現在11章のI Need to Make a Change. What Methods Should I Test?が終わった所。
途中飛ばしたり戻ったりをしながら読んでいるのでどこまで進んだかを表現するのは難しいけれど。
途中飛ばしたり戻ったりをしながら読んでいるのでどこまで進んだかを表現するのは難しいけれど。
この本は素晴らしい。日本語になっていないのは業界の大きな損失だ。
こういう本に限って実際に翻訳が出ると、監訳が長s(以下略)
冗談はおいといて、この本は是非読もう。
Kent BeckのTest Driven Development(黒い本)なんて捨ててしまおう。
普段からそれなりに実プロダクトの実チームでテストを書いている人だと、知らないテクニックはあまり出てこないと思う。
だから私も最初目次から興味ありそうな所だけを読んだ時は、あまり得る物は無いかな、と思っていた。
Part3のテクニック集に関して言うなら、私はもっと充実した内容にする自信がある。
ところがこの本の価値は、そこでは無かった。
この本は、本質的な部分の記述が大変鋭い。序盤の4章までの出来が大変良い。
Testを書く難しさの本質をDependencyの問題と受け止めて、それと戦う為に見るべき所をSeamとEnabling pointという言葉でまとめなおす。
この本を読むだけだと「良くまとまってるね」で終わってしまう。
でも、この本の視点から自分の実際の仕事を見直すと、たくさんの発見があり、学ぶ事も多かった。
自分が「うまくやった!」と思う部分が綺麗に説明出来たりする。
また、諦めた部分に関しても考え直す良い手がかりを与えてくれるし、何故その問題が難しいのかをより良く理解する事が出来る。
私の言いたい事も多く含まれている。
主張が同じ部分では自分が正しいと確信を深め、主張が異なる部分で自分は本当に正しいのだろうかと考え直す。
とても多くが学び取れた。
お仕事でプログラムをする人にとって、必読の本。