だから、復帰して最初のイベントの時に、(自分が作ったネタを)恥ずかしいから見せられないんですよ」
ブラマヨ・小杉「あぁ」
博多大吉「自信があるけど、華丸に『ネタどうする?作った?』って訊いたら、ホントあっけらかんと『作り方が分からんもんね』って(笑)」
ブラマヨ・小杉「清々しいなぁ(笑)」
博多大吉「『それやったら、書いてきたけど』って、見せたんです」
ブラマヨ・小杉「その時は、どんな感じでした?」
博多大吉「それがね、傑作たい」
ブラマヨ・小杉「はっはっはっ(笑)」
博多大吉「NHKのオンエアバトルに呼ばれるようになるんですけど、そこで、1年自宅待機してたときに作ってたネタで、合格するんです」
ブラマヨ・小杉「はい」
博多大吉「結構、負けなしなんです」
ブラマヨ・小杉「そんなイメージでしたよ、見てたとき」
【関連記事】
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博多華丸・大吉が語る「博多芸人の創世記」
博多大吉「芸人になったきっかけ」
年齢学序説 博多大吉
福岡吉本2代目所長に「潰される」
博多大吉「初代の福岡吉本の所長が辞めた後に、とんでもない所長がきたんですよ」
ブラマヨ・小杉「まだいるんですか(笑)とんでもない所長が(笑)」
博多大吉「…この話ね、テレビではやるなって言われてたんですけど、その2代目の所長が退職されたので、こんな機会もないんで、洗いざらい喋りますよ。地獄を」
ブラマヨ・小杉「ありがとうございます(笑)」
博多大吉「大まかな話で言うと、初代の所長は『芸人としてお前たち頑張れ』と」
ブラマヨ・小杉「はい」
博多大吉「『漫才やるなら、漫才をしっかりやれ。絶対に漫才で頑張れ』って所長だったんですよ。次の所長が、『漫才なんていりまへんで』って所長なんです」
ブラマヨ・吉田「なんでよ」
博多大吉「『博多弁の漫才なんか、えぇですわ。あんたら、タレントでっしゃろ?』と」
ブラマヨ・小杉「『どこにニーズがありまんの?』みたいな」
博多大吉「そうそう。だから所長さんがきて、それまでは博多華丸・大吉で仕事してたけど、そこからはバラ売りが始まるんですよ」
ブラマヨ・小杉「それまでコンビネーションとか作ってきたのに」
博多大吉「『完全に潰されるな』って思いましたよ」
ブラマヨ・小杉「自分の事務所の所長に(笑)完全に潰されるなって(笑)」
博多大吉「1年間の自宅待機を命じられた」
博多大吉「97年くらいですけど…テレビ局の方と僕は打ち合わせが普通に出来るんですよ。ですけど、テレビ局の人は、所長さんと正常に打ち合わせができないんですよ。お互いに悪感情が入り乱れてるから」
ブラマヨ・小杉「えぇ」
博多大吉「僕は頻繁に、テレビ局の人と企画打ち合わせとかしてたんですよ。当時は、構成作家の方もいらっしゃらないので、自分でやってて」
ブラマヨ・小杉「えぇ」
博多大吉「それで、番組の中の企画で、『一年間くらい海外いきますか?』みたいな感じになって、『とりあえず、僕が行きますか?メインMCが行った方が派手でいいんじゃないですか?』って。それを番組内で発表したんですよ」
ブラマヨ・小杉「面白そう」
博多大吉「そのオンエアを見てた所長が、『寝耳に水』やと。報告が一切いってなかったから、史上最大の揉めっぷりをみせて、結果的に、人気を誇った番組、打ち切り」
ブラマヨ・小杉「えぇ!?」
博多大吉「アメリカに行くって言った僕は、『とにかく、一回、家におれ』と」
ブラマヨ・小杉「何その指示(笑)」
博多大吉「だから、僕、一年間、自宅待機してるんです。26歳の時」
ブラマヨ・吉田「一年ですか?」
博多大吉「結果的に、一年で」
ブラマヨ・小杉「『番組終わったから、アメリカ行きませんでした』って言って活動しても良いですもんね」
博多大吉「でも、『いい機会だから。博多華丸・大吉がずっとMCをやってたんで、若いやつに変えてみようか』と」
ブラマヨ・小杉「はい」
一年の自宅待機中にネタ作り
博多大吉「でもね、その1年が結果的にムダじゃなかったんですよ」
ブラマヨ・小杉「なんで?」
博多大吉「やること無いから、僕が漫才のネタを作りだすんです」
ブラマヨ・小杉「復帰の時にやろう、と」
博多大吉「というのも、それまでは僕の当時の考えでは、『漫才はボケが作るもの』だと。だってスベった時に損するのはボケだから、そこはツッコミが手を出してはいけないところだから、全て指示に従おう、と。それを上手にやれるように頑張るのがツッコミだと思ってたんです」
ブラマヨ・小杉「はい」
博多大吉「でも、『復帰できたときに漫才やるやろうから、ネタでも作ってみるか』っていうことで作りだしたんです」
ブラマヨ・吉田「暇つぶしくらいの感覚で?」
博多大吉「そうそう。その一年で、僕はずっとネタを作ってて、華丸さんはラジオDJやってたり、ピンのローカルタレントの仕事をしてたから、漫才師としての記憶を失ってるんです」
ブラマヨ・小杉「ふふ(笑)」
ブラマヨ・吉田「記憶が(笑)」
博多大吉「だから、復帰して最初のイベントの時に、(自分が作ったネタを)恥ずかしいから見せられないんですよ」
ブラマヨ・小杉「あぁ」
博多大吉「自信があるけど、華丸に『ネタどうする?作った?』って訊いたら、ホントあっけらかんと『作り方が分からんもんね』って(笑)」
ブラマヨ・小杉「清々しいなぁ(笑)」
博多大吉「『それやったら、書いてきたけど』って、見せたんです」
ブラマヨ・小杉「その時は、どんな感じでした?」
博多大吉「それがね、傑作たい」
ブラマヨ・小杉「はっはっはっ(笑)」
博多大吉「NHKのオンエアバトルに呼ばれるようになるんですけど、そこで、1年自宅待機してたときに作ってたネタで、合格するんです」
ブラマヨ・小杉「はい」
博多大吉「結構、負けなしなんです」
ブラマヨ・小杉「そんなイメージでしたよ、見てたとき」
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