ブリヂストン/120万本リコール トラック・バス用タイヤ
同社は7日、栃木工場で製造した中・大型トラック及びバス用タイヤの一部において、タイヤ内面のゴム部材を変更した後、製造工程の一部の問題により、このゴム部材のジョイント部の接着面強度が不足し、走行によりタイヤ内面に割れが生じるものがあることが判明。
そのまま使用を続けると割れが進展、その部分からサイドウォール部にエアが流入してサイド外面部に膨れが発生し、最悪の場合、エア漏れに至り走行不能になるおそれがある。
なお、これまでに発生した事例はいずれもエア漏れであり、バーストに至った事例や事故の報告はないとして、120万4707本のリコールを国交省に届け出た。
タイヤが大きいことから、リコールに要する費用はかなりなものになると思われる。ただ、3兆5千億円売り上げる同社にとっては、利益に対する影響はほとんどない。
改善措置 開始時期
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対象 スペック数
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対象本数
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改善措置順序
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2013年11月8日
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3
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16,823本
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① タイヤ内面のジョイント部割れの懸念が高いもの
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2014年1月22日
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111
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455,929本
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② タイヤ内面のジョイント部割れの可能性が低いもの
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2014年4月1日
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137
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731,955本
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③ タイヤ内面のジョイント部割れの可能性が更に低いもの
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計142スペック(重複省く)
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計1,204,707本
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[ 2013年11月 8日 ]
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