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ネット市民を味方につけろ!
調子にのって、ブログっぽいタイトルにしてみました(笑)

はてなブックマークを俳諧してチェックしておりましたら、
面白いブックマークを発見しました。

以前、
「リンクお断り」?」2006.6.18
というエントリをしておりますが、その対極的なポリシーを宣言しているサイトについてです。

はてなブックマーク > リンクについての琵琶湖博物館の考え方

→「リンクについての琵琶湖博物館の考え方
= まとめ =

* 琵琶湖博物館のページをリンクする場合に、許可や承諾を得る必要はありません。連絡も不要です。
* 琵琶湖博物館は、リンク集の整備にあたって、いわゆる「相互リンク」の考え方を採用していません。
* 琵琶湖博物館が公開するリンク集への掲載要望については、今後の整備の参考にはさせていただきますが、必ずしもご要望に沿うとは限りません。


"当ページは自由にリンクをしていいですよ"
という内容のページで、珍しくもないものなのですが...

実に、428 usersも「はてブ」されております。
そして、コメント欄についても、概ね歓迎ムードになっています。

最初のブックマークは、2005年08月17日となっていますが、2006年7月20日以降で急激にブックマークが増加しています。

なにがトリガーとなっているのかは不明ですが、
このエントリーを含む日記として
# 蜜蜂号の大冒険記 honeybe - 2006年07月20日
が沈黙の期間をブレイクしたのかもしれません。
:



某大手広告代理店の
このサイトのご利用にあたって | dentsu online - 当社サイトへのリンクは、原則お断りいたします
というスタンスとの違いが歴然となっています。

[www.dentsu.co.jp/terms/](リンクは自粛しました)では、
著作権について

当社サイト及び当社サイト上に掲載される文章、写真、イラスト、その他の著作物(以下、総称して「コンテンツ」といいます。)に関する著作権は、当社、またはコンテンツ提供者に帰属します。
これらのコンテンツは、個人的な利用を目的として使用する場合、著作権法等により認められる場合を除き、電通に無断で転載、複製、販売、貸与などの利用をすることはできません。当社サイトにおけるコンテンツ提供者によるコンテンツに関しては当該コンテンツ提供者の許諾も必要となります。また、著作権法等により認められた場合でも、コンテンツの使用目的や使用方法などにより問題が生じることもあります。

という文言が、リンクについて のすぐ下に書いてあるのですが、

琵琶湖博物館の当該ページには、以下のような記述がされております。
(なぜかフォントが小さくなっていますが…)
著作権などとの関係について
リンクは著作権に触れるのではないかと思う人が少なくないようなので、補足しておきます。まずリンクするという行為それ自体は、何の著作権も侵害する余地がありません。リンクに際して、「WWWページ」という著作物そのものを取扱うことは一切無いからです。取扱うのは、そのWWWページを参照する「URL」という参照情報で、このURLは著作物ではありません。

リンクすること自体が著作物の「利用」じゃないかという誤解がありますが、リンクというのは、あくまで「他の利用者に対する推奨」に過ぎず、それ自体は決して「著作物の利用」には成り得ません。

ただ、リンクすることによって、インターネット上に特定の「状況」を作り出し、参照した著作物の利用を「誘導」することは確かです。従って、作者や権利者の想定を逸脱するような利用を誘導すれば、問題が生ずる可能性は、原理的には考えられます。

しかし、そのような場合でもリンク自体が「著作権」を侵害することは有り得ず、起こるとしたら別の法律問題になるという考えが、法律の専門家の間でも通説になりつつあるようです。(法律問題については、例えば (社)著作権情報センターの「著作権Q&Aシリーズ」を参照してください)

「別の法律問題」とは、例えば「著作者人格権」の侵害や、「名誉毀損」「業務妨害」などに該当する場合です。有名な例としては、「フレーム」という技術を利用し、画面の周囲に商業広告を配置して、その中に他者のページがはめこまれるような画面表示を誘導するリンクがあります。このような画面表示は問題のページの「印象」を変え、はめこまれたページの発信者が誤解される可能性があるため、「著作者人格権」の一種である「同一性保持権」や「氏名表示権」を侵害する可能性が生ずるわけです。

いずれにしても、このような問題は「事前に許諾を得てどうこう」というよりも、むしろ「後で損害賠償などを求められる」という性格の問題であると言うべきものでしょう。


D社でも別に、リンクが著作権を侵害するという主張をしているわけではないと思うのですが、たしかにそういった誤解をうむかもしれないという部分はあります。
#僕個人としては、D社自体を批判するスタンスでもないですよ。

なにか、こう対抗意識を感じてしまうのは下衆の勘ぐりなのでしょうか。

博物館にしても、広告代理店にしても、創作物を扱うというところでは同じフィールドにいるわけですが、インターネットという文化の中での利用者とのコミュニケーションのとり方で、反応が大きくことなるということがわかります。

この琵琶湖博物館のページでは、単に"当ページは自由にリンクをしていいですよ"という一文ですませるのではなく、くわしく解説をしたうえで、リンクという文化を受け入れる姿勢をしめすことで、ネット市民を味方につけることに成功したのだと思います。

ちょっと、やりすぎでしょ?という意見もあったりするようですが、なかなか面白い事例なのではと思います。

ところで、「ネチズン/Netizen」っていう言葉聞かなくなりましたね。いまでも使うんでしょうか??
ネチケット/Netiquette」もだけど(笑)

【追記】
企業ページではないのですが、こんなのも発見。
はてなブックマーク > 「ブログページ単体へのリンクは迷惑行為です
#ネタ…ですよね??

by p-article | 2006-07-25 12:11 | コミュニティ
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