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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

民主党が国民投票法の修正案を提出+アンチ「石原節」+ 頑張れ、マスコミ

 
  私は東京都民ゆえ、しかも超アンチ石原ゆえ、最近はついつい都知事選がらみの記事
が多くなってしまっていたのだが。(^^ゞ その間にも国政の方がどんどん新たな展開を
見せていて、何から書いていいか、困ってしまうほどだ。
 
 あまり都知事選や石原氏のことを書き続けるのもどうかな~という思いもあるが。
ただ、都知事選で感じた&考えたことは、このあとの参院選などの戦い方に活かせる点
も少なからずあるように思うし。石原氏の言動、政策は安倍政権とリンクすることが
多いので、当分の間は、国政のことと併行して書いて行こうかな~と思っている。
<メディアとか有権者のあり方などでも重なる部分が多いように思えるし。>

* * * * *

 国政で、私が最も気になるのは、やはり憲法改正に関わる動きなのであるが・・・。

 今回は、改憲の手続法である国民投票法案に関して書きたい。
 民主党は、9日に党内の憲法調査会の総会で、国民投票法案の民主党修正案を決めた。
10日には「次の内閣」で承認され、国会に提出したという。<*1>

 私はコチラの記事にも書いたように、与党修正案と替わりのない修正案を出すなら、
あまり意味がないと。どうせなら、同法案で問題になっている事項を入れて、党内の
改憲慎重派の議員や支持者が納得できるものにして欲しいと考えていたのだが。<コチラ

 会長の枝野氏も同様の考えを示し、「国民投票の対象に憲法改正以外の重要事項も
加えること」「公務員の改憲に関わる政治活動の規制は、原則として行なわないこと」
「有料広告は、国会発議後から中止すること」などの規定を盛り込んだ。
<尚、最低投票率や棄権票の扱いに関する意見も出たが、今回は見送られたという。>


 この修正案の中では、特に有料広告の禁止期間を長くしたことに意義があると思う。
<本当は全面的に禁止してもいいと思うのだが。> そもそも憲法改正のような重大
で、よ~く考えなければいけないようなことに関して、たとえば、TVの15秒や30
秒のスポットCMでアピールしようということ自体、誤っていることのように思うのだ。
<ちなみに私は、政党のCMにも反対の立場である。>
 しかも、これは公聴会でも色々な場でも問題視されていることであるが、特にTV
のCM費用は高額なので、結局、お金がある方が色々なCMをたくさん流せて、有利
になってしまう可能性がある。
<率直な話、改憲側が断然有利だ。おそらく2010年改憲に賛同をしている経団連
等の諸団体や企業から献金協力が集まり、あの広告代理店も頑張って、CM攻勢をかけ
て来るだろう。TV局など、マスコミ各社も大口スポンサーに妙な配慮をするようになるかも
知れない。・・・でも、結局、また「やらせTM」の時みたいに、あの代理店が儲かるのね。^^;>

 
 鳩山幹事長は「民主党の修正案を審議しないで、与党が今週中に(与党修正案を)
通すという話はありえない」と言っていたが、公聴会などでも出ていた意見を取り入れ
た修正案を作ったのだから、それがまっとうな議会制民主主義のルールに従った
審議の仕方であろう。
 だが、自公与党の協議では、仮に委員会の審議の時間を11,12日に増やしたと
しても、予定通り、12日には委員会採決、13日には同法案を衆院通過させること
を確認したという。<*2>
 
 何度も言うが、私は国民投票法案を作ること自体には反対ではないのだ。だけど、
大事な法案だから、もっと慎重に審議して、よりよい法案を作るように努めるべきだ
と主張しているのだが・・・。
 でも、安倍政権は民主主義のルールなど、どこへやら。ともかく国民投票法案の成立
ありきで、ひたすら数の力で押し通そうとしているのである。


 昼間、TVを見ていたら、新聞記事を受けて、少しだけだったけど「そもそも国民
投票法とは何なのか、何が問題なのか」ということを取り上げていた。
「そんな、もう今週、衆院通過するかという段階になってから取り上げても~」と
思ったりもしたが。
 でも、民主党が修正案を出したことも、今からでもメディアが取り上げることも、
国民が、この法案の問題点や安倍政権が強引&拙速に法案成立を行なおうとしている
ことを知ることができるという点では、おおいに意味があると思う。
<将来、国民の意見が高まれば、法案の問題点の改正ができるかも知れないし。安倍
政権の改憲まっしぐらのアブナさに気づく機会にもなるので。>

* * * * *

 同じく、メディアで今さら・・・と思ったのが、石原氏に関する報道だ。<*3>

 私は、前記事でも少し書いたが、昨日、石原都知事のインタビューや会見で、相変わ
らず暴言&オーヘイな言動のオンパレードを見ながら、「ま~た4年間、これをきか
されるのか」とヘキエキとさせられていたのだが。
 どうせメディアは、そんなに取り上げないのだろうな~と思っていたら、ワイド・
ショーやニュース番組、新聞などで、次々と「早速、石原節が始まりました」「反省は
選挙と共に終わったのか」などと、問題発言のシーンの映像をアレコレ流しながら、
やや批判めいた扱い方をしていた。

<この「石原節」という言い方は、このような言動が彼の個性として是認されている
ような感じがするので、適切ではないように思う。はっきり「問題発言」「暴言」と
表記すべきなのではないだろうか?>

 しかも、前に「東京に五輪招致できなかったら、責任をとる」と言っていたのに、
「何らかの責任は取るという意味で言ったんで、辞めるとか辞めないとか、そういうの
喧伝されると戦いは不利になる。それは忘れてくださいよ」と前言を撤回したとか。
こういうとこは、潔くないやつなのだ。


 特に問題にされていたのは、阪神大震災の時に「(自衛隊に派遣要請する)首長の
判断が遅くて2000人が死んだ」<そして、自分は災害の時は、米軍や陸海空自衛隊
の協力を得られると豪語。(mew目撃)>して、兵庫県知事の対応を批判したこと。
 そして四男や公費問題で色々とマスコミに扱われたことに関し、「人生で初めて、
一部のメディアに、かなりアンフェア(不公平)に陰湿に根拠のないバッシングをされ
た」などとマスコミ批判を行なったことだった。

 さんざん暴言を見聞して来た私から見れば、毎度のことなのであるが。
 関係者の誰かが、ちょこっとこういう話をしたのをきくと、根拠があるのかないのか
はっきりしないことでも、自分の都合のいい形でどんどん公の場で言ってしまうのだ。
<震災の話は、選対本部長だった佐々氏がTVで「これは本当だ」とフォローして
いた。佐々氏が教えた話なのかな?>


 さらに昨夜、横断歩道の信号待ちの時に、50~60代の女性二人が「石原ってイン
タビューで、何かすごくいばっていて、失礼な話し方をするのね~」みたいな話を
しているのがきこえて、思わず後ろから「だから言ったじゃん。アイツは・・・」と
小一時間、レクチャー(?)をしたい気分になってしまった。(苦笑)

 それにしても、やっぱ「何だかな~」と思うのはマスコミだ。
 当選してから、「また石原節」とか言って、彼の暴言を取り上げて批判しても、もう
遅いのだ。「選挙中の謙虚さを忘れないで欲しいものです」なんて、前も書いたけど、
選挙対策用に決まってるではないか。<コチラなど>
 会見でも、多くの記者が「あんた、どこの人?」「そんなのメディアの仕事だろ~」
と邪険に扱われ・・・しかも、本人も「猫かぶっていたら、やっていられない」みたい
なことを言っているし~。
 マスコミ側も、少しは怒りを見せて欲しいものだ。

 すでに当選してしまったとはいえ、もし都民やメディアが石原氏の問題に気づいて、
ちゃんとウォッチ&報道したり、必要な時には批判するようになれば、まだ少しは日本
の民主主義もいい方向に進むと思う。<批判されても、「アンフェアなバッシング」
とか言ってしまう人ではあるけど。^^;>
 このブログでは、下手すると何十回も書いているが、国政や地方行政のTOPの立場
にある人が、公の場で安易に暴言、失言しないような風潮というものを作って行かな
ければならないとも思う。
 ただ日本人はどうも、少し時間が立つと、そんなことも忘れたかのように野放しに
しちゃう傾向があるのが残念なところだ。<今度はそうならないといいな~。>

 ちなみに浅野氏は、今日10日から慶大の教授としての仕事が始まるのだそうだ。
 講義は10日に始まり、「政策協働論」と「浅野ゼミ」をこなす。テーマは「知事像」
で、出馬を決める以前から決めていた。47都道府県知事を「解剖」し、普遍的な知事
像を探るそうだ。<*4>
 黒川氏はお昼にTVに出て、今後もオリンピック反対などを訴えて行くと話していた。
是非、そうして欲しいものだ。

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*1

『『民主党は10日午前、憲法改正の手続きを定める国民投票法案の民主党修正案を衆院に
提出した。与党は12日の衆院憲法調査特別委員会で与党案を採決する方針だが、民主党
は修正案提出を理由に審議の続行を要求して12日の採決を阻止する構えだ。
 修正案は投票の対象を、憲法改正以外にも広げ、「憲法改正の対象となり得る問題、
統治機構、生命倫理に関する問題」とする。また、投票権者は18歳以上とし、選挙権
年齢が引き下げられるかどうかにかかわらず、3年後の施行時には実施する。公職選挙
法改正で選挙権年齢を18歳以上とするなどの法整備もうたったが、経過措置は設けて
いないためだ。
 メディア規制は、テレビ・ラジオの有料広告を、憲法改正案の発議から投票日まで
全期間禁止する。国民投票に関する放送について、政治的公平を規定した放送法の趣旨
に留意する規定も盛り込まれた。
 改正案が成立する過半数の定義を有効投票総数の過半数とすることなど、与党案と同じ
内容となる修正も含まれている。<毎日新聞 10日>』

*2

『 統一地方選の前半戦を終え、政府・与党は9日、今国会で処理する重要法案の選別に入った。憲法改正の手続きを定める国民投票法案について、12日の衆院憲法調査特別委員会で採決し13日に衆院通過という方針を確認。今国会で成立の可能性が強まった。教育改革関連3法案を巡っては12日にも衆院に特別委員会を設置。来週以降に審議を加速する構えだ。

 「今週、大きなヤマ場を迎える。国民投票法案は十分審議を尽くしており採決の環境は整った」。自民党の二階俊博国会対策委員長は9日の政府・与党連絡会議で、国民投票法案の採決の段取りを説明。「審議時間は、衆院憲法特委設置前の調査会を含めると540時間以上」と、慎重審議を求める民主党の批判は当たらないとの考えを強調した。<日経 10日>』



*3

『東京都の石原慎太郎知事が、3選を果たした直後の8日の記者会見で、阪神大震災
(95年)について「(自衛隊に派遣要請する)首長の判断が遅くて2000人が死ん
だ」と発言したことに対し、兵庫県の井戸敏三知事は9日、「いいかげんな議論はして
いただきたくない。誠に失礼だ」と不快感を示した。

 井戸知事は「阪神大震災の問題は、不意打ちだったということ。犠牲になられた方は
ほとんどが圧死だった」と指摘。「自衛隊派遣の有無と犠牲者の数は脈絡のないこと。
関東大震災に対する備えとして、一番の防災責任者となる知事がそのような認識を持たれ
ているのだとすると、いささか心配」と話した。<毎日新聞 9日>』

『8日に投開票された東京都知事選で約111万票差で石原慎太郎氏(74)に敗れた
前宮城県知事で慶応大教授の浅野史郎氏(59)は9日、報道各社の取材を受け、同大
総合政策学部の教授としてキャンパスに戻り、新学期を迎える意気込みを語った。昨夜
の涙から、気分を一新。浅野ゼミのテーマは「知事像」で、「この経験で講義に深みが
出るかもしれない」と苦笑いした。

 選挙期間中は春休みだったため、授業を休講することはなかった。講義は10日に始まり
「政策協働論」と「浅野ゼミ」をこなす。テーマは「知事像」で、出馬を決める以前から
決めていた。47都道府県知事を「解剖」し、普遍的な知事像を探る。宮城県知事3期
12年を務めた自分や石原氏も研究対象になる。

 浅野氏は「今までは(知事選で)成功体験しかなかったが、失敗もあると言える。客観
的に分析するいい機会」と述べ、「落選はしたけどラッキーでもある」と自らを奮い立た
せた。<毎日新聞 9日>

3選を果たした石原慎太郎東京都知事(74)は9日早朝から、NHKや民放の番組に
相次いで出演、疲れも見せず「言葉じゃなくて、目で見える形で(都政を)変えてきた」
などと朝から気炎を吐いた。

 石原知事は、テレビ出演のため前夜から都庁に隣接した新宿区のホテルに宿泊。テレビ
では「人生で初めて、一部のメディアに、かなりアンフェア(不公平)に陰湿に根拠の
ないバッシングをされた」とひとしきりマスコミ批判をしてから、財政再建や環境対策
などの実績を並べ立てる一方、国への注文をつけながら、最後は「都民の知的なレベルの
高さが(私を)理解して、良識を示してくれた」と語った。

 また、これまで16年の五輪招致ができなかった場合に辞任するとしていたが、今朝は
「何らかの責任は取るという意味で言ったんで、辞めるとか辞めないとか、そういうのけん
でんされると戦いは不利になる。それは忘れてくださいよ」と前言を撤回。コメンテーター
が「この何年か新しいことがされていない」と指摘すると「そりゃあんたが不勉強なんだ」
と切り返し、刷新した会計制度を例に挙げて実績を強調、いつもの石原節を聞かせた。
<毎日新聞 9日>
 
*3

『8日に投開票された東京都知事選で約111万票差で石原慎太郎氏(74)に敗れた前宮城県知事で慶応大教授の浅野史郎氏(59)は9日、報道各社の取材を受け、同大総合政策学部の教授としてキャンパスに戻り、新学期を迎える意気込みを語った。昨夜の涙から、気分を一新。浅野ゼミのテーマは「知事像」で、「この経験で講義に深みが出るかもしれない」と苦笑いした。

 選挙期間中は春休みだったため、授業を休講することはなかった。講義は10日に始まり、「政策協働論」と「浅野ゼミ」をこなす。テーマは「知事像」で、出馬を決める以前から決めていた。47都道府県知事を「解剖」し、普遍的な知事像を探る。宮城県知事3期12年を務めた自分や石原氏も研究対象になる。

 浅野氏は「今までは(知事選で)成功体験しかなかったが、失敗もあると言える。客観的に分析するいい機会」と述べ、「落選はしたけどラッキーでもある」と自らを奮い立たせた。
<毎日新聞 10日>』
by mew-run7 | 2007-04-10 14:33 | 民主主義、選挙

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