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伊集院光「現在の相撲界の騒動を語る」

2010.07.06 (Tue)
2010年07月05日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、現在の相撲界を揺るがす問題について語られていた。

「名古屋場所、お相撲が大変なことになって、琴光喜が廃業とかになっちゃうじゃない。俺からしてみれば、あまりにもペナルティが重いなって思って。どうだろうか、その罪に応じて片金をはみ出したままとか、フリルとかウ○コべったりついているとか、恥ずかしいままお相撲をとる、みたいな刑はどうだろうか」

「俺、思ったけど、今のようにお相撲さんを辞めさせたりとか、このまま有耶無耶なまま『この人は謹慎、この人は厳重注意』とかやるじゃないですか。それって、スゴイ危険なことだと思うんですよね。もともと、スゴイ調べたワケでもなくて、『正直にやった人は言いなさい。黙っているから』みたいな感じで始まったのだけれど、それを明らかにしちゃったワケじゃないですか」

「『給食費を盗った者、手を挙げなさい…すぐにみんな目を開けて』みたいな感じで処罰が始まったじゃないですか。そうなると、悪知恵を働かせて言わなかったヤツも絶対にいるだろうしね。キチンと調べるわけじゃないし、自己申告だから。言わなかったヤツら、今後、絶対にユスられると思うんだよね」

「バレた途端に追加処分だし、こんなよく分からないまま曖昧な処分のまま名古屋場所に駆け込んじゃっているから、そいつがたとえば『アンタがやったってこと、公表されてないですね。バラしますよ』って脅されることはあるかも知れないですよね。それで、さらにその問題が明らかになったとき、協会もそいつの処分をどうしたらいいか分からないですよね。だって、もう一度その問題で揉めることになるから」と話していた。

さらに、伊集院光は以下のように語っていた。

「処分が甘かったってことで、もう一度批判の対象になりますからね。だから、『明後日までにやったヤツは申告しろ。そして、一緒にやったヤツも言え』って形にして、さらに他人からは名前が挙がっているけど、自分から申告していない人間を責めるしかないですよね」

「全員、やったヤツは処罰して、さらに次にやったらダメだぞってことにしないとね。このままダンマリを決め込んで、ペナルティなしで残れたヤツも、今後は脅される可能性はあるからね。しかも、それは金で解決できるようなことではなくて、八百長相撲を持ちかけられる可能性もありますからね。そんなことになれば、まったく目も当てられないようなことになると思いますよ」

「絶対に脅されちゃいますって。自己申告していないで、セーフになった力士は、問題が収束した頃に脅されることになっちゃうって。一番良い頃合いで、やっと問題が収束した頃で、そんな時になって相談するじゃないですか。そうなると、親方も協会の人間も、もはやどうしたらいいのか分からなくなってますよね」と語っていた。

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