
「ミックステープではなかった?」シリーズの第2弾の紹介です・・・
意外な展開にビックリするかもしれません??
1.はじめに
今回は、ミックステープではなかった?シリーズの第2弾として、
ディズニー関連を軸に、そこからキャラクターやクリスマス等のテープを紹介します。
まず、記事のタイトルの「ミックステープではなかった?」のことを簡単に紹介すると、ミックステープではない和モノ等のテープを、私が「これはミックステープだ」と思い込んで買ったけど、冷静に聴くとミックステープではなかったものになります。
このことは、このシリーズの第1弾の記事で紹介しましたので、よろしければご確認ください。
●【ミックステープではなかった?シリーズ①】 綾小路きみまろ「爆笑スーパーライブ」
このブログを長くご覧になられている方だと、トップのテープの写真を見て
「ディズニーとは、意外なところを・・・」と思う方がいるかもしれないですね・・・
私自身、正直、ディズニー関連にそこまで興味はなく、たぶん中学生の頃にディズニーランドに行ったのが最後で、それ以降はディズニー関連に特別な愛着はありません・・・
それも、実家の近くにディズニーランドがあるのにです・・・
私の実家は千葉県の東京寄りの所にあり、イメージ的にはチャリでディズニーランドに行ける距離、風向きによって夜の花火が聞こえる位な所にあります。
それこそ、生まれた場所を説明する際は「ディズニーランドがある浦安市の横の・・・」みたいな説明をすることが多いです。
ただ、近いが故なのか、ディズニーに対する興味をあまり持たないまま大人になりました。
もちろん、子供の頃、ディズニーランドには両親に連れて行ってもらったことはありますし、友達と行ったこともあります。
そして、ディズニーランドに行ったら行ったで、それなりに楽しんでいた記憶はあります。
しかし、中高生になると他のものに興味が移り、ディズニーに対してあまり興味がなくなっていきました・・・
特に、私は高校生からDJ方面に興味が向いたので、ディズニーとはあまり接点のない日々が続きました。
唯一の接点と言えば、写真のレコードぐらいでしょうか・・・
探してみたら、
MUROさんが「Super Disco Breaks Lesson 5-8」でプレイした「Mickey Mouse Disco / It's A Small World」が入っているレコードとか、
関口紘嗣さんがプレイした(したはず?)な「Sebastian C. / Under The Sea」なんかがレコード棚に入っていました。
なお、Under The Seaは言わずと知れたリトルマーメードの曲ですが、リリース元がHollywood Records(Hollywood BASICの親会社)なのがちょっと熱いです・・・

なお、ディズニーランドの周辺には頻繁に行っていて、ディズニーランドのさらに先にあった野原、さらにその先にある護岸された海へはチャリでよく行きました・・・
今のディズニーシーがあるところは、元々は広大な野原で、そこを抜けていくと海の方に行けるようになっており、なかなかな秘境でした・・・
そのためなのか、中2病気味だった高校生の頃はチャリでそこに行き、一人で海を眺めながらミックステープを聴いていましたよ・・・
ちなみに、写真は当時なぜかブームになりかけていた白黒写真で撮影したその野原と海で、野原の奥にシンデレラ城がちょっと映っていました・・・
そんなわけで、あまりディズニーランドに興味がないまま大人になり、ディズニーランドとは無縁の生活を送っていました。

ただ、そんな私ですが、気付いたらディズニーのことが好きになっていました。
ここでビックリ情報です・・・
先日、ディズニーランドに行ってきました!! 実は、私の奥さんはディズニーが割と好きで、以前よりディズニーランドかディズニーシーに行く約束をしていたので、先日、ディズニーランドに行ってきました。
私自身、
約30年ぶりのディズニーランドです・・・
それも、このテープを持参しての訪問です・・・
テープを持参したのは今回の記事で紹介することを意識してなのですが、奥さんも協力モードになってくれ、夫婦でディズニーランドを楽しみながら、テープの撮影に勤しみました。
なお、こんなことをしていたら周りから白い目で見られるかな?と思ったら、今のディズニーランドって、推しのキャラクターの人形を持ってきて、シンデレラ城等をバックに撮影している人が多いので、あまり私たち夫婦の珍行動が目立たなかったようです。
そして、約30年ぶりのディズニーランド・・・大変楽しいですね!!
奥さんから後で聞いた話だと「MTTがディズニーランドを楽しんでくれるのか?」と心配していたそうです・・・
ただ、どうやら私の中でディズニーに反応する部分があったようで、すんなりとディズニーランドの中に溶け込み、自分なりに楽しんでいました。
特に、奥さんの楽しみ方に見習う部分があり、
パーク内の雰囲気や音楽はすぐに好きになりました・・・

私の奥さんは、ディズニーのキャラクターやアトラクションよりもパーク内の雰囲気や音楽が好きだそうで、特にパレードで使われる音楽が好きだそうです。
こういった音楽は
「パークミュージック」と呼ばれているそうで、パレードの音楽については写真のようなCDが売られているそうです。
写真のCDは奥さん所有のもので、一番のお気に入りは右上の「Tokyo DisneySea The Legend of Mythica」という、ディズニーシーで上演していたショーのもので、仕事のモチベーションを上げる時は、これを良く聴いていたそうです・・・
そして、このCDはたまに家でプレイしてくれて、私自身、気付いたらディズニーのパークミュージックのことが好きになっていました・・・
私だけかもしれないですが、こういった音楽に
「Larry Levan / Live at the Paradise Garage」の1曲目で「Ashford & Simpson / Bourgie Bourgie」から始まるみたいなグルーブがあると感じました。
それは、一見すると単調ではあるけど、ロマンティックで、真には熱い何かがあるグルーブなのかもしれません・・・
そして、ショーのための音楽なので長尺になっていたり、ストーリーがあったり、DJミックス~ミックステープに通じるところもありました。
そのためなのか、奥さんとディズニーランドの昼のパレードを見ていて、気付いたら端っこの方で小さめに踊っていました・・・
ディズニーのパークミュージックは、高揚感のあるグルーブとメロディーが大変良いですね!

なお、訪問した日はちょうどクリスマスシーズンが始まったタイミングなので、パレードや音楽系のアトラクションがクリスマスっぽくなっていて、なかなか良かったです。
ベタですが、夜になり煌びやかな照明がついたクリスマスツリーは大変奇麗でした。
そんな素敵な雰囲気のディズニーランドを、奥さんと私はパレードや音楽系のアトラクションをゆっくりと回り、楽しんでいました・・・
それこそ、カントリーベア・シアターのようなそこまで並ばないアトラクションが多かったです・・・カントリーはクリスマス仕様のスペシャル版で大変良かったです!
2.一押し作品 「ディズニー メイン・ストリート・エレクトリカル・パレード」
では、本題の「ミックステープではなかった?」の部分を紹介するために、一押し作品を紹介します。
一押しのテープは、
ディズニーランドの夜のパレード「エレクトリカル・パレード(Electrical Parade)」で使用される曲を収録したテープになります。
実際のパレードで使用されている曲を収録しており、メドレー形式で約18分間、ノンストップでプレイされます。
ノンストップなので、ミックステープと言えばミックステープかもしれないですね・・・

そして、どういうわけか、エレクトリカル・パレードのテープは2本持っていました。
どこで、いつ、買ったのかは記憶がないのですが、安いし、ブログ的にネタになると思って買ったのでしょう・・・
なお、この2本はプレス違いで片方は日本コロンビア(1987年)、片方はポニーキャニオン(1989年以降?)で、収録曲はほぼ一緒です。
実際にディズニーランドでエレクトリカル・パレードを見たところ、このテープの内容とほぼ同じだったので、今も昔も変わらない、定番中の定番なパークミュージックなのかもしれません。
そして、「もしかしたら」な話を付け加えます。
このテープについては、
もしかしたらディズニーランド内で販売されていた「お土産~グッズ」なのかもしれません。
普通の街のレコード店でも販売はされていたのでしょうが、実際にはお土産需要を狙ってディズニーランド内で販売していたものと思われます。
それこそ、前述した奥さんのCDはディズニーランド内で購入したのが多いと言っていたので、このテープがお土産だった可能性は高いです。
特に、テープのコンパクトなサイズ感はお土産で持ち帰るには助かるサイズなので、他のテーマパーク等でも販売されていたと思われるものが多く、前回紹介した
「阿寒の思い出」だったり、後ほど紹介する宝塚のテープ等があります。
そうであれば、これらのテープは、30年以上前にディズニーランドに行かれた方がお土産で買われ、回り回って私の手元に来たのかもしれません。
つまり、このテープ達にとって、私と一緒にディズニーランドにいくことは
「ディズニーランドへの里帰り」になります!!
このことを思いついたら最後、私は「このテープと一緒にディズニーランドに行かないといけない!」と思い、奥さんに相談の上、今回のディズニーランド訪問に繋がりました。

そして、今回の訪問では、
夜のエレクトリカル・パレードも見てきましたよ!!
いや~、奇麗だったなぁ~
夜のパレードだと、エレクトリカル・パレードのちょっと前の時間に開催するシンデレラ城をキャンパスにしたキャッスルプロジェクション「Reach for the Stars」も素晴らしかったです・・・
ただ、色々な思いがあり、エレクトリカル・パレードが大変良かったです!!
なんでしょう、その理由を説明するだけの言葉が見つからないのですが、このパレードを体感すると不思議と気分が高揚します・・・
あのビートレスなイントロから一気にくるメロディーは、聴いていると不思議な安堵感があり、だんだんとそのメロディーに引き込まれます。
また、目の前を通る光り輝くフロート(山車)は大変奇麗で、見ているだけでパレードの一員になった気分になります。
そして、子供の頃に体験した、子供が体験できないはずの時間にパレードを見るドキドキ感・・・そのドキドキ感は、大人になった今でも感じました。
この説明を書いていて、エレクトリカル・パレードは、音楽とライティングを多彩に操る「クラブの音楽」に近いのかな?と一瞬考えました。
ただ、この説明は正しくないですね・・・
エレクトリカル・パレードは、
誰しもがドキドキし、明日の元気を貰うものなのかもしれません・・・

そんなわけで、テープ君たちはディズニーランドに里帰りできたご満悦です。
ウォルト・ディズニーさんとミッキー達が作った音楽は、30年以上経過した今でも、美しい光を失っていませんでした!!
うーん、このテープはミックステープでしょう!
3.その他の作品

では、ここからは、エレクトリカル・パレードと同じ箱に入っていた関連テープを適当に紹介します!!
まずはミッキー関係です。
写真の
「ディズニー子守唄~おやすみ赤ちゃん」は、1997年にポニーキャニオンからリリースされた1本で、ディズニーらしい優しいストリングスのインストを中心にしたコンピになります。
奥さん曰く、このテープもディズニーのパークミュージックらしさが良く出ていて、アラジンの「A Whole New World」が大変良いとの太鼓判いただきました!
そして、キャラものだとスヌーピーのテープも発掘し、写真の
「The Royal Guardsmen / Merry Snoopy's Christmas」はなかなか良かったです。
このテープは、元々は
1967年にリリースされたLPで、その後
1978年に仕切り直しされたLPのテープ版で、1980年代に作られたもののようです。
海外だと、クリスマスは大切な行事なので、クリスマス関連のテープは多いですよね・・・これもその1つになるのですが、ジャケの感じがスヌーピーらしく、なかなか良いです。

そして、クリスマスモノのテープは、海外だけでなく日本産のも結構あり、地道に回収していました。
なぜ、クリスマスモノを購入したかというと、真面目に紹介するクリスマスもののミックステープのオマケ(ネタ?)として紹介するつもりで買っていました。
例えば、
「ビクター・オーケストラ / クリスマス・カラオケ」は、クリスマスに定番の曲をレーベル側が集めたミュージシャンによって演奏したもので、商店街の売り出しの際のBGMや、お家でのパーティーのBGMとして使われていたようです。
また
「ポシェッツ / Non Stop Christmas Party」も同じ感じで、レーベル側が集めたミュージシャンがクリスマスの定番の曲をノンストップで演奏し、さらに無名の歌手が歌っている作品になっています。
こういったレーベル側が集めたミュージシャンが集まったバンド~オーケストラは、通称「覆面オーケストラ」と呼ばれており、なかなか深い世界になっています。
ただ、よく聴くと腕の良いミュージシャンが参加していることが多く、レアグルーブ的な要素があるジャンルだと思っています。

そして、クリスマス系~パーティー系のBGMを掘っていくと、色々なテープと遭遇します。
特に覆面オーケストラものは結構あります。
例えば
「Rudolph's Disco Band & Strings / X'mas in Disco」は、1981年にアポロン音楽工業からリリースされた1本で、クリスマスの曲をDisco調にアレンジした作品になります。
また、
「ザ・マイクハナサーズ / 二人でカンパイ!」は、パーティー(宴会)用に人気歌謡曲をショートメドレー化したもので、もしかしたらこの曲をカラオケで歌っていた方もいるかもしれません。
今回の記事を書く前に、「ミックステープではなかった?シリーズ」として「カラオケテープ」というジャンルを紹介しようと思い、準備をしていました。
このカラオケテープは、アポロン音楽工業のような非メジャーなレーベルからリリースされたものが多く、大変謎が多いジャンルです。
ただ、ここで紹介するテープと同じように、よく聴くと腕の良いミュージシャンが参加しているものが多く、そして、これらはカラオケ用のものなので、必然的に歌謡曲のインストカバー、またはカバーになり、DJ的には反応してしまうものが多いです。
この辺の詳細な話は、このシリーズの第3弾で紹介しますね!


最後は、夢の国的な部分の延長として、宝塚モノを・・・
このテープは、
数年前の関西掘り旅行で神戸の某レコード店で発掘したもので、
「タカラヅカ・ピアノサウンド・コレクション」というシリーズになります。
どうやら、宝塚の実際の公演で使用された曲をピアノ演奏したものになるようで、これも宝塚の劇場で売られていたお土産物ではないかと考えています。
その意味では、今回のエレクトリカル・パレードの趣旨に近いのはこのテープなのかもしれないですね・・・
きっと、お家に帰っても、このテープを聴いて、宝塚の世界観に浸っていたのかな・・・
そんなわけで、ディズニー~キャラクター~クリスマス~などなどのテープの紹介でした!!
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<独り言>

10月ぐらいから仕事が忙しくなり、なかなかブログの活動ができない日が続いていました・・・
そんな中、
中山美穂さんの訃報には驚きましたね・・・
仕事中、ふっとスマホを見たら訃報の号外ニュースが出てきて、思わず「えっ」と声を出してしまいました。
1980年生まれの私にとって中山美穂さんは少し年上のお姉さんという感じでした。
それこそ、アイドル的に活動されていた頃は、子供ながらにも「奇麗なお姉さんだなぁ」と思ってテレビを見ていました・・・
そして、大人になり、和モノを掘っていくと、中山美穂さんの曲の素晴らしさに気付き、レコードやテープを掘っていました。
テープはたまに遭遇することがあり、見かけるとつい買ってしまうことが多く、そこそこ持っているのかもしれません。
その中で、今の時期だとクリスマスをテーマにした作品
「Merry Merry」が印象的です・・・
写真のテープは、CDサイズの外装にテープが入っているデフ仕様で、恐らく、CD屋さんのCDコーナーに陳列するため、このサイズにしたようです・・・
なお、このテープは、
N村さんがいた頃の下北ユニオンのミックステープのセールでこのテープがなぜか売られていて、私以外で買う人がいなかったので、つい買ってしまいました・・・
そして、自身が出演するクリスマスライブの前にお亡くなりになられた中山美穂さんのことを思うと、このテープは何か特別なものを感じます・・・
今年のクリスマスは、このテープを聴こうかな・・・
中山美穂さん、天国で安らかにお眠りください・・・ありがとうございました!!
コメント
YORK
携帯壊れて番号全部消えてしまったようなのでもし番号知ってたらかけてみて下さい。
埼玉でひっそりとレコード買取りやってますよー
2024/12/16 URL 編集
mixtapetroopers
コメントをいただき、ありがとうございます!
N村さん、お元気なんですね!!
退職される前にお会いした時は、趣味程度にレコードを営みながら、細々と暮らそうかな・・・とお話されていたので、お元気で何よりです!!
連絡先も知ってはいますが、電話するのは恥ずかしいなぁ・・・
ではでは、今後ともよろしくお願いします!
2024/12/21 URL 編集