ブログのタイトルは疑問形で書いた方がいい
こんな題名にしておきながら断定的なタイトルなのは、以下の記事へのインスパイアということでご了承を。
奥様、鼻毛が出ておりますことよ - ブログの文章は断定的に書くべきだ
この記事を読んで疑問に思ったこと。それは、ブログの文章は断定的に書くべきなのか?ということ。断定的に書くべき理由は以下のようになっていますが、ニュース(事実)やTips(助言?)が人気だからといって断定形が求められているというのはいささか早計な気がします。
はてなブックマークでも人気のものはニュースだったりTipsだったりします。
ですから、読者の求めているものを書きたいと感じている、言い換えるとアクセスが欲しいと思っているのならば、そういった「断定的に事象を述べる」というスタンスを取るべきです。
断定的に書くことで、言葉をより強くすることはできます。しかし、「である」や「べき」には人によっては見下ろされている感を受けてしまい、私のような何事にも否定から入ってくる人には、否定すべきところを見つけようと読んでしまうものです。例えばこの記事だって、「ブログのタイトルは疑問形で書いた方がいい」というタイトルから「私もそう思ってた(共感)」「本当にそうなの?(疑問)」「それはちょっと違うと思う(否定)」のような第一印象の上で読み始めたと思います。
ブログのタイトルの重要性を説明するのは今更かもしれませんが、ほとんどの場合タイトルから入るものです。常連だって、RSSリーダで読む人だって、個人ニュースサイトやソーシャルブックマークから来た人も、Googleでさえタイトルが表示されていてそれをクリックして本文を読み始めるのです。ゆえに、その記事が読まれるか読まれないかの大半はタイトルで決まっていると私は思っています。そして、記事を読むときの読者の気持ちはタイトルに左右されているとも思っています。
良く言うじゃないですか、第一印象は大事だって。タイトルで否定の感情を抱くと、先入観を拭い去ることないまま記事が読まれ、みんな反論とか書きたくなっちゃうわけですよ。ではどうしたらいいだろうと思って考えたことが、タイトルは疑問形で書いた方が良いのではないかってことなんです。理由は一つ、疑問は共感を得やすいんですよ。「私もそのことに悩んだことある」ってだけで強い共感覚えますからね。その延長線上にあるものが、「○○を解決する?つの方法」という人気タイトルだと思うのです。
関連:あんたジャージでどこ行くの: 「なのだ!」と「なのか?」
関連:奥様、鼻毛が出ておりますことよ - 断定と衆愚化
関連:最終防衛ライン2 - 事実と意見を区別して書く
-
私の場合、一つの記事は一つの疑問から生まれます。最終的に疑問形でないタイトルになることも多いですが、下書き時点ではタイトルは疑問形であることが多いです。前回の積みゲーを消化する方法もゴルゴ31さんの9月2日の雑記から「積みゲーを崩すにはどうしたらいいだろう?」と思ったのがきっかけです。さすがに1年半もブログ書いてると、疑問さえ思い浮かべば自分なりの書き方パターンができてしまったので、あとはそれに乗せるだけだったりして。ワンパターンから抜け出したいとも思うのですが、気に入っているものでつい…
パターン1
題名:○○はどうしたらいいの?この疑問をいだいた理由、ブログの引用、状況などの説明(3行くらい)
結論:△△△すべきである!
理由をだらだら(15行くらい)
パターン2
題名:○○はどうしたらいいの?この疑問をいだいた理由、ブログの引用、状況などの説明(3行くらい)
1.意見その1
その理由~(3行くらい)
2.意見その2
その理由~(3行くらい)
3.意見その3
その理由~(3行くらい)
<まとめ>
自分なりの結論。伝えたいことなど。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
続編も、そのまた続編も紹介してくれてありがとやんす。
まなめさんって一人大喜利もやってるんだね(爆)。
おかげさまで『サイトの値段ランキング』に入ることが出来ました。「絶対翌日には消えて無くなるから・・」と思っていたが(汗)。
で、タイトルなんですが。インパクトというのも大切なのかもしれないね。星の数ほどあるブログの中から「これっ!」と選ぶのは大変だろうから。ま、選びに選んで「けっ!こんなんかよ」と思うか思わないかはまた別な話。第一印象でタイトルというのは非常に大事だけど長期戦に持ち込まれるとやっぱり中身ですかね。
更新頑張ってくださいね。でわでわ。
投稿: ブリ | 2006.09.30 14:09
こんな辺ぴなところにコメントありがとうございます。
いつの間にか、ブログのタイトル変わってたんですね<RSS登録名が「ブログはじめました」でした。意外と前から読んでましたよw
一人大喜利と言うか、自家発電ですw ネタがないときは自分で書いて紹介しています。紹介する身として、紹介される側の喜びも味わいたくなってしまったので。
そんな私が、情報を探す際、読むかどうかの判断の大半はタイトルだったりします。中身が良いかを知ってもらうために、タイトルで興味をひくと「探す側の私からすると非常にありがたい」という記事ですねw
投稿: まなめ | 2006.09.30 15:14
うひゃ~。そんな前(でもないか)から読んでくれてたとデスカ!
「ブログはじめました」って誰でも考えるので(それに挨拶だし・・)グーグル先生などの検索サイトで引っかかるわ引っかかるわ。それで「ブロ☆はじ。」にしたのです。略しただけなんだけどね。おかげで自分だけですたい(爆)。
投稿: ブリ | 2006.09.30 17:58