ムック、気合十分&地元トーク炸裂の茨城凱旋公演

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最新アルバム「シャングリラ」を携え、現在全国ツアー「MUCC Tour 2013 "Shangri-La"」を開催中のムック。彼らが3月5日に地元茨城にある水戸VOICEにてライブを行った。

「MUCC Tour 2013 "Shangri-La"」水戸VOICE公演の様子。

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「MUCC Tour 2013 "Shangri-La"」水戸VOICE公演の様子。

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2月1日の東京・LIQUIDROOM ebisu公演から始まり、折り返し地点に入った「MUCC Tour 2013 "Shangri-La"」。バンドにとって凱旋公演となった昨日のライブは、メンバーも集まったファンも気合十分で、約2時間半におよんだライブはオープニングからラストまで狂騒状態となった。

逹瑯(Vo)は歌詞の意味を噛み締めるように情感豊かに歌い上げ、ミヤ(G)はエフェクターを駆使しながらさまざまな音色を作り出し、ときに激しいコーラスを聴かせ攻撃的な一面をあらわにする。また水戸VOICEは普段クラブイベントが行われている会場とあってか、特にYUKKE(B)とSATOち(Dr)のリズム隊の音が映えることに。ダンサブルなナンバーでは2人の作り出すグルーヴが会場全体を揺らし、鮮やかな照明やミラーボールとあいまって幻想的な空気が漂った。

なお今回のツアーは、曲の間を空けることなく、本編をタイトな構成で進めている彼ら。この日も「これが水戸です。楽しんでいってね」といった逹瑯の短めのMCを2回挟んだのみで、「シャングリラ」からの楽曲が次々とパフォーマンスされていった。

しかしアンコールになると、本編でのストイックな雰囲気は一瞬で崩れることに。開演時よりも大きな歓声に迎えられたメンバーは、まずは地元トークに花を咲かせる。約10年ぶりに水戸VOICEに立ったという逹瑯は「来るたびに思うんですけど、駅南の栄えっぷりにはびっくりする。あとリーダーの母校の頭良くなりっぷりに」としみじみ。YUKKEはつい最近母校が廃校になったことをはじめ、ライブ前日に実家に帰り、思い出の場所を巡ったことを明かす。SATOちやミヤもライブ前日のエピソードを披露し、ツアー合間につかの間の休息を楽しんだことを伺わせた。

ひとしきりMCでファンに近況を報告したあとは、再びエンジンをかけてクライマックスに向けてアッパーチューンを連投していった彼ら。逹瑯は最後に「今日はめっちゃ楽しかった。ありがとう!」と叫び、凱旋公演が充実したものであったことをアピールした。

なお「MUCC Tour 2013 "Shangri-La"」はこのあと新潟・新潟LOTS公演、石川・金沢EIGHT HALL公演を経て、3月30、31日の東京・NHKホール2DAYSをもってラストを迎える。

MUCC Tour 2013 "Shangri-La"

2013年3月7日(木)新潟県 新潟LOTS
2013年3月8日(金)石川県 金沢EIGHT HALL
2013年3月30日(土)東京都 NHKホール
2013年3月31日(日)東京都 NHKホール

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