sIFR でアンチエイリアス フォントの埋め込み
sIFR の入手先
サンプルと HTML ソース
サンプルで示したように、ASCII 文字だけでなく、日本語や中国語といったマルチバイト文字も扱うことができます。
sIFR 導入のメリット
- (権利関係の問題さえクリアなら)好きなタイプフェイスを、アンチエイリアスで表示できる
- Flash 6+ が動くブラウザなら、クロスプラットーホーム+クロスブラウザで動作する
- 閲覧者(エンドユーザー)のフォント環境に依存しない
- font 要素(HTML)や font-family プロパティ(CSS)を一切使わない
- Flash や JavaScript を切っても、本来のプレーンテキストが表示される
- 生成された Flash テキストは、マウスでドラッグ・コピーができる
- 画像を一切 使わないので、メンテナンスコストが劇的に低く抑えられる
- 適用する場所を CSSセレクタで指定できる(子セレクタや、id, class セレクタも利用可)
- 日本語や中国語にも対応(要 Flash Professional + お好みのフォント)
- (ただ利用するだけなら、あまり関係ないけど)redistribute 時のソースコード汚染範囲の狭い LGPL ライセンス
sIFR 導入の注意点
- 日本語フォントの場合、表示がかなり重くなる(見出し要素以外のテキストに適用することは、本家でも非推奨)
- 任意のフォントを .swf に埋め込むのに .fla の編集が可能で、フォントの埋め込みにも対応しているアプリケーションが必要
- フォントを埋め込む前に、当該フォントのライセンス規約を要確認のこと
導入の手順
基本的な導入手順は、(英語ですが)以下のドキュメントを参考にして下さい。余力があったら、日本語に翻訳するかもしれません。(^v^;) (ただ、このままではちょっと不親切な気もするので、参考になる日本語リソースを、このエントリーの末尾に一応 挙げておきますので、とりあえずそれで許してください。)
非ASCII TTF を .swf に埋め込む方法だけ、ドキュメントが見あたらなかったので、以下にスクリーンショットを掲載しておきます。
任意のフォントを選択
ちなみにフリーの手書き風フォント Y.OzFont の Y.Oz さんに問い合わせたところ、Y.OzFont の sIFR 利用はまったく問題ないとのお返事をいただきました。ありがとうございます!m(_ _ )m
利用する文字の領域を選択
参考リソース
- sIFRの設置方法(lush life*)
- sIFRで日本語が扱えるか試してみた(generative.info::Daily)
- BJKit(BeautifulJapaneseKit)(ideaman's)
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コメント
我々の製品/サービスも sIFR に触発されたものです。
フォントの許諾権については、モリサワ他数社から別途ライセンスを受けており、「Glyph-On!フォント・サービス」として提供しております。
ご参考まで。
http://glyph-on.jp/
http://glyph-on.jp/demo/
投稿: Glyph-On! | 2006-12-27 03:40