地方競馬のタイガーマスク+菅の「共助の精神」を党内融和にも活かして欲しい
2011年 01月 13日


最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
タイガーマスク・伊達直人の児童擁護施設へのプレゼント運動が
全国各地に広がりを見せている。
<Because It's Thereさんからも、この件に関する記事のTBを
頂いた。>
ちなみに、以前もブログで紹介したことがあるのだが。
南関東の川崎競馬のエースである今野忠成騎手(32)は、
「競馬界のタイガーマスク」だと言えるだろう。
今野騎手は、諸事情により、小3~中3まで児童擁護施設で
育ったとのこと。中学卒業後、騎手の養成学校にはいり、17歳
でプロ・デビューしたのだが。それ以来、なかなか勝てなかったり、
ケガをしたりで収入が少なかった頃から、ずっと毎年50万円を
お世話になった施設に寄付をし続けているのである。"^_^"
<団体から表彰を受けた時の写真&受賞理由はコチラ
今日だけ特別に、右の写真もユキチャン&今野に>
昨年12月には、その今野騎手も参加して、高知競馬場で、
南関の騎手と高知の騎手が対戦する形のレースが行なわれたの
だが。今野騎手の話を知った参加者たちが、騎手賞の賞金を
地元の児童擁護施設に寄付することに決めたという話をきき、
「いい話シ~サ~」だと思ったmewなのだった。(ノ_-。)
<上の話に関する高知競馬のおしらせはコチラPDFに>
また、ボクシングの坂本博之選手<元・東洋太平洋ライト級
チャンピオン&00年に2階級制覇を果たした畑山隆則選手との
タイトルマッチで好試合をして注目された>も、児童養護施設
の出身で。自分がお世話になった施設にプレゼントを贈り続けて
いたほか、引退後は、全国の施設を廻る活動を行なっている
という。<自分が、幼少時に児童虐待を経験したことから、虐待
の被害にあった子どもたちの精神ケアに心を配っているそうだ。>
* * * * *
ところで、この伊達直人活動(?)のニュースのバックに
よくタイガーマスクの主題歌が使われているのだけど。
mewの中では、このニュースを見るたびに、アニメの終了時に
流れていた「みなしごのバラード」の歌声が流れて来るのだ。(-"-)
<mewは、この曲の方が、好きだったのよね~。(@@)>
で、懐かしさも手伝って<歌詞も一部不確かだったし>、その
歌詞を調べたので、ここにアップしておくことにするです。
みなしごのバラード
歌/新田洋 作詞/木谷梨男 作曲/菊池俊輔
あたたかい 人のなさけも 胸をうつ あつい涙も
知らないで そだったぼくは みなしごさ
強ければ それでいいんだ 力さえ あればいいんだ
ひねくれて 星をにらんだ ぼくなのさ
ああ だけど そんなぼくでも あの子らは したってくれる
それだから みんなの幸せ いのるのさ
吹く風が つめたいときも 降る雨が はげしいときも
目をあげて 明日に希望をかけたのさ
ああ だから きっといつかは あの子らも わかってくれる
みなしごの 正しく生きる きびしさを
みなしごの 正しく生きる きびしさを
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mew自身&周辺の人たちもそういうところがあるのだが。
おそらく、世の中には、もしきっかけさえあれば、自分も何か
他人の役に立ちたい、未来を背負う子どもたちのために、何か自分
にできることがしたいという人たちが、た~くさんいるのではない
だろうか。
そこに最初の伊達直人さんが現れて、人々が行動する大きな
きっかけを与える大きな役割を果たしてくれたわけで、その意味
でも、彼の役割の大きさを評価すると共に、敬意を払いたい。
また、できれば、このような好意&好意が一過性のものに終わる
ことなく、メディアに取り上げられたいがための目立ちたがり屋や
おちゃらけの動きにつながることもなく、いい形で広がりを見せて
定着して行ってくれるといいな~とも願っている。(・・)
そして、もちろん個人の善意も大切なのだけど。mew的には、
本当は、利益を得ている企業が、社会的な役割を果たすために、
率先して、様々な施設などへの支援、寄付を行なうようになって
欲しいと思うし。<将来のために、進学や資格取得のための奨学金
を出すことなども含めて。>
消費者である私たちが、どの企業がどのような社会貢献活動、
支援活動を行なっているか、しっかりウォッチして、各企業やその
製品などを評価する姿勢を持つようにすることも必要なのでは
ないかと思ったりもする。(**)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
さて、政治の世界の話に移りたいのだが・・・。
昨日、トンデモないこと(?)に気づいてしまった。何と、
菅直人氏も、伊達直人と同じ「直人」だったのよね~。(・o・)
ちなみに菅首相は、昨日のぶら下がり会見で、記者からそのこと
を指摘されて、こう答えていた。
『ーーー首相と同じ直人の「伊達直人」ということで「タイガー
マスク」による施設の子供たちへのプレゼントが全国で相次いで
いるが、どう思うか
「本当に心温まる活動だと思ってみています。共助の精神というか、
そういうものを大切にしたいと改めて思いました」
<産経新聞12日>』
mewとしては、1日も早く、国民に対して、党内融和による
まともな国政をプレゼントして欲しいものなのだが。(**)
* * * * *
ただ、菅氏は、孤立化を防ぎ、共助の精神で安心できる社会を
作って行くという施策を、野党の時代から唱えていたし。首相に
なってからも、所信表明や会見の場で語っているのも事実で。(・・)
<何分にも、もともと社民連出身の左派系だし~。(~_~;)
所信表明の該当箇所を*1にアップ>
mewも、人と人とのつながりがなくなることで、高齢者や
子育て、雇用、孤独死や自殺の問題が深刻化したり、地域や産業の
発展が失われるということを懸念しているところがあるのだが。
あまり知られていないのだけど、菅内閣も、昨年から、そのため
の施策を次々と打ち出しているのよね。^_^;
また、菅首相は、10日に書店に立ち寄って、7冊の本を購入
したそうなのだが。(*1)
<筑紫哲也氏の「自我作古 国家を考える。」も購入。菅氏は、
若い頃から、筑紫氏のニュース番組に出る機会が少なからずあった
ように思うのだけど。市民派の原点に戻って、自分のやるべきこと
を考え直すには、筑紫氏の本を読むのはいいことかも。(・・)>
その7冊の中には、「無縁社会の正体 血縁・地縁・社縁はいか
に崩壊したか」(橘木俊詔著)が、はいっていたのが目についた。
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そうしたら、昨日、早速、こんなニュースが出ていた。
『菅総理大臣は、家族や地域とのつながりが薄れている「無縁社会」
の実態を明らかにし、国を挙げて対策を検討するため、政府内に
特命チームを設置することを決めました。ことし夏までに緊急の
政策提言を行うことにしています。
菅総理大臣は、現在や将来の生活に不安を抱いている多くの人に
「居場所と出番のある社会」を作り出すことが重要だとして、国を
挙げて対策を検討するため、近く総理大臣官邸に省庁横断の特命
チームを設置することを決めました。<NHK12日>』
ちなみに、この特命チームには、所信表明でも名前が出ていた
内閣府参与で失業・貧困問題に取り組んでいる湯浅誠氏らも参加
するとのこと。
どんどんと具体的なプランを出して、実行に移して欲しいと
願っている。(**)
それに、この「人と人とのつながりによる共助の精神」という
のは、小沢氏&民主党が唱えている「国民の生活が第一。」や、
鳩山前首相が力を入れていた「新しい公共」の概念とも重なる部分
も大きいだけに、党が一丸となって取り組める分野だと思うし。
民主党政権は、もっとこのような分野の施策をアピールして
行った方がいいのではないかと思うのよね~。(・・)
* * * * *
そして、mewとしては、菅首相に党運営の面でも、「共助の
精神」を発揮してもらえないものかと思う気持ちが大きい。(+_+)
昨日の両院議員総会でも、夕方から行なわれた党の全国幹事長の
会合でも、多くの人たちが訴えていたのは「党の内紛は辞めて
欲しい」「挙党一致で国政や選挙に当たって欲しい」ということ
だったし。(・・)
挙党一致とか、党が一丸とまで行かなくとも、そろそろ、どこか
でお互いに折り合いをつけることを考えないと、国民のためにも、
党のためにもならないし。民主政治の深化にも資さず。しかも、
国民の政治への不信感を増大させるばかりだろう。(ーー)
* * * * *
mewは、昨年からずっと<コメント欄などで、小沢派からも
菅派からも批判を浴びながらも?>、早く「小沢派vs.非小沢派」
の不毛な対立は辞めて、協力体制を築けないものかと、このブログ
でも書き続けていたのだけど。
たぶん、この1ヶ月ぐらいが、両者が譲歩して協力体制を築く
ことができる最後のチャンスになるだろうし。
mewが、小沢派と非小沢派の協力体制を望むようなことを
書くのも、これが最後になるかも知れない。_(。。)_
今日13日の党大会、明日14日に行なわれるとされる内閣、
執行部の改造で、菅首相がどのような姿勢を示すのか、それで
今後の民主党政権の行方も見えて来るのではないかと思うmew
なのだった。(@@)
THANKS
p.s. これだけは、言わずにいられない。枝野を官房長官に起用
するのだけは、辞めてくれ~~~!(・o・)
小沢派とうまく行かないばかりでなく、菅グループにも、何より
国民にも理解や支持を得にくいと思うし。<mewにも、理解&
支持困難。理解してくれるのは、前原・野田Gだけじゃん?(-"-)>
菅&民主党政権にとって、ある意味で、自爆行為に近いものが
あるかも~~~。(>_<)
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか」も必見!(**)
kimeraさんも「kimekime25」で吼えているです。
さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
*1
『菅首相の10年6月11日の所信表明演説(官邸HP)より
(「一人ひとりを包摂する社会」の実現)
こうした施策に加え、今、私が重視しているのは、「孤立化」という新たな社会リスクに対する取組です。私は一昨年から、「反・貧困ネットワーク」事務局長の湯浅誠さんと一緒に、派遣村などの現場で貧困・困窮状態にある方々を支援してきました。その活動の中で、「ホームレス」には二つの意味があることを再認識しました。一つの意味は、物理的に住む家がないという「ハウスレス」ということですが、もう一つの、より重要な意味は、ある人が様々な苦難に遭遇したときに、「傍で支援してくれる家族がいない」ということです。人は誰しも独りでは生きていけません。悩み、挫け、倒れたときに、寄り添ってくれる人がいるからこそ、再び立ち上がれるのです。我が国では、かつて、家族や地域社会、そして企業による支えが、そうした機能を担ってきました。それが急速に失われる中で、社会的排除や格差が増大しています。ネットカフェに寝泊まりする若者や、地域との関係が断ち切られた一人暮らしの高齢者など、老若男女を問わず、「孤立化」する人々が急増しています。従来のしがらみからの解放は、強者にとっては自由を拡大するものかも知れませんが、弱い立場の人にとっては、孤独死で大切な人生を終えてしまうおそれがあるのです。
私は、湯浅さんたちが提唱する「パーソナル・サポート」という考え方に深く共感しています。様々な要因で困窮している方々に対し、専門家であるパーソナル・サポーターが随時相談に応じ、制度や仕組みの「縦割り」を超え、必要な支援を個別的・継続的に提供するものです。役所の窓口を物理的に一カ所に集めるワンストップ・サービスは、今後も行う必要がありますが、時間や場所などに限界があります。「寄添い・伴走型支援」であるパーソナル・サポートは、「人によるワンストップ・サービス」としてこの限界を乗り越えることができます。こうした取組により、雇用に加え、障がい者や高齢者などの福祉、人権擁護、さらに年間三万人を超える自殺対策の分野で、様々な関係機関や社会資源を結びつけ、支え合いのネットワークから誰一人として排除されることのない社会、すなわち、「一人ひとりを包摂する社会」の実現を目指します。鳩山前総理が、最も力を入れられた「新しい公共」の取組も、こうした活動の可能性を支援するものです。公共的な活動を行う機能は、従来の行政機関、公務員だけが担う訳ではありません。地域の住民が、教育や子育て、まちづくり、防犯・防災、医療・福祉、消費者保護などに共助の精神で参加する活動を応援します。』
*****
*2
『菅直人首相は10日、東京・八重洲の書店を訪れ、7冊を買い込んだ。筑紫哲也著の「国家を考える。」をはじめ、昨年日中関係が冷え込んだことが気になったのか「これから、中国とどう付き合うか」(宮本雄二著)も、随行した店員が持つ買い物かごに入れた。
通常国会での来年度予算案の審議に備えてか、藻谷浩介著「デフレの正体」、ジャック・アタリ著「国家債務危機」といった経済書も購入した。このほか「がん 生と死の謎に挑む」(立花隆、NHKスペシャル取材班著)、「無縁社会の正体」(橘木俊詔著)も買った。西岡武夫参院議長が首相を批判した手記が掲載された月刊誌文芸春秋もカウンターで手に取り、総額1万1629円を自ら支払った。
首相は記者団に「ついたくさん買っちゃったよ」と笑顔で語ったが、通常国会を控え、「読書の時間なんて確保できるのか」との声が聞こえてきそうだ。<産経新聞10日>』
*****
*3
『菅総理大臣は、家族や地域とのつながりが薄れている「無縁社会」の実態を明らかにし、国を挙げて対策を検討するため、政府内に特命チームを設置することを決めました。ことし夏までに緊急の政策提言を行うことにしています。
NHKでは家族や地域とのつながりが薄れ、独り孤独に亡くなる高齢者や社会的に孤立する若者が増えている現状を「無縁社会」と呼び、取材を通じて問題提起を続けてきました。こうした動きを踏まえ、菅総理大臣は、現在や将来の生活に不安を抱いている多くの人に「居場所と出番のある社会」を作り出すことが重要だとして、国を挙げて対策を検討するため、近く総理大臣官邸に省庁横断の特命チームを設置することを決めました。特命チームには、内閣府参与で貧困問題に詳しい湯浅誠氏らも参加し、社会的に孤立している人のさまざまなケースについて実態調査を行ったうえで、孤立に追いやっている原因を取り除く対策や、こうした人たちを支える対策をまとめ、ことし夏までに緊急の政策提言を行うことにしています。菅総理大臣は、ことしの年頭所感で「最小不幸社会」の実現を目指すとしており、特命チームでの議論を、今後の社会保障改革にもつなげていきたい考えです。<NHK12日>』