ナチュラム修理ブログ:マナスル

【マナスル】点火カップの辺りから火が漏れる

点火カップ(予熱皿)の上下から燃料や、炎が漏れてくる！
怖くて使えません！！！

ジョイントパッキンが磨滅しているか、折損している事が考えられます。ジョイントパッキンの交換をしましょう。

何度も使用するうちに、ジョイントパッキンが磨耗してしまいます。
交換にかかる標準作業時間は、取り外し、取り付け10分程度です。

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ジョイントパッキンを交換する

17mmサイズのレンチを2つご用意下さい

①バーナーセットから点火カップを取り外します。
点火カップの下の六角ナットをレンチで固定し、カップの上の黒い六角ナットを回して外します。

②写真のように、ジョイントパッキンが割れてしまっていた場合は交換します。
ジョイントパッキンは、上下にありますので、念のため両方交換しておきましょう。

: 古いジョイントパッキンは、手で触ると直ぐに割れるぐらい脆くなっています。

③新しいジョイントパッキンを入れます。
平らな面と、少しカーブがかった面がありますので、平らな面が点火カップに当たるようにしてください。

MANASLU(マナスル)パーツセット

④ジョイントパッキンを入れたら、軽く手で締め込みます。

⑤締め終わったら、レンチで増し締めをします。
カップの上の黒い六角ナットをレンチで固定し、点火カップの下の六角ナットを回します。
※取り外した時と逆になります。

締めすぎるとジョイントパッキンが割れる為、少し抵抗を感じるくらいで止めましょう。
燃焼テストをしてみて、燃料や炎が漏れる場合は少しだけ増し締めしてください。

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Posted by naturum-cs at 11:29 │マナスル

【マナスル】バーナーセットとタンク接合部からの燃料漏れ

バーナーセットとタンクの付け根のあたりから燃料が漏れたり、火が出たりする！
どうしよう、怖くて使えません！！！

バーナーパッキンが使用しているうちに磨滅してしまったか、取付け不具合が原因です。
バーナーパッキンを交換しましょう。

バーナーパッキンを交換し、きっちり締めることが大切です。
標準作業時間は取り外しに15分、取付けに15分ほどです。

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バーナーパッキンを交換する

千枚通し、モンキーレンチをご用意下さい。

: ※専用レンチもございますが締込が甘くなる事がございますので、モンキーレンチをお勧めいたします。

トーチバーナーがあると便利です。

トーチバーナー

①バーナーセットを取り外し、パッキンの状態を確認します。

②千枚通しを使い、バーナーヘッド内部のパッキンを削り取ります。
トーチバーナーがある場合は、内部のパッキンを溶かして取ります。

: 綺麗に取れるとこのような状態になります

③新しいパッキンを入れます。
ツヤがない方が、内側に来るように入れます。
※ツヤがある方が外側から見えるようにします。

MANASLU(マナスル)パーツセット

④バーナーヘッドを取り付け、レンチで締めこみます。
金属パッキンが潰れる感覚がありますので、そのままグッと締めこんで下さい。

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Posted by naturum-cs at 11:29 │マナスル

【マナスル】点火後しばらくすると火が消える

点火した後、暫くは燃焼するのですが、徐々に消えてしまいます。
故障なのでしょうか…

圧力調整ネジが緩んでいるか、注油口ゴムパッキンが硬化している為、圧力が抜けてしまっている事が考えられます
まずは増し締めをしてみて、解決しないようであれば、ゴムパッキンを交換しましょう。

圧力調整ネジの増し締めでも解決しない場合は、内部のゴムパッキンの劣化が考えられます。
ゴムパッキン交換の標準作業時間は、取り外し、取り付け15分程度です。

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圧力調整ネジを増し締めする

ペンチをご用意下さい。

①圧力調整ネジをペンチで軽く締めこみます。

: ※強く締めすぎるとネジが潰れます

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注油口ゴムパッキンを交換する

千枚通しをご用意下さい。

①注油口をとりはずし、パッキンの状態を確認します。

②中のパッキンの状態を確認します。
膨らんだり、内側がシワシワになっていた場合は交換します。
※表面が膨らんでいても、裏面が滑らかであれば、応急処置として裏面を使用することも可能です。

③新しいパッキンに取り替えます。
千枚通しを使って、パッキンを押し込んで下さい。

MANASLU(マナスル)パーツセット

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Posted by naturum-cs at 11:29 │マナスル

【マナスル】ニップルから炎が出にくい

予熱、加圧を十分に行ったのですが、ニップルから炎が出ないです。
燃焼しても、炎が安定しないで、偏った燃え方をします。
炎が弱かったり、煙が出たりします。

ニップルの噴出孔が、目詰まりしている事が原因です。
付属の掃除針を使って、噴出孔の目詰まり解消をしましょう！

灯油を使用する為、燃焼するとススが出てしまい、噴出口が詰まる事があります。
お掃除は簡単ですので、定期的に掃除して下さい。
標準作業時間は5分程度です。

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掃除張りで目詰まりを取る

付属の掃除針をご用意下さい。

①火力調整弁を開いて圧力を抜いてから、掃除針をニップルの穴に差し込みます。
圧力が高いままだと、穴に詰まった異物を排除した際に、急激に生ガスが噴出し、事故の元となります。

: 付属の掃除張りで、炎が出る部分の小さな穴を掃除します

: 横から見るとこんな感じです。

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Posted by naturum-cs at 11:29 │マナスル

【マナスル】チェックポイント

マナスルは灯油を使用するバーナーです。
その為、使用前にキッチリ予熱を行う事と、正しい燃料を使う事が重要になります。

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燃料が気化しない

予熱と加圧をしたのに、燃料が気化しないで、ニップルから噴出します。
これは故障なのでしょうか？

予熱が十分にされていない為に、燃料が気化していないものと思われます。２分ほど、しっかり予熱しましょう。

: 2分ぐらい余熱できるように、たっぷりと！

: 風防と、フレームリングをセットしてから、予熱剤に点火します

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炎が安定しないで赤い炎で燃える。

点火してみたけど、赤い炎で燃え上がっています。
ちゃんと灯油を入れたんだけどなぁ…

ずっと放置していた灯油や、水が混入した灯油を入れていませんか？灯油は、水が入った場合や、日光の当たる場所・高温多湿な場所で放置した場合、酸化し、タールが発生します。
変質した灯油を使用すると、タールが燃焼部にこびり付き、燃焼不良を起こしてしまいます。
燃料を抜取り、タンク内を新しい良質な灯油で洗浄してからお使い下さい。

使い方はこちらをご確認下さい

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Posted by naturum-cs at 11:29 │マナスル

【マナスル】空気圧がかからない

ポンピングが何かスカスカして、手ごたえがないです。
加圧が出来ている感じがしません…

ポンプ革パッキンが縮小しているか、経年劣化により破損している可能性があります。
パッキンを取り出して広げるか、新品交換をしましょう。

ポンプ内部の皮パッキンの状態を確認してみましょう。
標準作業時間は、取り外し、取り付け10分程度です。

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ポンプ革パッキンを取り出す

小さめのモンキーレンチと、ペンチ、大き目のドライバーをご用意下さい。

①ポンプノブを取り外します。
写真の部分を回すと外せるようになります。

②皮パッキンの内部の小さなナットをレンチで回して、ポンプノブを外します。
動かないように、ポンプノブの部分をペンチなどで固定するとやりやすくなります。

③皮パッキンの内部に大き目のネジがありますので、パッキンの外側のナットを、レンチで固定し、大きいドライバーで外します。
※小さいドライバーを使うと、穴の部分をなめてしまい、ネジが潰れますので、大きい物を使いましょう。

④ネジを皮パッキンから外します。
パッキンがグニュグニュと手応えの無い状態になっている場合は、交換します。
まだ使えそうであれば、リュブリカント等の油を塗り、パッキンを広げて下さい。
パッキン交換の場合も、油を塗り、馴染ませておいてください。
リュブリカントがない場合は、サラダ油、オリーブオイル、バター等でも代用可能です。
※CRC556 オイルは、パッキンには使用しないで下さい！故障の元となります。