菅や海江田の暴言(?)は、政府と現場の攻防のあらわれ+大阪府議のトンデモ発言
2011年 03月 22日
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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
震災に関連しての問題発言&行為についてのニュースを3つ。
まずは、大阪の府議会議長が、東日本巨大地震に触れて「天の
恵み」「本当にこの地震が起こってよかった」と発言したと
いう話を。
『4月1日告示の大阪府議選に立候補予定の自民党の長田義明・
府議会議長が、20日の事務所開きで東日本巨大地震に触れ、
「大阪にとって天の恵みと言うと言葉が悪いが、本当にこの地震が
起こってよかった」と発言していたことが分かった。
長田氏は、大阪湾岸の府咲洲(さきしま)庁舎に庁舎を全面移転
させる橋下徹知事の構想に反対している。同地震で咲洲庁舎の
エレベーターや壁の一部などが損傷し、橋下知事は防災拠点に
ふさわしいか再検証する考えを示しており、事務所開きでは、移転
問題に言及して「よかった」「知事の考えが間違っていたことが
示された」などと話したという。
長田氏は取材に「会場では黙とうもしており、被災者を思う
気持ちはみんなと同じ。ただ、発言は不謹慎で、言ったことが
悔やまれる」と話した。<読売新聞21日>』
大阪府では、橋下知事が大阪都構想を掲げ、「大阪維新の会」
なる地域政党を結成。ここに自民党を中心に保守系の政党に党籍を
持った大阪府議・大阪市議などの地方議員が参加しているのだが。
そもそも橋下知事は、自民党、公明党の支持を受けて当選した
にもかかわらず、自公の存在を軽視している上、維新の会の政策
には、自民党の考えと反するものが少なくないため、両者の関係が
かなり悪化しているとのこと。
おそらく、それが、この発言にもつながったのではないかと
思われる。^^;
でも、府議会の議長たる地位にある人が、これだけの被害を
目の前にして、東日本の震災に関して「天の恵み」とか
「よかった」とか言ってしまうなんて。
言葉は悪いがと断っているように、クチにするのはよくない
と思っているなら、尚更に言うべきではないでしょ~。(ーー゛)
* * * * *
『朝日新聞出版発行の週刊誌「アエラ」は20日、東京電力福島
第一原子力発電所の事故を取り上げた19日発売の3月28日号
について、簡易投稿サイトのツイッター上で「ご不快な思いを
された方には、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。
同誌は表紙や広告で、防護マスクをした人の写真に「放射能が
くる」と見出しを付けた。ネット上で「福島の風評被害を広げる
のか」との批判があり、ツイッターで「表紙及び広告などに対して
ご批判をいただいています。恐怖心をあおる意図はありません」と
釈明し、謝罪のコメントを出した。
朝日新聞出版管理部は「ツイッターに掲出したコメントにある
とおりです」としている。<読売新聞21日>』
問題となっているAERAの表紙が、同社HP(コチラ)にある
のだが。
確かに、見た目には、ちょっとギョッとさせられて、恐怖心を
煽るような感じがあるかも知れない。^^;
編集部側はツイッターでは謝罪したが、HPには何も書いて
おらず。このまま発売を続ける気でいるようだ。(-"-)
原発事故や放射能汚染に関しては、既にネット上では、あること
ないこと流言蜚語が飛び交っている状態にあるのだが。
国民の多くが関心を持つテーマであるだけに<つまりは、売れる
見込みがあるので>、これから雑誌などがどんどんと特集を組む
可能性が高いのではないかと思う。(-"-)
ただ、中には「売らんがな」という思惑みあって、「最悪の場合」
という感じで、かなり大げさなことを書いて恐怖心を煽るような
記事も出るのではないかと思われるので、情報を受け取る側が、
冷静になって情報を取捨選択して、自分なりにしっかりと判断して
行くことが望まれるだろう。(・・)
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昨日21日、石原都知事が、菅首相に、福島原発への放水を
行なった東京消防庁に対して、担当大臣から圧力的発言があった
と抗議があった。
これに対して、菅首相がその場で陳謝。また22日には、発言
を指摘された海江田経産大臣も謝罪を行なったという。(-"-)
『東京都の石原慎太郎知事は21日午後、首相官邸で菅直人首相と
会い、福島第1原発での放水作業をめぐり、政府関係者から東京
消防庁ハイパーレスキュー隊幹部に対して「速やかにやらなければ
処分する」との圧力的発言があったとして、抗議した。石原氏に
よると、首相は「陳謝します。大変申し訳ない」と述べた。
石原氏は会談後、記者団に「現場の事情を無視して、(放水作業
を)速やかにやれ(と指示があった)。やらなければ処分する、と
いうことを上から言ってはいけない」と強調。さらに、「担当大臣
か何か知らないが、恐らく上から来るのだろう。そんなばかなこと
を言ったら戦が戦にならない。絶対言わせないでください」と首相
に申し入れたことを明らかにした。
また、同隊が使用した放水車の連続放水能力は4時間が限度
だったが、政府側の指示で7時間連続で放水したため、石原氏は
「完全に壊れた」と説明した。
一方、枝野幸男官房長官は同日午後の記者会見で「これから調査
する」と述べるにとどまった。<時事通信21日>』
『福島第1原発での放水作業を巡り、政府関係者が東京消防庁の
ハイパーレスキュー隊幹部に、早期に放水を行うよう圧力をかける
発言をしたとされる問題について、海江田万里経済産業相は22日
の閣議後会見で、「私の発言で消防関係者が不快な思いをされたと
いうことであれば、おわび申し上げる」と述べ、陳謝した。
ただ、海江田氏は、「言った、言わないということをここで言う
べきではないと思う」と述べ、事実関係は明らかにしなかった。
さらに「かなりの事実の混同がある」と加えた。<毎日新聞
22日>』
『海江田大臣は「自分が直接、現場と話したのではなく、かなりの
事実の混同も入っているので、いずれしっかり話したい」と述べ、
具体的な事実関係について改めて明らかにする考えを示しました。
<NHK22日>』
* * * * *
どうやら海江田大臣が、直接、レスキュー隊幹部と会って言った
わけではないようなので、上から話が伝わる間に、表現が変わった
こともあり得るのだけど。
福島原発の事故に関しては、政府では、経済産業省&その下にある
保安院が管轄しているため、海江田大臣やその周辺に、早く放水を
行なわなくてはという焦りがあって、キツイ言葉を投げかけた可能性
はあると思うし。
もっと、現場で働く人たちの気持ちを考えて、言葉づかいには
十分に気をつける必要があるのではないかと思うし。問題があった
と思うなら、速やかに謝罪することが望まれるだろう。(**)
* * * * *
mewは、もしかして、海江田大臣が、東電を恫喝した菅首相の
影響を若干受けてしまったのかしら」と思ったりもしたのだが。^^;
一部では、菅首相や海江田大臣などが、「政治主導」をアピール
するために強く出ているのではないかとか、自衛隊や消防隊など
様々な機関を使って、パフォーマンスを行なっているのではないか
と批判する人もいるようなのだけど。
少なくとも福島原発に関しては、パフォーマンス云々の前に、
何とか大きな事故に発展しないようにと必死になっており、逆に
余裕がなくなっている部分があるのではないかと察する。(^_^;)
また、災害救助や福島原発の現場で働く人たちには、生命や健康
の安全の確保も含めて、色々と自分たちの言い分や立場があると
思うのだが。
今後も、政府がアチコチから批判を受けたり、切羽詰まった状態
になったりした場合に、お互いに信頼関係を築く時間も十分にない
だけに、両者の間で対立や軋轢が生じることもあるのではないかと
懸念する部分がある。(-"-)
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菅首相が、15日の朝5時半に東電に乗り込み、「あなたたちしか
いないでしょう。覚悟を決めてください。撤退したときには、東電は
100%つぶれますよ」などと怒鳴ったということに関しても、
パフォーマンスだという人たちがいるのだが。
mewから見ると、こちらもかなり必死になって&余裕を失っての
行為なのではないかという感じがしている。(@@)
2号機の燃料棒が露出をしたという報を受けて、14日の夜から
15日の朝にかけて、政府と東電の間では、撤退や一時退避の話も
含めて、攻防が繰り広げられていたのである。^^;
『14日夜、東電の清水正孝社長と枝野官房長官、海江田氏が電話
で連絡を取り合った。政府側は「燃料棒露出を受け、東電側が作業
員全員の撤退を申し出てきた」としている。これに対し、東電
関係者は「一時退避はあっても、撤退ということはありえない」と
反論する。
政府側は、作業員が全員退避すれば原発の制御は不可能になると
受け止め、「事態を沈静化させることは可能だ」として引き続き
作業にあたるよう求めたという。清水社長は15日午前4時過ぎと
いう異例の時間に首相官邸に駆けつけ、首相と対応を話し合った。
この点についても、東電関係者は「首相に呼ばれた」とするなど、
主張は大きく食い違ったままだ。
社長が引き揚げた約1時間後、今度は首相が東電本店を急きょ
訪問した。「撤退などあり得ない。覚悟を決めて下さい。撤退した
時は東電は100%潰れる」と部屋の外にまで響き渡る声で幹部に
迫った。<読売新聞17日>』
* * * * *
菅首相は、災害救助のために、自衛隊を10万人規模で動員する
と発表し、実際に各地に派遣しているのだが。
10万人というのは、自衛隊員の約半数に当たる人数であるため、
防衛省&自衛隊幹部やメディアの中で、国の防衛を重視する人たち
からは、かなり批判を浴びているし。部隊の中には、抵抗を示す
ところもあったという。(-"-)
陸上自衛隊のへりコプターによる放水に関しても、2~3日前から
発案されていたのだが。あまりに危険な作業であったため、首相&
防衛大臣の政府側と自衛隊側との間で攻防があって、17日、ついに
北澤防衛大臣が命令を下すことを決意したのだという。
『陸自は当初、16日に海水を投下する予定だったが、周辺の放射
線量が同省が定める隊員個人の累積被ばく量を大幅に上回ったため、
作業を断念していた。
海水投下に先立ち17日朝に行われた陸自のUH60ヘリ1機に
よる現場周辺の放射線量のモニタリング調査結果は、高度1000
フィート(約300メートル)で1時間当たり4.13ミリシー
ベルト、300フィート(約90メートル)で同87.7ミリシー
ベルトだった。その上で水の投下を決断した理由について、北沢
防衛相は会見で「地上からの放水が(放射線量が)高濃度のため
なかなか決断できないなか(3号機の現状から)『今日が限度』と
判断した」と述べ、放射線量が相当に高いなかで、ギリギリの決断
をしたことを明かした。<毎日新聞17日>』
* * * * *
この他にも、政府と現場との間の攻防の話が色々と出ているの
だけど・・・。
mewは、現場の人たちが、自分たちや部下の身の安全を確保を
考えたり、作戦が成功するように慎重に対応しようとしたりするのは
当たり前のことだと思うのだが。
首相や大臣としては、あまりに現場の声を重視してしまうと、後手
後手に回って、手遅れになると被害を大きくしてしまうおそれがある
だけに、ここぞという時には、恫喝気味であっても、上から強く
出なければいけないケースもあるのではないかと思うし・・・。
ただ、みんな「何とか原発事故の拡大を阻止したい」「震災の被害
者の救済に役立ちたい」という気持ち、目的は同じだと思うので、
何とか少しずつ信頼関係を築いて、国民のためにいい仕事ができる
といいな~と願っているmewなのだった。(@@)
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