「刀剣乱舞」登場刀剣の長さに関するまとめ

学術的な参考にしてはいけない、刀剣乱舞登場(一部未登場)の刀剣長さ比較を、
それなりにデーターベースめいたものにしたいなぁと思ったので表にしてみる。

下図は修正前のものです。そのうち修正後のものに換えます。
CAS6mc1VIAAjm4R.jpg
(クリックで拡大されます)

参考文献を見たら分かる通り、ここを参考にして正式な何かにできるような資料ではない。
(資料持ってるよ。文献名と長さの記載こうだったよ、と教えてくれる方がいると助かります。)

刀種 刀派 名前 全長 刀身 反り 参考文献
太刀 三条 三日月宗近 2尺6寸4分
(約80.0cm)
6尺1分半
(18.6cm)
九分
(約2.7cm)
e国宝
東京国立博物館画像
詳註刀剣名物帳(61/173)
「名物刀剣図録」
国宝
太刀 三条 小狐丸 79.1cm 所在不明
石上神宮「社宝」
太刀 三条 石切丸 石切劔箭神社
薙刀 三条 岩融 102.2cm※ 5.6cm※ ※要出典
非実在刀剣?
大山祇神社の目録か何かに記載あり?
東京木材問屋協同組合
短刀 三条 今剣 6尺5寸→6寸5分
(約197cm)→(約19.7cm)
非実在刀剣?
「義経記」の「6尺5寸(197cm)」は
6寸5分の間違い説による。
脇差 青江 にっかり青江 2尺5寸→1尺9寸9分
(約75cm)→(約60cm)
詳註刀剣名物帳(108/173)
「享保名物帳」(未確認)
丸亀市立資料館所蔵
打刀 粟田口 鳴狐 54.0cm 1.5cm e国宝
東京国立博物館画像
重要文化財
太刀 粟田口 一期一振 2尺8寸3分→2尺2寸8分
(約85.8cm)→(約69.1cm)
詳註刀剣名物帳(120/173)
皇室御物
脇差 粟田口 鯰尾藤四郎 不明→1尺2寸7分
不明→(約38.5cm)
3寸2分
(9.7cm)
詳註刀剣名物帳(126/173))
(刃長:1尺2寸8分(38.8cm)
「名物刀剣図録」
脇差 粟田口 骨喰藤四郎 不明→1尺9寸4分
不明→(約58.8cm)
詳註刀剣名物帳(121/173)
(1尺6寸6分(約50.3cm))
短刀 粟田口 平野藤四郎 9寸9分(約30cm) 詳註刀剣名物帳(16/173)
短刀 粟田口 厚藤四郎 7寸2分(約21.8cm) 詳註刀剣名物帳(18/173)
e国宝(27.6cm)

短刀 粟田口 前田藤四郎 8寸1分(約24.5cm) 詳註刀剣名物帳(22/173)
短刀 粟田口 秋田藤四郎 7寸4分(約22.4cm)※ ※要出典
短刀 粟田口 乱藤四郎 7寸4分半(約22.4cm) 詳註刀剣名物帳(26/173)
短刀 粟田口 五虎退 27.6cm※ ※要出典
「上杉家御手選三十五腰」収録?
短刀 粟田口 薬研藤四郎 8寸3分(約25.2cm) 詳註刀剣名物帳(9/173)図
詳註刀剣名物帳(128/173)
「刀剣名物帳」芍薬亭本
「本阿弥家伝名物帳」
太刀 古備前 鶯丸 2尺7寸(約81.8cm) 6寸3分
(約19.1cm)
9分強
(約2.7cm)
日本刀備前伝大観(福田書店・岡崎譲)※
皇室御物
太刀 明石国行 2尺5寸2分弱(約76.3cm) 6寸8分5厘
(約20.8cm)
1寸5厘
(約4.5cm)
e国宝
文化遺産オンライン
国宝
大太刀 蛍丸 3尺3寸4分半
(約101.3cm)※
※要出典
「集古十種」収録?
短刀 愛染国俊 2尺5寸9分→不明 詳註刀剣名物帳(62/173)
「享保名物帳」収録?
村正 蜻蛉切 1尺4寸(43.7cm)※ 1尺8寸
(55.6cm)※
柄:6m→5m※
※要出典
「享保名物帳」収録?
太刀 長船 燭台切光忠 関東大震災にて焼ける。
徳川ミュージアム蔵。
「享保名物帳」収録?
太刀 左文字 江雪左文字 2尺6寸4分(78.1cm) 7尺3分
(22.2cm)
2.7cm 文化遺産オンライン
「名物刀剣図録」
ふくやま美術館所蔵
打刀 左文字 宗三左文字 2尺6寸→2尺2寸1分半
(約78.8cm)→(約67.0cm)
(三好左文字/宗三左文字)
詳註刀剣名物帳(14/173)図
詳註刀剣名物帳(153/173)
「名物刀剣図録」
短刀 左文字 小夜左文字 8寸8分(約26.7cm) 詳註刀剣名物帳(109/173)
打刀 - 加州清光 2尺4寸(約72.7cm)※ ※要出典
打刀 - 大和守安定
打刀 兼定 歌仙兼定 60.5cm 14cm 「図説 日本刀大全Ⅱ」(未確認)
打刀 兼定 和泉守兼定 2尺3寸(約69.7cm) 14cm 現存(12代目兼定)
「土方歳三資料館」(未確認)
打刀 - 陸奥守吉行
打刀 堀川 山姥切国広 個人蔵
太刀 堀川 山伏国広 個人蔵
文化遺産データベース
「日本の刀剣(佐藤貫一)」収録?
脇差 堀川 堀川国広 1尺9寸5分(約59.1cm)※ 堀川ではない?
※要出典
打刀 虎徹 蜂須賀虎徹 約76.3cm※ ※要出典
個人蔵
脇差 虎徹 浦島虎徹 個人蔵
打刀 虎徹? 長曽祢虎徹 2尺2寸5分(約68.2cm)※ 源清麿の作。
※要出典
太刀 - 大倶利伽羅広光 2尺2寸半(約68.2cm) 詳註刀剣名物帳(88/173)
「享保名物帳」収録?
打刀 - へし切長谷部 2尺1寸4分※→1尺10寸4分
(約64.8cm)※→(約61.8cm)
詳註刀剣名物帳(67/173)
刃長:64.8cm、反り0.9cm※
※要出典
「享保名物帳」収録?
福岡市博物館所蔵
国宝
太刀 - 獅子王 ?→102.0cm
?→
?→2尺5寸5分
?→77.3cm
5寸
(16.3cm)
2.7cm e国宝
東京国立博物館所蔵
「名物刀剣図録」
重要文化財
拵(総長3尺3寸8分(102.5cm),柄長6寸(18.3cm))
太刀 - 同田貫正国 同田貫正国の総称?
太刀 - 鶴丸国永 2尺5寸9分半(約78.6cm) 詳註刀剣名物帳(62/173)
皇室御物
大太刀 - 太郎太刀 5尺3寸(約175cm)※ ※要出典
熱田神宮所有
(刃渡り:221.5cm)(未確認)
大太刀 - 次郎太刀 約166.7cm※ ※要出典
- 御手杵 7尺1寸
(215cm)※
4尺6寸(138cm)※ 77cm - (切先から石突まで約380cm※)
※要出典

短刀 - 太鼓鐘貞宗 8寸2分(約24.7cm) 2寸5分
(7.6cm)
詳註刀剣名物帳(82/173)(8寸3分(約25.2cm))
「名物刀剣図録」
太刀 - 大包平 2尺9寸4分(約89.1cm) 7寸7分
(約23.3cm)
1寸1分
(約3.4cm)
詳註刀剣名物帳(100/173)
日本刀備前伝大観(福田書店・岡崎譲)※
太刀 童子切安綱 2尺8寸6分(約80.0cm) 2.7cm e国宝(80.0cm)
詳註刀剣名物帳(87.7cm)[要確認]
詳註刀剣名物帳(117/173)
e国宝
国宝
日本号 2尺6寸1分半(79.2cm)※ 1尺6分半
(62.5cm)※
2.7cm※ 拵含む;10尺6分(321.5cm)※
※要出典
福岡市博物館所蔵
太刀 大典太光 66.1cm※ 2.7cm※ ※要出典
「享保名物帳」収録?
前田育徳会所蔵
国宝

協力:fuwari氏、斜水氏。

参考:
詳註刀剣名物帳
継平押形 : 附・本阿弥光徳同光温押形集
「名物刀剣―宝物(たからもの)の日本刀―」図録(ISBN:978-4-915857-79-4) (出典目録
『刀剣名物帳』(芍薬亭本・本阿弥三郎兵衛書入本)(国立国会図書館蔵)
『本阿弥家伝名物帳』(写本)(出品No.71、金沢市立玉川図書館蔵)
「光悦刀剣名物帳」(本間順二『刀剣美術』昭和45年4月号・5月号掲載)
「駿府御分物刀剣元帳」(佐藤豊三「日本の伝統的美的価値『名物』と刀剣」(本図録内)より転載)
『豊臣家御腰物帳』(写本)(出品No.68、金沢市立玉川図書館蔵)
『光徳刀絵図集成』(便利堂)

2015/05/01:明石国行を追加。燭台切光忠を焼失から修正。
2015/04/18:fuwari氏協力分から追加修正。
2015/04/18:違うなーと思ったら陸奥守がやっぱり同名の脇差だったので削除。
2015/03/21:作成。

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古備前派の刀の長さ

始めまして隘路(ちくわ)と申します。
鶯丸と大包平の長さがわかる資料があったので失礼します。
「日本刀備前伝大観」
岡崎譲(著)
福田書店(出版)
1975年出版
です。其れより引用させていただきます。

備前国友成(名物鶯丸)
刃長 二尺七寸   反り 九分強 元幅九分八厘  先幅 五分六厘
  元重 二分一厘
先重一分七厘  茎長六寸三分 茎反り僅か
白黒写真付きでしたが拵えはわかりませんでした。

備前国包作  名物大包平
刃長 二尺九寸四分半  反り 一寸一分半 重量 三百二十八匁
元幅 一寸二分二厘 先幅 八分四厘  鋒長 一寸二分二厘
重 二分五厘弱 茎長 七寸七分 茎反り一分強  
こちらも白黒写真付きですが拵えはわかりませんでした。

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