前回予告で見せてくれた蘇芳のミニスカは、単なる変装でした。
それでも十分可愛いかったから、まぁ、どういう理由づけでもいいかな。(^_^)
そしてそれにもまして可愛いジュライの肢体。たまらんわ。(笑)
つくづく本作のヒロインて、ジュライだよなぁ、と思ってしまいます。
銀が出てくると、たぶんまた変わってくるので、おそらくヒロインは、ジュライ、銀をひっくるめて「ドール」ということになるのかもしれません。
つうことで、絵としては、ジュライの受難と、蘇芳のミニスカアクション、ということになるでしょう。
蘇芳・・・ちうがくせいだというのに、ステキな太腿でした。(^_^)
話としては、いろんなモティーフが投げかけられてて、それらが筋の上で重要になってくるもの、今回のエピソードとして面白かったものと、しっかり全体を考えた上で配置させられているっぽいのが、骨太のドラマを感じさせてくれるところでもありました。
ということで、気に入った点なんかを羅列的に残しておきます。
・パブリチェンコ博士と、紫苑。
冒頭、FSBがなかなか面白いことを言ってまして、DNAレベルでパブリチェンコ博士の死を確認しているのに、実は息子ともども生きているらしいこと、1日分の記憶だけ引き出すことができる、ということの意味。
このあたりも、どういう仕掛けなのか、それとも、契約者の不可解さの中で説明とかはされずに進行するのか、わかりませんが、契約者が生まれてくる経緯の不可解さとも含めて、作品の背景にある、暗闇のようなものを暗示してくれていて、ちょっとゾクッとしたところ。
・FSBの契約者認識。
上と関連しますが、彼らの認識と、三号期間、CIA、そしてMI6の認識と、ズレが生じているのが面白いですね。
これはたぶん、契約者に対する実験・研究の速度の差、ぽいのですが、そのわりに、ターニャといい、今回のソロコフといい、かなり特異な、見ようによっては気持ちの悪い能力を伴って登場してきているので、研究と、実際とはそれほどリンクしていない感じですね。
そんな中にあっての、パブリチェンコ博士の存在、目的。
この辺は、おいおい見せていただけると思うのですが、どうも蘇芳にとっては、あまりハッピーな展開にはならなそうです。
つまり、父が紫苑を選んで蘇芳を捨てるとか、眼中にないとか、そういった点で。
・ジュライ「痛い」
蘇芳が、ドールとしてではなく、人間としての反応をジュライに期待するシーンがあったんですが、あそこの描写が、契約者のありように迫っていると同時に、蘇芳の「子供らしさ」みたいなものとしても描写されていたのが、なかなか面白かったです。
喜怒哀楽のうすい契約者、というのは理屈でわかっていても、それでも、「寒くはないのだろうか」「痛くはないのだろうか」という疑問に動かされてしまう姿、同情。
そしてついにその蘇芳の気持ちにこたえるような形で、痛覚をもらしてしまう、ジュライ。
観測霊をとばす、ということが、どういう感情なのか、蘇芳の言うように助けを求めていたのか。
これ、今回だけのエピソードなんでしょうか、なんかシリーズ全体の鍵になってきそうでもありますね。
ジュライが蘇芳と行動をともにするようになったこととも、関係していそうですし。
・銀のことを言われてキレかかる黒。
ジュライに関係してですが、同じドールなのに、銀には執着して、ジュライはモノ扱いの黒に対して蘇芳が放った疑問、というより、むしろ詰問かな。
それに思わずキレかかる黒さんでしたけど、あの辺、単に黒の気持ち、というだけでなく、ドールの存在が契約者にとってどういう影響を及ぼすのか、もっというと、ドールこそが見かけと逆に、契約者を動かすだけの価値を秘めているのか、といったことを暗示してくれるのですが、はてさて。
このあたりは、銀がどういう状況で、物語の上に復帰してくるのか、ということと関係してきそうですな。
・FSBの契約者、イリヤ・ソコロフ。
仲間からも嫌われる、元・快楽殺人者。
死に至らしめる手法が具体的だったわりにわかりづらかったんですが、脳内麻薬をいじって、神経系統を麻痺させて、窒息死、というところですかね。
やられてるおっさんとか、生天目な便利屋さんとかの、末期の顔がかなりえぐかったですが、瞬間技じゃなかったためか、黒に不意をつかれて倒されてしまいました。
この男の対価が、スケッチを描く事・・・だったんですが、ただのスケッチじゃなくて、カラダに切り刻みの線を入れる、という、なかなかキてる対価でしたのが、面白かったですな。
・便利屋・生天目さん。
美人だったのに、もったいない。(^_^;
・ターニャ上陸。
これは次回のポイントでしょう。
ただ、今までの人物展開を見てますと、ターニャも、退場それ自体は、けっこうあっさりと退場してしまいそうではありますな。
・未咲と鎮目弦馬。
下っ端なんで、全体像を教えてもらっていない、ということでしたので、まだ本当かどうかわからないので、もう少し見てから、ですが、ちょっと重要になってきつつあるようですな、この三号機関の面々。
あのおっぱいメガネなんかは、鎮目言うところの上の方にあたるのかしらん。
・三号機関の面々。
ゴルゴが、9課課長みたいなのと、苦い茶を飲んでる光景は面白かったです。
あそこはギャグに近かったと思うのですが、その後、課長みたいなのが、葉月にプライベートっぽいことを聞いてたのが印象的で、それぞれに出自、目的がズレているかも、と思わせるには十分でした。
この連中、ただの戦うコマではないみたいですので、今後が楽しみ。
次回はターニャと対決するみたいですけど、あのプールにプカプカ浮いてた女はいったい誰なのかしらん。気になりますわん。
エンドイラストは、双子の金髪ロールでした。
ジュライも一緒に映ってたところを見ると、この双子もやはりドールなんかなぁ・・・。
テーマ:DARKER THAN BLACK 流星の双子 - ジャンル:アニメ・コミック
余計なことを考えいます(^_^;)
ターニャたちのFSBは昔KGBと
呼ばれていましたがプー●ン大統領は
一応KGBにいたことはありますが(^_^;)
ボンズやサンライズは余計なことを考えてしまう事が
多いいです(^_^;)
それでも気に入ったものは、書いてますけどね。
この第2シリーズでも、北海道上陸後のジュライが、頬の両側に指をあてて、笑顔を物理的に作ろうとしているシーンがありまして、第1シリーズで銀がやってたので、「銀の真似」と書いてしまいましたけど、あれなんかも正確には、20世紀初頭の名画『散りゆく花』(1919)で、リリアン・ギッシュがやってた、サイレント映画史に残る名シーンからだろうと思います。
あれなんか、リリアン・ギッシュのおかれていた、父から虐待を受け、笑顔を作れなくなった少女、という設定と、ドールとして笑顔をなくしてしまった銀、ジュライなんかが対応していて、ちょっと面白かったところでした。
これなんかは、本作とリンクしていたので、書いといた方が良かったかな、とは少し思っていたりします。
ですね(^_^;)
リリアン・ギッシュ、『散り行く花』さすがに未見ですが、
よく見ておりますね白石様(^_^;)
監督、グリフィスなんですね。
『國民の創生』や『イントレランス』の。
表情のない子が笑顔を作る、ってのは、かなり
そそられる素材ですが、源流はこの映画なんですか。
銀、蘇芳、ジュライとお子ちゃま達が増えておりますが、
思いついたネタ。
八百屋のおばちゃん「あら、可愛い子たちね~」
未咲「は?はぁ~?」
おばちゃん「この子目元がお母さんそっくりねぇ~」
未咲「だから、ちがいますって!!」
銀「ママ」 蘇芳「ママ」 ジュライ「ママ」
おばあちゃん「おまけしといたよ、そろそろ四人目かい?」
未咲「だから、ちがいます!!」
おばちゃん「アンタ紅白に出るんだって?」
未咲「ちがいます!!」
こういうギャグをやったり…ありそうだけどたぶんないでしょうねぇ~
(^_^;)
とりあえず水樹奈々さん、紅白出場おめでとうございます♪
劇だとまた違ってくるでしょうけど、映画だと私が知る限り、『散りゆく花』が最初だと思います。
リリアン・ギッシュは、メアリー・ピックフォード、アラ・ナジモヴァとともに、日本の映像文化に及ぼした影響も大きい人でしたので、昔、いろいろ探して、見たり、を繰り返してたことがありました。
明朗快活ピックフォード嬢、純情可憐ギッシュ嬢、妖艶ナジモヴァ夫人、なんていわれて日本でも親しまれていたそうな。
ネグリやスワンソンなんかより、少し前の人ですね。
未咲さんに関しては、そういわれても全然違和感がない、と言いますか、ジュライとか人種が違うのに、信じられてしまいそうな、というか。
未咲、苦労してそうだからなぁ。。。
紅白については、ほんとに水樹さんしか見たいとは思わないのが、なんともかんとも。
アンジェラ・アキなんかより、angelaを出してほしいです。(笑)