2023年9月にちっごがわさんと天狗ヶ城・中岳に朝駆けして以来久々の朝駆けです。
今季の九重方面への雪山登山はチャンスに恵まれないかも・・と心配していましたが、チャンス到来。
折角ならば天気も良さそうなので、長谷部君と二人朝駆けで登ることにしました。
いまいち体調面に不安(腰痛)はありますが、腰痛はじっとしていても治らないので適度の運動をすれば治るかも・・・?
牧ノ戸駐車場までは長谷部君の奥さんの車で移動。
私もスタッドレスタイヤが欲しいな~!
登山開始が3時48分。
アイゼンを装着しての出発でしたが長谷部君にハプニング発生。
前回の英彦山登山ではかみさんのアイゼンのゴムが劣化により破損。
全く同じように長谷部君のアイゼンも劣化によるゴムの破損。
出発前だったので車中で応急処置をして事なきを得ました。
スタート後しばらくは腰痛も気にならない位でしたが、足取りは重く扇が鼻分岐まで来るのに1時間20分もかかりました。
この頃から腰痛が悪化、右足の付け根が痛く足が上がらず踏ん張りがききません。
積雪量も多く雪の壁に足をとられ、ふらふら状態で登ります。
何とか避難小屋にたどり着き、時間調整の間小休止。
早めにスタートして良かったな~と思いました。
何とか日の出時刻には天狗ヶ城の山頂までたどり着きましたが、雲が赤く染まったのもつかの間、その後はガスに包まれ御来光は 拝めませんでした。



そうこうしている間に今度は私のカメラにハプニングが・・。

モニターの画面に画像が表示されなくなり果たして撮れているのか全く分かりません。

手袋をしていては細かな設定は出来ず、素手での操作は地獄です。

指先は冷たさで痛く、操作なんて無理。
よって山頂での撮影枚数も僅かです。
ガスが晴れるのを辛抱強く待ちますが一向に晴れません。
山頂の気温はマイナス15℃位かな?
風があるので体感気温はマイナス18℃位に感じました。
沢山いた登山者は諦めて次から次へと下山していき、山頂には私たちの他は一人だけになってしまいました。
私達もしびれを切らし中岳へと移動することにします。

中岳にもたくさんの登山者が風当りの弱い場所で待機しています。

9時5分まで粘りましたがついにギブアップ、間違いなく晴れると思うのですが・・・。
天狗ヶ城・中岳の山頂で3時間ほど空を眺めたり、白い雪を眺めたりで目を酷使したので視力が薄れ、この先腰痛に加え更なる試 練を受ける事になりました。
登山道が見えづらく、ふらつきながらの歩行により深みに落ち込み動けなくなったり・・・。
池の小屋で食事休憩のつもりでしたが寒さで口が思うように動きません。

おまけにペットボトルのお茶はカチカチに凍っています。

食事は断念して御池へと下って行きます。

日差しが無いので樹氷も映えません。

御池を横断して進みますが体力の消耗が激しく真っすぐに進めません。





久住分れ付近まで来たら石につまずき転倒、はずみで更に一回転した時に右足太ももを強打、骨折は無いようですがしばらくは動 けませんでした。
心配して駆けつけて下さった方から「山をなめてないか・・」「アイゼンなど履いた事があるのか・・」等と、一瞬ムッと来るような口調でしたが、心配してくれているのでしょうから真摯に受け止め反省材料とします。


久住避難小屋で小休止して、足を引きずりながら星生崎の登りです。


青空も広がりだしたので、痛みをこらえながら根性での撮影です。

ここにきてカメラのモニターも正常に戻り、やっぱり寒さが影響したのでしょうか?


この先登山口までの距離がこんなに遠く感じた事はありません。

久住山をバックに最後の記念撮影。

樹氷はたくさん付いていますが、雪質がぼた雪っぽくて綺麗さは今一だと感じます。



沓掛山付近の樹氷のトンネルを抜けるとゴールは間近、もうひと踏ん張りです。



下り坂は足にかかる負担も大きく、尻ソリが有ったらな~などと思いつつ下って行きます。


13時丁度にやっとの思いで帰って来る事が出来ました。

今回は反省すべき事が多く、自分を見つめ直す貴重な登山だったと思います。
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テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用
- 2025/02/09(日) 23:59:59|
- 大分県の山
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