※大福日記『
日々徒然』より
2009年11月21日(土) ■ 全く楽しくない話 ■ 大福:生後2774日目
よく拝見しているチキータさんのサイト、『HEAVEN』に絶望的にバカ者飼い主の記事が載っていた。書くのもゲンナリだが、こういう飼い主も世の中にはいるのである。リトアニアの話だが、正直、名前こそ知ってはいるがどこにあるのかも疑わしいほど知識がない。
記事によるとこの飼い主(男)「これから犬は飛ぶことができるということを証明します」などと言って橋の上から犬を投げ落とし、その落ちていく様を撮影して自分のWEBサイトで動画を公開したとか。この橋の上からから下までは相当の距離であったらしい。
この残虐的で猟奇的な動画は、リトアニアのネットユーザの間を瞬時に広がり、更に世界中のネットに広がり、非難ごうごうとなった様子(当たり前だ)。そして、ついにマニアックなネットユーザーが、この男の個人データを割り出し警察も動いたとか。男はネット上での非難や警察の動きなども知ることとなり自首したとか。
何とも救いようのない男である。幸い、落とされた犬は重傷を負ったらしいが命は助かったとかなので結果的には良かったとするしかないのがツライ。とても動画を見る勇気はなかったので、いろいろなネットからの話によると、犬は橋から空中に差し出された時でさえも飼い主を信じ切っていたような様子であったらしいから泣けてくる。
こんなクズというかバカ者は恐らく人に愛されたことなどないのだろう。そして、唯一、この男を愛して信頼してくれた愛犬まで自らの愚行・蛮行によって失ったのである。これから先、もう誰からも愛されることはないに違いない。
大福を車に乗せたりする時に抱っこする時があるが、足が地に着かないところで本当は不安であるはずなのに、飼い主を信じ切って身を任せるくれるのである。抱いた手が大福の腹部に触れると暖かい体温を感じるだけどなく、ドッドッドッと心臓の音を感じることもできる。生きているのである。こんな小さな体の中に血液が流れ、内臓がしっかり機能しているのである。
何で、こんなに非道なことができるのであろうか。人間とは何と悲しい生き物なのだろうかね。
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