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2006年4月 4日 (火)

舞-乙HiME 第25話「蒼天の乙女」
        第26話「Dream☆Wing~夢の在処~」

大変そうだなぁと感想アップを先送りにしているうちに、なんと4月も第二週に突入する勢いですね。
ではでは、気になるところは多々あるのですが、とりあえず感想行ってみましょうー。

まず、エアリーズ+ガルベローベ側VSアルタイ側、正面衝突!
しかしガルベローベ側が作戦を失敗したまま、今度はエアリーズ側がピンチに!そしてそこに現れるアリカ、マシロ、そして舞衣&ミコト!
いやー、舞衣ちゃん一行もついて来ていたんですね!てっきり2人だけだと思っていたので、喜びびっくり!って感じでした。
そんなわけで格好良くアリカ参上!学園長&シズルさんのピンチも救います。ってーか、巨大なビームbyアルタイをナツキからかばおうとするシズルさんに涙……というより唖然。アンタそんな……かばったからってナツキと共に逝くのがいいところですよ(でもこの人ならそれすら喜びそうなのが怖い)。ここでナツキのエレメントも初お目見えです。HiMEの時にはデュランが持っていたボートシルバーカートリッジを持っていました。
しかしそんな中、阻害波の影響でワルキューレ以外のオトメ(アルタイ派も)のマテリアライズが解かれてしまいます。マテリアライズが解けてしまったアリカが宙から落下してきますが、まきまきの力でローブの支配から逃れたチエさんがナイスキャッチ(?)!
そうか。ここで出てくるのか、まきまき。そしてチエさんの頼みもコレだったんですね。でも……別にワルキューレローブにまきまき模様があるわけではないし、むーちょっと消化不良?な感じ。
アルタイ側のオトメたちは裏切られてショック状態。そしてここでトモエちゃん暴走です。まずは立候補した(笑)アリカに狙いを定めますが、ここでミドリちゃん率いるアスワドが邪魔しにやってきます。レイトさん見事回復!ヨウコさんも登場です。
ここで、マスターとマイスターが接近すれば阻害波の影響を受けずにマテリアライズできることが発覚。アリカとマシロにみんなの願いが託されます。(ま、舞衣ちゃんはー!?)
ワルキューレの始祖、レナ・セイヤーズを倒しに行きます。途中でまたトモエちゃんが邪魔しに来ますが、ここはアリカがしっかりとローブを破壊。トモエちゃん落下。死んじゃったのかと心配しましたが、生きてました。生存発覚シーン、笑えるなぁ。
蒼天の青玉の真の力を手に入れるために課せられた試練……それは、アリカの実母である蒼天の青玉、レナを倒すことでした。アリカがレナに話しかけるシーン、何度観ても泣けますね……。しんみりしてしまうよー。
母親との裸の抱擁を経て(ここはあえてつっこみませんよ!サンライズだなぁと思わせるシーンです。)、ここで改めて、真・蒼天の青玉ローブに身を包むアリカ。髪も解いて、なんかちょっと大人っぽく、レナっぽくなった感じ。うん、これも悪くないな。
レナが本当の意味で逝ったことでワルキューレの力は消えて阻害波はなくなり、接続も完了して、マテリアライズできる状態に。ここに舞衣ちゃん&命再登場。今までスレイブをやっつけていたようです。完全に裏方だなぁ、今回。
そんな中、ニナちゃんにハルモニウム起動の命令が下されます。これ以上被害を出さぬよう、必死にハルモニウム竜巻と格闘するアリカ。
ここでミユさん活躍!アリカが真の力を手に入れ、共に歩むマスターを見つけたことで、アリッサちゃんの最後の遺言を果たします。それは、宿命の星の力を使って、全てのオトメを、その宿命の頚木から解き放つこと。これにより、オトメはマスターと命を共有する必要もなく、自分の力でマテリアライズできるようになりました。
ガルベローベ側のオトメや舞衣&命のほかに、アルタイ側のオトメたちも、自分の意思でマシロ側についてハルモニウムと格闘。「いきなり重労働ね」ってナオちゃんが格好いいです。ステキです。
そんな中に、コーラルオトメやパールオトメたちも加わります。
そこで、アリカたち一行は、その場を旧アルタイ側オトメ&パール・コーラルオトメに任せ、占領されているヴィントブルームの城へ。
しかしその途中で現れたスレイブたち。ここはハルカちゃんとシズルさんが担当。積年の決着をつけるようです。どっちがたくさん倒すかって……なんか余裕ですね。(当然か)舞-HiMEの時の繋がりがこんな風に変化しているのも、私にとっては楽しみの一つですね。
城内にたどり着いたものの、うごめくスレイブに躊躇していると、ここにマリアさん参上!(いつのまにー!)超若返ってます。マテリアライズすると、今までの中で自分が最大に力を発揮できる年齢にまで遡れるのかな?
そんな中、カルデアからも戦車(?)がやってきます。もちろん王様役はカズくん!なんか頼りなさげ。それに比べてアカネちゃんはたくましいですね!マーヤお姉さまと一緒にスレイブをキックで倒します。ナオちゃんに「まだあんたオトメなの?」と言われてブー垂れますが。っていうか猫耳ローブってどうなんだろう……(シホちゃんのローブも微妙な感じ……。だってドクロだよ!?)。とりあえずこういうシーンは和みますね。好き。カズくんのオトメとして契約させられてしまったアカネちゃん。カズくんのお嫁さん役はもう少しお預けですね。
スレイブ退治をみんなに任せて、アリカとマシロはニナちゃんのもとへ。しかしその時すでにハルモニウムの力でセルゲイの生命を維持していたため、ハルモニウムの活動を止めるわけにはいかない状況に。超酷使しています。
そしてアリカVSニナin宇宙空間!これは短い戦闘で分り合えます。
しかしお互いが差し出した手が触れようとした瞬間、今まで酷使していたせいで、ハルモニウムの記憶が、ニナちゃんに流れ込みます。ここでニナちゃんは、今までを越える怖いオトメに変身。(ここで、前OPの月バックのオトメはニナちゃん(ハルモニウム版)だと判明。)アリカに襲い掛かりますが、完全に意識をコントロールされる前のニナちゃんの言葉に従い、アリカはハルモニウム版ニナちゃんを倒し、一緒に大気圏へ突入。ローブが剥がれ落ちていきます。最終的には裸で抱き合う2人……なんか怪しいよー。コレ絶対狙ってますよね。
命によりハルモニウムは操作不可能になり、ナギも逮捕され、一件落着。
マシロちゃんはお城をとりあえず一新。(あのひまわりが上に乗ってます)良き女王としての一歩を、アリカと共に踏み出しました。
一方のニナちゃんはというと……。ニナはセルゲイの看病をしていたようです。そんなある時、長い間眠っていたセルゲイが目を覚まします。記憶が一切ないようです。(意思疎通に問題なし。)ニナちゃんもまた、セルゲイと新しい一歩を踏み出すのでした。

舞-HiMEの時にも思ったことですが、全体的によく纏まっていて、これより上手く纏める方法なんかあるんだろうかというくらいです。最後にばばばんとたくさんオトメが出てきてしまう急展開でしたが、いままでの話の流れと話数を考えると、それも仕方ないのかなと思えてきます。(前半の萌え萌え話を削って、もっと各国で小規模の戦争を起こし、オトメの紹介としてもよかったのかもとは思いますが、それだと萌えアニメじゃなくなるので。)
ただし、伏線が張りっぱなしだったり、謎が解明されていない部分もあります。
まず、母イチオシ!のこちら。
アリカのお父さんは!?
優秀なオトメだったレナに、引退の決意をさせた相手ってどんな人なんでしょうね?
アリカの口から出てくるのは「お母さん」と「ばっちゃ」ばかりなので、お父さんがかわいそうな気もします。一度くらい表舞台に立たせてほしいなぁ。そういえばばっちゃもビジュアルは一度も出てこず。ただ、本当にアリカの祖母だったようですね。
続いてはこちら。
舞衣の恋の相手は!?
「夢と恋に引き裂かれた」という触れ込みだったので、てっきり楯も共に登場かと思っていたのに。ただしこれは伝説なので、伝説と真実は違うのよーってことなのかもしれませんが。実際にアニメで描写されたことを総合して考えれば、舞衣は、拓海くんを助けるためにオトメになったのに、五柱に任命されて、どうしようってところなのでしょうかね。
楯は今!?
「出るよー」なんて一言も言われてないので、これはただの私と母の文句ですが(笑)。だって主要キャラで出てないのってこの人だけなんじゃないでしょうか。そんなに嫌われてるのかなぁ。でもそっくりのセルゲイを出した時点であんまり意味ないような気がするなぁ。てっきりセルゲイと兄弟って設定だと思ってたのになぁ。もう出てこないのでしょうか。
アリッサちゃんと乙HiMEシステムの関わりは!?
アニメ雑誌を見てない故の謎なのかもしれませんが。
乙式高次物質化能力は、黒い谷でシアーズが作ったと考えていいのでしょうか?

OVAが出る予定らしいので、それで明らかになることを期待したいのですが……望み薄いかなぁ。
そんなこんなで、半年間見守り続けた「舞-乙HiME」は無事終了しました。
最初の萌え萌え~な展開は、鬱展開を覚悟していた私にとっては脱力モノでしたが、今となっては、あれも何か重要な役割を担っていたのかもと思えます。不思議ですねぇ。
はじめはあんまり好きじゃなかった、アリカ・ニナ・マシロも、最後には応援したくなるキャラへと急成長。自分で、一体何があったんだろう?ってくらいの心境の変化です。
今回は前作ほどの鬱展開もなく、なかなか軽やかに展開していったのではないかと思います。とても面白い作品でした。もーほんとに、舞-HiMEプロジェクト第3弾を願ってやみません。サンライズさん、お願いします!って気分です、ホント。

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コメント

何とも充実した最終回でしたね。
とにかく、ミス・マリアが最高でした(笑)。
面白いもの見た満足感と、終わってしまって寂しい気持ちで、ちょっと複雑です。
私は「舞-HiME」が未見だったので、これからDVDでまとめて見ようと思います。

> アリカのお父さんは!?
童謡の「象さん」も「そうよ母さんも長いのよ」と言いますが、決して「父さんも」とは言いません。
男親なんて、そういう物なんですよ(苦笑)。

投稿: えのっち | 2006年4月 6日 (木) 20時26分

えのっちさん、コメントありがとうございます☆
私も、いつもなら今ごろオトメの録画をしているのに、と寂しくてたまりません。
私も、実は舞-HiMEは後半しか見てないので(しかも鬱展開の始めの方/笑)、これからまとめて観る予定です。
なつきのノーパンの回が特に楽しみです。(笑)

>男親なんて、そういう物なんですよ(苦笑)。
な、なるほど……。
なにかと邪険にされがちなお父さんってかなり損な役回りですよね。
(ウチは完全なる亭主関白なので、経験ないですが……)
アリカも何気に難しいお年頃なのですね。(ちょっと違うか)

投稿: manami | 2006年4月 6日 (木) 23時53分

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