笑いの飛距離

元・お笑い芸人のちょっとヒヒ話

松本人志の娘にいきなりキレられた出川哲朗

出川哲朗とイモトアヤコが「ダウンタウンDX」にゲスト出演しました。

この2人の共通点は「世界の果てまでイッテQ!」のレギュラーであること。予告でも「イッテQ!」の映像を見ているダウンタウンの姿がありました。ってことは、もしかしてウッチャンの話題が出るかも?とワクワクしながら見たのですが、結局出ませんでしたね。うーん、残念。

しかし、それでも出川さんと松ちゃんのやり取りは見所満載でしたので、今回はこちらを紹介させて下さい。

イモトアヤコは女版・出川哲朗を目指している

2012年4月26日放送「ダウンタウンDX」(日本テレビ)

司会はダウンタウン(浜田雅功・松本人志)。
ゲストは出川哲朗、イモトアヤコ、他。

最初のコーナーで、2人は「世界の果てまでイッテQ!」で一番怖かったロケを紹介します。

イモトさんが選んだのは、飛んでる飛行機の羽に立つ「ウィングウォーキング」。操縦席から羽によじ登っていくイモトさんを見て、「絶対イヤや!」を連呼する松ちゃん。ちなみに出川さんのは、あの伝説の「ペットボトルロケット」でした。

そのVTRを見た後のトークで、

浜田「2人でロケ行ったこともあるの?」
イモト「ありますあります、私、本当にあの~すごく尊敬していて、女版・出川哲朗になりたいと思ったぐらいで」
浜田「なるほど」
イモト「本当に一緒にロケに行く、つって、すごい楽しみで、アマゾンにアナコンダっていうでっかいヘビを捕まえに行くロケで」
浜田「うん」
イモト「で、実際、本当にストイックな方で」
(嬉しそうな表情の出川)
イモト「絡み方とか……」
松本「めっちゃ喜んでるやん」
(照れる出川)
松本「ストイックって言われた後、めっちゃ喜んだよ」
(スタジオ笑)
出川「(顔を手で覆って照れながら)いや、恥ずかしいんですよ」
浜田「あはははっ!」
出川「(はにかみながら)褒められることがないので、はい……」
松本「あっ、でも哲ちゃん、ストイックなトコあるもんね!」
(スタジオ爆笑)
出川「(さらに照れて)いや、いやいや……あんまり褒められると、芸風が」

照れまくる出川さんを見て、手を叩いて大喜びの浜ちゃん。

出川哲朗はストイック

浜田「あ、でも考えるんや、こういう風に(ヘビに)絡まれたら絵的にイイとか」
イモト「しかも、自分がやったV(ビデオ)をまたすぐチェックするんですよ」
浜田「なるほど」
イモト「『ちょっと違うな……』みたいな、で、もう1回やるぐらい、本当にすごいなと思ってたんですけど」
浜田「うんうん」
イモト「ロケが終わって、本当にアマゾンの奥地ですよ、何もないような、船に戻ってきて飲み物飲んでたときですよ、いっきなりブチ切れだして」
浜田「おおっ」
イモト「なぜだろう?と思ったら、『なんで俺の命の水のコーラがねえんだよ!』って」
出川「(そのときのことを思い出した様子で)あ~」
イモト「ちっちゃ~、と思って」
(スタジオ笑)
出川「(イモトに向かって)いやいや、ちっちゃいじゃねえんだよ!」
浜田「コーラは大事なのね?」
出川「そう!コーラがないと」
浜田「ははははっ」
出川「コーラは世界中のどこにでもありますから!(ドヤッ)」
(スタジオ笑)
松本「それはちょっとちっちゃいと思う、でもストイックやもんね、哲ちゃんって」
(スタジオ爆笑、再び照れる出川)

ダウンタウンの前ではキャラを保つことが出来ない出川さん。^^;

この後は特に見せ場もなく、番組は最後のコーナー「発覚!スターのクセ」へ。そして、このコーナーの最後に、出川さんが松ちゃん家族と遭遇したときの話が紹介されます。

イッテQ! エブリデイ出川語録 ([実用品])

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グアムで松本人志の家族と遭遇した出川哲朗

浜田「いよいよ1位は、哲ちゃん」
出川「はい」
(手元にあるカードを読み始める浜田)
浜田「お正月にグアムで偶然松本さん家族とお会いした」
松本「あっ!飛行機ね」
出川「そうです」
浜田「娘さんとは初めてだったので、『可愛いねえ』と頭を撫でてあげようとしたら、その瞬間、娘さんにパーン!と勢いよく手を払われた」
(スタジオ笑)
松本「あはははっ!」
出川「ビックリですよ!マジで!本当に」
松本「(照れながら)いやいや……」

家族の話になって恥ずかしそうにしている松ちゃん。

出川「これマジで、みなさんに聞いてもらいたいんですけど、あの、グアムの行きの飛行機だったんですよ」
浜田「はいはい」
出川「で、僕気付かなくて、出るときにちょうど松本さんが『あっ、哲ちゃん』とかなんとか言って」
浜田「はいはいはい」
出川「『あっ、松本さん、おはようございます』って言って、そったら奥さんもいらっしゃって、奥さんチョーキレイで」
浜田「ほお」
出川「あ~キレイだなと思って、『どうも、はじめまして』って言ってたら、お嬢さんもいて、もうすごい可愛かったから頭ナデナデしようと思って、(頭を撫でようと手を伸ばて)『どうもはじめまちて~』つったら、パーン!(手を叩かれる動作)」
(スタジオ笑)
出川「キーッ!って、ニラまれて」
(スタジオ笑)
松本「(笑いながら)いやいやいや」
出川「マジでビックリですよ!なぜ、ワイ?(出川語でWHY?の意)」
(スタジオ爆笑)

出た!

出川「そんで、俺が叩かれたら~」
浜田「おお」
出川「あの、奥さんが『出川さん、ホントごめんなさい!ごめんなさい!』って謝って、『この子ちょっと人見知りだから、そういうことやっちゃうんです、ごめんなさい』とかって、すごい謝ってくれて」
浜田「うん」
出川「あ、ヤバイヤバイ、松本さん、お嬢さんにキレちゃうんじゃないかな?と思って、俺が松本さんをこうやって(恐る恐る振り返りながら)ゆっくり見たら、松本さんニヤニヤ笑ってんだよ!」
(スタジオ爆笑)
松本「(手を振りながら)ちゃうちゃうちゃう!」
出川「浜田さん!」
松本「違うわ!」
出川「親として絶対怒んなきゃダメでしょ!?」
浜田「そりゃそうや!」
出川「ウワサ通りの親バカですよ!」
(スタジオ笑)
松本「見てなかったの!」
出川「いやいやいや!」
松本「その瞬間、俺は見てなかった!」
出川「絶対ウソだ!」
松本「いやでも、そのパーン!やられたときの哲ちゃん、ストイックやったな~」
(スタジオ爆笑)
浜田「あはははっ!」

この返しを見て、やっぱダウンタウンの松本人志ってスゴイ!と唸っちゃいました。

松ちゃんは照れ屋なので、家族の話を積極的にしません。だから、今回の出川さんの話は非常に貴重でしたね。出川さんはこれからも空気を読まずに、どんどん話していって欲しいです。ウッチャンやさまぁ~ず大竹さんに対しても。^^;

あと細かいことですが、出川さんのことを「哲ちゃん」と呼ぶダウンタウンが、なんか良かったです。