僕がFacebookから卒業したたった2つの理由
米の国と呼ばれて久しいアメリカではとんでもなく流行ったみたいです。
その後日本にもやってきて、もう猫も杓子もFacebookだっつって、大変でしたね。
うちの実家で飼ってる猫がFacebookやってると聞いたときには、さすがにびっくりしましたけどね。
あれ、コイツ見たことあるぞ
「友達かも...」の欄に、どっかで見たことあるなーっていう猫が表示されてて、よくよく見たら飼い猫のシロだったんですよ。うちのシロの特徴と言えば、真っ黒な身体なんですけどね、そりゃー驚きますよ。シロの真っ黒な顔が画面に表示されてるんですからね。仕事で関東に住んでいたときに餌付けした野良猫が友達だったんで、多分その辺りから推測されて「友達かも...」にリストアップされたんじゃないかと踏んでるんですが。
さすがに学歴から引っ張ってきたということはないと思うんです。彼が実家に流れてやってきた時「ワテ中卒やし、学はないけどな、ネズミとスズメ捕まえさせたら右に出るもんはおらんし、悪いようにはせんから住ませてくれんかな?」とか言って実家に住み着いたので。学歴詐称なのかもしれないものの、猫の過去を必要以上に探るのも悪いかなーと。やっぱりそういう距離感?大切にしたいですよね。彼はあくまで居候で、ていうか猫と人で種族がそもそも違うし、お互いそこまで親しくないんで、個人的な部分に踏み込みたくないじゃないですか?思わぬところで猫の尾を踏む、じゃなかった虎の尾を踏むみたいな、なんか気まずい思いしたくないなーと。踏んだら絶対「シャーっ」って言いますからね、猫ってやつは。爪ジャギーンって出しますから、あの一族は。
そうやって猫と適度な距離感を保ちながらもFacebookしてたんですけど、いろいろと思うところがあってやめることにしたんです。猫のくだりもなんていうか話が膨らまないんで、やめることにしたんです。Facebookと一緒にやめることにしたんです。
なんていうのかなー、一言でいうと「Facebookもういいね」と。
「いいね」じゃなくて「もういいね」と。
わかりにくいので2回繰り返してます。
恥部を晒すようで非常に興奮しますが、敢えて書きます。
Facebookやめたんだってよ、の理由。
理由その1:会社の上司が「友達かも...」に表示されたから。
はい、ありがちな理由。どうもありがとうございました。
お前はどっから出てきたんだよ、と。お断りだよ、と。銭湯行ったら書いてあるだろう?「入れ墨お断り」って。Facebookも「上司お断り」にすべき!!
要するにパーソナルスペースではなくなり、社会の窓全開になっているソーシャルスペースと化してしまったので、存在意義が失われました。
はい、消えたー!!キンキン元気かな?
理由その2:リア充ぽい雰囲気に疲れた
はい、ありがちな理由その2。お疲れ様です。
「今日は○○でランチ」へー、そうなの?
「今××と○○してまーす」伏せ字ばっかりだね。卑猥だね。
絶対に「さっき電車でう○こ漏らしました!!」→100いいね!とかならないからね!!ホントだよ。ていうか、そんなこと書いたら上述の上司に呼ばれちゃうからね。「お前、ほんとに漏らしたのか?パンツどこで変えたんだ?」とか言って。セクハラで訴えてやる!
もう見るだけでもお腹いっぱい。ていうか、吐き気がする。こいつらとは相容れないかもしれない...。もしくは僕は社会不適合者なのかもしれない...。と考えるだに疲れる。
パトラッシュもびっくりの疲れ具合。
これ以上精神を蝕まれたくないので、健康増進のためにもFacebookやめることにしたのだった。