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伊集院光、カラオケ機器を自ら複数台フル稼働させ楽曲使用料を不正入手したことに対する裁判でJASRACが介入したことに疑問
2012.12.26 (Wed)
2012年12月24日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、カラオケ機器を自ら複数台フル稼働させ楽曲使用料を不正入手したことに対する裁判で、カラオケ通信会社ではなくJASRACが介入したことに疑問を呈していた。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1
伊集院光:最近のニュースで、「意味分かんないなぁ」って思ったことがあって。自分で作詞作曲した曲を、有料で配信してくれるサービスがあるんだそうなんだけどね。「僕の曲もカラオケのラインナップに登録料を払うから流してください」ってことができるそうなんだ。
そのニュースではね、自作自演でカラオケの機械をいっぱい契約して、自宅とか友人宅に置いて、フル回転でその曲をリクエストしたんだって。そうすると、カラオケの楽曲使用料がJASRACから入ってくるんだけど、それが1,700万円くらい振り込まれたんだって。
それで、誰が悪いとかではなく、よく分からないんだけど…新聞に出てるのは、それをJASRACが「不正に払った著作権使用料だから返却しろ」って裁判を起こして、全額返させたって記事なワケ。それも意味がわからないのは、どう考えてもおかしなのは分かるんだ。その振り込ませた当事者が悪いのは分かるの。そいつが、「本来の使い方と違う形で、著作権使用料をせしめて返却しろ」って感じは、誰が悪いって言われたら、そいつが悪いなって感じはするんだ。そこに関してはずらしたくないんだ。そこに関しては何の文句もない。そいつが悪い。
文章を読むと、そいつは一つの部屋に何台もそのカラオケ端末を置いて、一日17時間その歌を歌い続けてる、くらいのリクエストを入れてダウンロードしてて。さらにはスピーカーにも繋げていない、みたいなことが凄く丁寧に書かれてるんだ。
結局のところJASRACが勝訴して1,700万円全額返金になったって判決の記事が多くて。でも、よくよく読んでみると、訴えられた奴が裁判に来なかったんだって。ということは、全面的に訴えられた側の言い分を飲むんですねってことになって、結審されたんだって。
そもそも論で分からないのは、カラオケの通信会社が「契約と異なった使用法を行なってますから、返金しなさい。もしくは、罰金を支払いなさい」っていうなら分かるんだけどね。だけど、この場合JASRACはなんで怒ってるんだろうか。
たとえばね、買ったけど聞かなかった曲ってあるよね。買ったけど聞かなかった曲に関しては、金を払わなくて良いよね。あと、元々のシステムが分からないのは、これが単純な物だとするじゃないですか。自分の書いた本を自作自演みたいな買い方をした場合、絶対に儲からないはずじゃん。契約の方法とかも細かいことを何にも情報なくニュースが出てくるからね。
たとえば、俺が本をいっぱい刷るじゃん。その本をいっぱい購入した場合、俺には印税がいっぱい入るけど、印税よりたくさん代金を支払ってるわけじゃん。だけど、ダウンロードして通信会社に金を払ってないっていうんなら、カラオケ通信会社が配信を止めるなり、逆にカラオケ通信会社がその料金を支払えってことになるでしょ。でも、回りまわってJASRACが支払ったものを返金しろって言う意味が書いてないの。だから、そいつがどういう風にやってるのかも分からないんだ。
包括契約みたいなのがあるとして、1曲いくらって契約じゃなくて、1ヶ月間でこれくらいってことで、通信された量で割前を割ってる、みたいなことがあるんならあるで、そういう風に書いてくれなければ分からないよ。
あと、返せっていった1,700万円は誰が貰うべきなのか分からなくない?だって、JASRACが貰うのはちょっと変っちゃぁ変でしょ?よく分かんなくない?ことさら新聞の記事に書いてあることは、「その端末はスピーカーも繋いでないようなものもあったんです」みたいなことをある程度、だまし取った側の非として書いてあるんだけどね、「聴こうが聴くまいが関係なくない?」って思わない?
カラオケとして提供するって契約があったにも関わらずカラオケをしてないってことは、それなりにそこに書いてあればそうなのかなって思うけど、そこはJASRACとの契約なの?たとえば、カラオケを歌ってて、「ちょっと大事な話聞いて。俺の右乳首を見て。血が出てるでしょ?ね?そこのダイアルだと思ってるヤツ、お前らが夢中で歌ってる間に切り取った乳首だから」って言うと、その時にボリューム下げるでしょ?(笑)
そこから説教ですよ。「お前らが楽しそうに歌ってる時、ちょっと刃物を乳首当てて、あは~んみたいな顔をしてるのに、お前らは何だ?」みたいな(笑)「それなのにお前らは悪乗りして、WON'T BE LONGを8回連続で入れて…」なんって言ってる間にも、WON'T BE LONGはダウンロードされてるじゃん。その間に、コーンにはWON'T BE LONG料は入ってるでしょ?
JASRACって会社は、俺たちが購入したりダウンロードしたりした曲をどう楽しむかってところまでは、チェックしてるって聞いたことないじゃん。
提訴された側が、裁判に出なかったから満額返却するってことになっちゃう、全面敗訴になっちゃうから、理由が分からない。「お前、違反してるから1,700万円払え」って言われたら、それだけになっちゃう。でも、本来は、そいつが弁護士をつけて裁判した場合には、そこら辺が明らかになったのかな。…なんだか分からないけど、「そんなことをしても、JASRACは許さないぞ」って空気だけが流れることになったら、ルールが全然分からない。
最近、WiiU買ったら、WiiUの中にカラオケを歌えるソフトが入ってるワケ。今まではラジオ的な番組の練習を若手とかとするために、スタジオを作ろうかって話が出てて頓挫してたんだけど、カミさんがそのカラオケ入ってるってことを知ってから、カミさんが大賛成になり始めたんだ(笑)どんだけ贅沢なWiiUの使い方なんだって話だよね(笑)
だけどさ、あれも月の使用料いくら、みたいになってるんだよね。それで何がリクエストされたかってことでカウントされると思うんだ。あれをBGM代わりにかけてたけど、玄関で誰か来たから鳴りっぱなしになってる、みたいな状況あるでしょ?
ただ、伊集院さんね、田中みな実並にこの話、得がないよ(笑)(伊集院光「田中みな実の性格の悪さを暴露した青木裕子」)だって笑いの量まで少ないし、立ち入ってるところがかなり強いじゃん。だから俺は、田中みな実先生にも負けないよ(笑)
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そのニュースではね、自作自演でカラオケの機械をいっぱい契約して、自宅とか友人宅に置いて、フル回転でその曲をリクエストしたんだって。そうすると、カラオケの楽曲使用料がJASRACから入ってくるんだけど、それが1,700万円くらい振り込まれたんだって。
それで、誰が悪いとかではなく、よく分からないんだけど…新聞に出てるのは、それをJASRACが「不正に払った著作権使用料だから返却しろ」って裁判を起こして、全額返させたって記事なワケ。それも意味がわからないのは、どう考えてもおかしなのは分かるんだ。その振り込ませた当事者が悪いのは分かるの。そいつが、「本来の使い方と違う形で、著作権使用料をせしめて返却しろ」って感じは、誰が悪いって言われたら、そいつが悪いなって感じはするんだ。そこに関してはずらしたくないんだ。そこに関しては何の文句もない。そいつが悪い。
文章を読むと、そいつは一つの部屋に何台もそのカラオケ端末を置いて、一日17時間その歌を歌い続けてる、くらいのリクエストを入れてダウンロードしてて。さらにはスピーカーにも繋げていない、みたいなことが凄く丁寧に書かれてるんだ。
結局のところJASRACが勝訴して1,700万円全額返金になったって判決の記事が多くて。でも、よくよく読んでみると、訴えられた奴が裁判に来なかったんだって。ということは、全面的に訴えられた側の言い分を飲むんですねってことになって、結審されたんだって。
そもそも論で分からないのは、カラオケの通信会社が「契約と異なった使用法を行なってますから、返金しなさい。もしくは、罰金を支払いなさい」っていうなら分かるんだけどね。だけど、この場合JASRACはなんで怒ってるんだろうか。
たとえばね、買ったけど聞かなかった曲ってあるよね。買ったけど聞かなかった曲に関しては、金を払わなくて良いよね。あと、元々のシステムが分からないのは、これが単純な物だとするじゃないですか。自分の書いた本を自作自演みたいな買い方をした場合、絶対に儲からないはずじゃん。契約の方法とかも細かいことを何にも情報なくニュースが出てくるからね。
たとえば、俺が本をいっぱい刷るじゃん。その本をいっぱい購入した場合、俺には印税がいっぱい入るけど、印税よりたくさん代金を支払ってるわけじゃん。だけど、ダウンロードして通信会社に金を払ってないっていうんなら、カラオケ通信会社が配信を止めるなり、逆にカラオケ通信会社がその料金を支払えってことになるでしょ。でも、回りまわってJASRACが支払ったものを返金しろって言う意味が書いてないの。だから、そいつがどういう風にやってるのかも分からないんだ。
包括契約みたいなのがあるとして、1曲いくらって契約じゃなくて、1ヶ月間でこれくらいってことで、通信された量で割前を割ってる、みたいなことがあるんならあるで、そういう風に書いてくれなければ分からないよ。
あと、返せっていった1,700万円は誰が貰うべきなのか分からなくない?だって、JASRACが貰うのはちょっと変っちゃぁ変でしょ?よく分かんなくない?ことさら新聞の記事に書いてあることは、「その端末はスピーカーも繋いでないようなものもあったんです」みたいなことをある程度、だまし取った側の非として書いてあるんだけどね、「聴こうが聴くまいが関係なくない?」って思わない?
カラオケとして提供するって契約があったにも関わらずカラオケをしてないってことは、それなりにそこに書いてあればそうなのかなって思うけど、そこはJASRACとの契約なの?たとえば、カラオケを歌ってて、「ちょっと大事な話聞いて。俺の右乳首を見て。血が出てるでしょ?ね?そこのダイアルだと思ってるヤツ、お前らが夢中で歌ってる間に切り取った乳首だから」って言うと、その時にボリューム下げるでしょ?(笑)
そこから説教ですよ。「お前らが楽しそうに歌ってる時、ちょっと刃物を乳首当てて、あは~んみたいな顔をしてるのに、お前らは何だ?」みたいな(笑)「それなのにお前らは悪乗りして、WON'T BE LONGを8回連続で入れて…」なんって言ってる間にも、WON'T BE LONGはダウンロードされてるじゃん。その間に、コーンにはWON'T BE LONG料は入ってるでしょ?
JASRACって会社は、俺たちが購入したりダウンロードしたりした曲をどう楽しむかってところまでは、チェックしてるって聞いたことないじゃん。
提訴された側が、裁判に出なかったから満額返却するってことになっちゃう、全面敗訴になっちゃうから、理由が分からない。「お前、違反してるから1,700万円払え」って言われたら、それだけになっちゃう。でも、本来は、そいつが弁護士をつけて裁判した場合には、そこら辺が明らかになったのかな。…なんだか分からないけど、「そんなことをしても、JASRACは許さないぞ」って空気だけが流れることになったら、ルールが全然分からない。
最近、WiiU買ったら、WiiUの中にカラオケを歌えるソフトが入ってるワケ。今まではラジオ的な番組の練習を若手とかとするために、スタジオを作ろうかって話が出てて頓挫してたんだけど、カミさんがそのカラオケ入ってるってことを知ってから、カミさんが大賛成になり始めたんだ(笑)どんだけ贅沢なWiiUの使い方なんだって話だよね(笑)
だけどさ、あれも月の使用料いくら、みたいになってるんだよね。それで何がリクエストされたかってことでカウントされると思うんだ。あれをBGM代わりにかけてたけど、玄関で誰か来たから鳴りっぱなしになってる、みたいな状況あるでしょ?
ただ、伊集院さんね、田中みな実並にこの話、得がないよ(笑)(伊集院光「田中みな実の性格の悪さを暴露した青木裕子」)だって笑いの量まで少ないし、立ち入ってるところがかなり強いじゃん。だから俺は、田中みな実先生にも負けないよ(笑)
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