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診察中に患者が刃物を取り出したら
眼前の患者に暴力の予兆、まず取るべき対応は?

2016/10/11
横内 昭光(警察OB、ホスピタルサポートサービス代表)

著者の横内昭光氏

 暴れる患者刃物を出したとき、どうしたらいいのか――。これも講演会などでよく出る質問です。私は「まず逃げる。そして助けを呼ぶことだ」と答えています。万が一診察室内で、いきなり襲い掛かってきたら、机の上に置いてある物を投げつけるとか、キーボードで刃物を持った手をはたくとか、とっさの判断で身を守る行動をとらなければいけません。最も大事なのは、診察室に入ってきた患者の様子から、その異変に気付くことなのです。

連載の紹介

院内暴力・セクハラSOS
患者からの迷惑行為の代表格が、暴言・暴力。一方、女性の就業者が多い医療現場では、セクハラも困った問題です。長年、大学病院で渉外活動を担ってきた横内昭光氏(学校法人慈恵大学総務部渉外室名誉顧問)が代表を務める、警察OBらで構成する院内暴力対策研究会のメンバーを中心に、いざというときの対処法を指南します。
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