こころの旅
ときに 人は こころの旅へ
修行の旅へ向かう
四国八十八ヶ所 巡礼の旅
四国八十八ヶ所霊場めぐり こころの旅
こころを癒す お接待
お遍路さんへの善根宿 「巡礼さんのお宿」
日常の時を離れ ゆったりと流れるときの中を歩く お遍路の旅
「こころの旅」とでも言うのでしょうか
八十八ヶ所札所霊場へお大師様と同行二人の行脚修行
お遍路の旅には、 「自分を見直す旅」 「供養の旅」
「再出発の旅」 「ひと区切りをつける旅」 等々
巡礼の目的もその時々、又人様々なんですね
私が巡礼を始めたのは年齢三十八歳、仕事の上でうまく捗らず
日々悶絶、人のせいにしたり環境のせいにしたり、言うなれば
目の前の難題から目を背けて逃げていた時なんですね。
責任者として赴任しいつまでたっても思うように改善が進まず、
業務成績も停滞したまま答えも見いだせず、偏頭痛に悩まされて
八方ふさがりといった状況、三月に赴任して七月になった頃です
そんな状況の中、日曜日の朝ふとテレビ番組の中で四国巡礼の旅
に出た一人の俳優さんの映像、癌にかかり病気を克服するために
四国巡礼の旅を始めたと阿波の一番札所霊山寺からの中継。
その時、そうだ自分のしたい事、成すべき事を明確にして
今までこんなこと、あんなことを後付けでこうすれば良かった
と思うようなことをまとめて、行動指針を明確にして
巡礼の目的としてその日から四国八十八ヶ所を回り始めました。
霊山寺から順番に自分のやるべき決意を祈願して参りました。
その日を境に自分の業務遂行の指針が明確になり、それに向かっ
て邁進することができました。すると不思議なくらい肩の力もぬ
けスムーズに業務が流れるようになり、見違えるほど成果が表れ
てきました。
阿波の地は私の中で人生の転換地となりました。
阿波は発心の地、本当に自分の発心が決まりました。
責任者として階段を一つ登ったと後から気づきました。
その後、各所に赴任しても発心を大事にするようになりました。
それから30年の月日が流れました。
いろんなことがあってシニアと言われる今を迎えています。
人それぞれの思いを胸に、今も巡礼の旅を続けている方々が
たくさんいらっしゃいます。
今では日本人のみならず、世界中の人たちが四国巡礼の旅に
訪れています。こころの旅を求めて四国巡礼の地へ。
八十八ヶ所の由縁、男性の厄年四十二歳、女性の厄年三十三歳、
子供の厄年十三歳、合わせて合計「八十八」なので八十八ヶ寺
になったと言われています。
お遍路の旅は本当に大変な行脚修行、四国各地で行われている
お接待あっての巡礼の旅なのかもしれません。
巡礼を通して心のたびを大切に頑張ってほしいと思います。
結願の後に訪れる、こころの旅の集大成がいかがなものなのか
満願の喜びをぜひ味わってほしいと思っています。
お接待として、巡礼さんのお宿、私の叔父のライフワークとして
巡礼さんの為の善根宿を開いています。
老若男女をはじめ万国の方々が善根宿に訪れているそうです。
2024年12月22日 NHKBSで夕方6時から
COOL JAPAN 無料のサービスの中で
巡礼さんのお宿として放映されるそうです。
もしお時間がとれるようでしたら見て頂ければ幸いです。
じゃあ、また 合唱。