7時間目の音符 1巻
7時間目の音符 1巻
志摩時緒
芳文社
初めてできた恋人との距離が、なかなかつかめなくて。
同じ部活に所属する高校生カップルの
初々しさがまぶしすぎて清々しすぎる作品。
帯に書かれているようにイチャイチャしてるというよりは
最初はちょっとぎこちないながらも
徐々にお互いのことを理解し合っていって
ラブラブ度合いがどんどんアップしていく、という表現の方が正しいと思われるけれど、
おかげで、話が進むにつれてどんどん
お互いの親密度がアップしていくものだから、
ひねくれものの自分は、読めば読むほどキーっとムカついてくる訳で。
この2人、ちゅっちゅし過ぎだし。
部活内カップルで、みんなも付き合ってることを知っているというカップルなものだから、
みんなからの冷やかしも当然あるけれど、
それをスルッとかわしたり、
でも、時々、相手に対する本音がみんなの前で出ちゃって
皆からニヤニヤされたり、
こういう場面は好きだなあ、
カップルの2人だけでなく、みんなが幸せそうで。
2人が2人だけの世界でイチャイチャラブラブしてても
楽しいのは2人だけだからね。