JR東中野駅南側の「BARレイルーン」(中野区東中野1)でランチタイムに間借り営業している「株式会社マーボードウフ」が12月12日、リニューアルオープンした。
会社名と店名が同じ同店は、代表の菅野康太さん(a.k.a5歳)がバックパッカー、鍼灸(しんきゅう)師、ライター、広告業を経て、2023年に同社営業・財務・販路拡大担当のヨッピーさんの祖母の家(奈良県吉野町)で取れた完熟の赤サンショウから発想を得て趣味で始めたマーボー豆腐作りが本気になり、同社を創業したという。中野区内のイベントなどで羊肉のマーボー豆腐を提供して話題となり、9月に同地で営業を始めた。商品開発やフードプロデュース・ブランディングを担当する料理家の河瀬璃菜さん(a.k.a.りな助)も「5歳(=菅野さん)ひとりだと会社がつぶれると感じ、ジョインした」という。
路面店オープン当初、メニューは「麻辣青豆」「木油姜(ムージャンユ)のザーサイ」「鶏ガラたまごスープ」「ラム肉焼売(シューマイ)」とお代わり自由のライスをセットにした「羊肉麻婆豆腐定食」のみのメニューだったが、「極ウマ羊肉麻婆豆腐」とバージョンアップ。白子トッピングメニューやドリンクメニューも加わり、オペレーションも改善して、料理の提供時間を大幅に短縮できるようになったという。12月11日には試食会を開き、翌12日(豆腐豆腐の日)にリニューアルオープンした。
菅野さんは「丸一日手間暇かけたこだわりの製法で焙煎された香り高い特製さんしょうや、大きくてゴロゴロ入っているこだわりの羊肉、主流の木綿豆腐ではなく絹豆腐を使うなど、僕の自慢のマーボー豆腐。中野で生まれたおいしいマーボー豆腐を食べて、最後にウフっと笑える人を増やしたい」と話す。
営業時間は11時30分~14時(土曜・日曜は15時まで)。火曜定休。