●“やり直せばいい”という優しさ /『舞-乙HiME』 | 2006/04/01(土) 08:38 |
■ 最終回(#25~26)の感想
結論から言うと、これ以上はないくらいよくできたエンディングだったと思います。半年、見続けて本当によかったと思いました(^^)。
テーマの収束がほぼ完璧に行なわれていたので、作品的にはケチをつけるところがないくらいだとさえ思っています。個人的には、残念だと感じたところは1点のみ。
最終回を迎えるにあたって、ボクが心配していたのは、もちろん各キャラクターの出番や戦闘シーンの多寡などといったことではありません。この「舞-乙HiME」という作品が、アリカ・ニナ・マシロの3人を主役とした物語である以上、これがきちんと描かれ、作品としての「結論」を出せているかどうか、でした。
第1話でヴィントにやってきたアリカが初めて出逢ったニナという女の子。最後まで、この作品はこのふたりの物語でありました。
「みんなの幸せのために」戦うアリカと、「ただひとりのために」戦うニナの対決の構図。ふたりにはそれぞれパートナーがいましたが、マシロちゃんは「民」を背負う国王であり、セルゲイはニナの唯一の大切な男性です。
主人公が残酷な殺し合いを否定し、なんとかみんなが幸せになれるような道を模索する作品は古今多くあります。アリカは中盤以降、過酷な経験を重ね、その答えを探してきました。しかし、この命題は矛盾を避け得ないものでもあります。
アリカの母親をコアにもつワルキューレのシステムを破壊するよう命じたシーンに象徴されるように、為政者であるマシロちゃんには、涙を流しながらでも、ツラい命令をアリカに下さねばならない事態が起こりえます。
その時に、オトメであるアリカはどう行動するか。戦いたくなくても、どうしても敵を倒さなければならないとしたら。
それが、ミユのいった「越えなければならない壁」。問われるのは、真のオトメの資格です。
ニナとの対決というこの最終回でいうなら、みんなのために「セルゲイを見殺しにしろ」と言えるかどうか。ボクはとにかくここにだけ、注目していました。
結果は、本編をご覧になったみなさんにはおわかりでしょう。
アリカはレナもろともシステムを破壊。蒼天の青玉の力を手にします。そして。
彼女は立派でした。「ニナちゃんにそんなことをさせてまで、セルゲイは生きていたいとは言わないと思う」
このセリフを聞いた瞬間に、ボクは「舞-乙HiME」を「良し」と思えたのです。
パターンとしては、「じゃああきらめずにセルゲイを助ける方法をいっしょに探そう」とか、いろいろ考えられるでしょうが、究極の選択を迫られた場合に彼女にはその残酷な選択ができる、ということがそこで判ったことが重要なんです。あくまでもその矛盾を含めて、アリカというキャラクターをボクは受け入れられた。
「みんなを幸せに」を掲げると、どうしても主人公を“完璧に”したくなるものですが、アリカはそうではなかった。彼女は自分の甘さを自覚してもいました。それで充分です。
(なにげにニナはこのカットがお気に)
間違えるさ。そしたらやりなおせばいい。あきらめるな。
そう訴えて最後までニナを救おうとしたアリカ。ラスト、すべての記憶を失ったセルゲイと、“やりなおす”ことを許されたニナが、作品としての「救い」なんですよね。「ニナちゃん、よかったね」と手放しで言えない、百パーセントのハッピーエンドではないところがイイじゃないですか (´д⊂ヽ
ニナやセルゲイが犯した罪、についても本当は言及しなければならないと思います。ふたりであわせて何人殺したことか。あの哀しいラストでそれが購われているわけでは決してない。でもそれは、アリカの言った「やりなおせばいい」という主張への答えなんですよね。最後の戦いでニナちゃんは死んでたってかまわなかったでしょうけど、これがこの作品の優しいところです。
自分と、アリカ、エルスの三人が写った写真が彼女のもとにありました。
彼女にとってかけがえのない友であるふたり。
草の上に寝ころんで約束をかわしたあのシーンがよみがえって、また泣けますね (´д⊂ヽ
マシロちゃんについては、あまり多くを語る必要もないでしょう。すでに24話までの時点で、彼女はいまだ完璧ではないにしろ、正しき王への道を歩み始めていました。
アリカの気持ちを想って、彼女のかわりに涙を流しながら、それでも民のためにシステムを破壊しろと命じたマシロ。王になる意思を持つ者こそが王。そりゃそうです。継承権をもつものが王、ではありません。一番最初に王を名のった人のことを考えてみればいい。彼は、王子として生まれたわけではないのですから。
なので、ボクは結局マシロちゃんの出自が明かされなかったことも、それでいい、と思っています。本人は一生気にするかもしれませんけど(^_^;。
三人とも、いろいろなものを失いました。
アリカとニナはエルスを。マシロちゃんはミミを。ニナはたくさんの人を殺した罪を背負い、マシロもこれまでの悪政で直接または間接的に多くの民を不幸にしています。
そのすべては、水に流せるものでも忘れられるものでもありません。
しかし、それがたとえ取り返しのつかない過ちであっても。
“やり直せばいい”のひと言は、その罪の意識にさいなまれる人への“救いの言葉”であると思うのです。
それが主人公アリカの、ひいては作品の主張なのではないでしょうか。
だから、少なくとも今回の事件ではアリカは“他者を裁く”行為をしてはならなかったと思うのです。誰も死んでないこの最終回が全体でそれを訴えていたようにボクには思えます。ナギやトモエが死ななかったのは、ひとえにその理由によるでしょう。殺していれば、“やり直せばいい”と訴えたアリカの主張がすべて虚しくなってしまいますから。
性善説とか、そんなのは関係ないですね。悪いヤツは徹底的に悪かったですから(^_^;。
罰は(いろんな形ではありましたが)与えるけども、しかし“やり直し”の機会を奪わなかった「舞-乙HiME」は、とても優しい作品だと言うことができるのではないでしょうか。
せっかく最終回ですから、個別の要素についても書いていきたいと思います。いやもう、実際のところ1時間のストーリーを観ている間、「キタ──(・∀・)──!」の連続でしたよ(^^)。
【五柱、マテリアライズ!】
オトメたちは大半は賑やかし(笑)、でしたけど、最終侵攻のあたりでは、アリカ&マシロをサポートして飛ぶのがなんと、前作のメインキャラ(舞衣・ミコト・ナツキ)というこの燃える展開(・∀・)!
ジャンプ漫画などであれば、ラスボスを目指し、塔の一階一階を順にのぼっていくようなシチュエーション。それをダラダラやらずに数分でスピーディにやるからテンポ良かったですし、お助けキャラのミドリちゃん、マーヤ、マリアさんそれぞれの登場タイミングも計算し尽くされてとても小気味よかったです(^^)。
(シズルさんはこのカットがお気に)
軌道上での戦いは、どの作品でもビジュアル的にとても美しくて絵になるんですよね……(^^)。
キャラクターは多彩で、おいしい使われ方をした人もいたけど、その反面活躍が少なくてもったいないキャラもたしかにいました。でも、ああいう出し尽くせなかった見えない部分の魅力あってこその作品の深さ、というのもあると思うんですよ。食い足りないくらいでちょうどいいんです。
世界観にしても、たかだか26話程度の話数ですべてを見せ尽くすことができる程度の設定なんて、むしろ薄っぺらいってなもんで。想像しだいで世界がどんどん広がっていく。そのふところの広さも魅力じゃないですか(^^)。……てなわけでOVA決定おめ。待ってたぜ!
◆ “珠洲の黄玉”ハルカ・アーミテージ准将半分くらいはボクの中では“滑ってるキャラ”なのですが、あの人はいつも楽しそうで、とても良いキャラなのは確かです。
メガネの国・エアリーズで唯一メガネをかけていないキャラ。エアリーズ七不思議のひとつだ、これは(^_^;。彼女は他人をメガネ顔で判別していたらしい(笑)。
「段取りがぜんぜんちがうじゃないの!」と言いながら降りてきた時のおしりの見え方が好きです。
余談ですが、珠洲の黄玉は、本来“おうぎょく”と読むのが正しいと思うんですけどね。“こうぎょく”は、舞衣の「紅玉」のことですから。
◆ 五柱 No.4 “ハゲンの尖晶石”ジュリエット・ナオ・チャンガルデローベ制圧後は、ただただナツキとウロウロしてただけでした(^_^;。予想どおり、たいした役回りも与えられなかった彼女ですが、それでも「ニナのこと、まかせたよ」のセリフがあったから、まだいいかな。
スパイダーローブは、思ってたとおりカッコ良かったです(^^)。
特に、右手にはめた大きなかぎ爪状エレメントが最高!
警備員を倒したときのナックルは凶悪(;´∀`)。
いつも斜に構えて、ナツキなどに対してもクールな口ぶりのナオちゃん。アリカに声をかけた時の感じがいつもの硬質なものと違っていたのは、お姉さまとしてのナオちゃんの柔らかい一面が顔をのぞかせたカンジがして……これもまた良し(^^)。
◆ 五柱 No.2 “氷雪の銀水晶”ナツキ・クルーガー学園長ナオとふたりで各地を右往左往してたお方(^_^;。
学園奪還作戦では学園長らしく、先頭に立って大活躍……しましたが、ハルカちゃんにまで“ヘタレ”呼ばわりされる始末(笑)。こうでなくっちゃ。
バスターランチャー(仮)をぶっ放すトコは、しびれました~。
◆ 五柱 No.5 “伶踊の蛍石”マーヤ・ブライスたったふた言でしたが、ナイスなキャラでした(^^)。
これまで、この作品では性行為についての表現があからさまには口にされることはなかったせいで、「エッチさせない♪」と直接的に言わせたのがものすごく効いてます。こういうキャラ、好きよん('¬'*)。
【アカネ&マーヤ】
アカネちゃんとシンクロしての空中からのかかと落としシーン、燃え!
個人的に露出の極端に少ないマイスター服が激しく好みです(・∀・)。
◆ “まきまき”こと“螺旋の蛇紋石” シホ・ユイットこの最終25~26話での一番のサプライズのひとつが、シホのまきまきの“呪”の力。なんと、ワルキューレシステムの枷を解呪してしまう力を持っていたとは……!(;´∀`) これには笑いました。ありえねえ(笑)。
◆ “久遠の碧玉”マリア・グレイスバートマテリアライズしたら若い姿になるんじゃないか、とは予想してましたけど、カッコ良すぎでしょう(笑)。
これもサプライズのひとつですね(;´∀`)。
ババァ結婚してくれ。
◆ “清恋の孔雀石”アカネ・ソワールナオちゃんの「あんた、まだオトメなの!?」にフイタ(;´∀`)。
◆ “雷鳴の柘榴石”カーラ・ベリーニすんごい小柄で、声もロリ声。これでナツキと同期だって……(;´∀`)?
ロリ声ったって、浅井清巳さん(ミユ)ですからね~。ツインテールってこともあるし、ひょっとしたら「猫のウンコ踏め!」なキャラじゃないかと期待したんですが、どうやら性格も可愛いキャラのようで(^^)。
◆ チエ・ハラード少尉ハルカちゃんに「少尉!?」と言われたところで、「軍人!?」という衝撃の事実が。
諜報のためにガルデローベに潜入していたのですね。ワルキューレ部隊への志願も、その場の思いつきではなく、スパイとしての職務からの当然の選択だったわけですか。
諜報部員とはいえ、パールのナンバーワンだった彼女は、誰かのオトメになることだって不可能じゃないはずです。でも、最後の式典では軍服を着てハルカちゃんの隣に座っていました。その時点ではそれまでコーラルだったリリエなどがパールに昇級していましたから、彼女ももう卒業して将来を決めたということなのでしょうか。
◆ トモエ・マルグリッド
(ここまで悪に徹してくれれば満足)
殺されても問題なかったキャラ……というか、生かされたのが不思議なくらいです。死ねば良かったのに、とまでは言いませんけど(^_^;、最終戦闘で死んだキャラがひとりもいなかったことは、記事前半でも書いたアリカの主義への裏づけを与える意味合いもあったのかもしれません。
やり直し、は彼女にもできるよ、ということなのかもしれませんね。
てか……サコミズ、GJ!
◆ セルゲイ・ウォン先週の記事にいただいたコメントの返信でもちょろっと書いたのですが、ニナはまあフツーに純潔を保ったままだろうな、と思っていました。セルゲイが、もっとも大切に思う女性をそんな風に抱けるわけがないですから(寝技がどうの、という過去はあっても、です)。
ニナちゃんの想いが本当にとげられたのなら、どんなにいいか、とは思いました。それは最終的には叶えられたわけですけど……(´;ω;`)
やっと彼に「ただのニナよ」と言えたニナちゃん。
うああああ…… (´д⊂ヽ
◆ 猫神ミコト「ン……やっぱりオマエはこの世にあっちゃいけないんだ!」
それなら壊しとけよ…… orz
◆ アルタイ国王 ナギ・ダイ・アルタイ想像するのは勝手なので、あの惑星エアルがじつは地球だった……という仮定のもとであえて考えるなら。
ミユも前作の“深優”と同一個体ではないだろうか、とも思えるわけですが、ボクはナギも、地球時代からずっと生きているキャラクターなのではないか、という気がします。
真白なる金剛石=漆黒の金剛石はなにげに出現時点で予想していましたが、つまり、ナギは伝説のそれを見つけ出してきたわけではなく、ずっと所有していたということなのではないか。十二王戦争が、かつてHiMEたちが存在していたであろう時代の戦いであったなら、彼はそれにも関与していたかもしれませんし、ひょっとすると地表のすべてを破壊するほどすさまじい十二王戦争とは、HiMEたちの戦いのことを指すのかもしれません。
フミさんがそれを封じた……というのは、前作のラストで風華学園を預かる理事長になった彼女の取る行動としては、しごく納得できるものである気がします(もちろん、あの二三さんとフミさん、そして凪とナギが完全に結びつくと考えるのも不自然だしつじつまはまったく合わないのですが、ちりばめられた要素は充分それを示していると思えます)。
マシロちゃんて、直接の血統ではないにしても、フミさんあたりの子孫であるような要素もありますねぇ。
なんにしてもナギが最後あんな罰で済んでるんだ(^_^;、というのは、トモエと同じ理由があってそのようになっていると理屈はわかっても、ちょっと釈然としないですね(笑)。
上記のこととあわせて、思い出されるのがパトレイバーの「生きてりゃ、もう一度ぐらいやれるさ」の甲斐だったりして……(;´∀`)。
◆ ミユと“アリッサの遺言”乙式のHiME能力、作られた能力者……的な表現がオトメについてあったところをみると、これらの技術が地球時代のシアーズ財団系のものである可能性もありそうです。
ワルキューレシステムのコアとなっていたレナの遺体が収められたカプセルにあった紋章も共通しています。前作のアリッサが“作られたHiME”であったことからも、マテリアライズする能力(HiMEの力)が人工的に与えられるものであることは立証されていますし(てか、ぶっちゃけナノマシンなんですけど)。
エスカレートするHiMEの戦い(まんま前作の戦いのことを指しているとは限りません)を封じるために、代理戦争形態のオトメシステムを作り、HiMEの能力にも制約を与えた。国家の戦いが避けられないものであるとしても、それをそのままにはしておけない、という考えからでしょうね(直接的にシステムを作ったのはフミさんということになっていますが、そのへんとアリッサがどう絡んでいたかはサッパリです)。
その制約を解くことができるのは、オトメが国家の利害によらず、それぞれの意思で“正しい戦い”を選ぶことができる瞬間のみ。これが、今回の戦いであったのでしょうか。その時を夢見た、アリッサの遺言なのか。
◆ アオイ・セノーほとんど唯一といっていい、ボクの最終2話の不満が、彼女の扱いです。
できるなら、チエと抱き合うシーンではなく、マシロちゃんとの感動的な再会を果たすシーンを見たかったのです。マシロは最終戦闘の時点で彼女がまだ生きていることを知りませんでした。
生きててよかった、と泣くところではなく、アオイさんにひと言「すまなかった」と声をかけるところが見たかったんですよ。あの回が劇的だったからこそ、必要でもあるシーンだと思っていたのですが……残念。
◆ ミミマシロの未熟のせいで死んだキャラであるミミ。
マシロちゃんはこれから先ずっと、彼女のことを事あるごとに思い出すでしょう。そのことがあるから、マシロちゃんはどんなに時間がたっても絶対に道を踏みはずすことはない、と確信できるのです。
アオイさんが生きてましたから、そうした役割はミミに背負わされているんですね(アリカとニナにとっては、エルスがそれに当たります)。ラストで彼女のことを思い出すマシロちゃんの描写がありました。それが、とても良かったと思います。
◆ 尾久崎晶お姉さんが戻ってきてきっと巧海くんがべったりなんでしょう(;´∀`)。式典に参列してる巧海が満面の笑み(しかもまったく邪気がない。ま、これはマシロちゃんに向けられたものでしょうけど)、その横にいる晶クンが拗ねているのがとても可愛かったです(笑)。
【舞衣姉弟と三姉妹】
◆ オトメのローブローブデザインは貴石によって決まっているのか、各人の好みが反映されるのか……どうも両方の要素があるように思いました。
伝統や格式を重んじる国では、オトメを目指す時点でその少女の心の中でたとえば「私も将来あのローブを着るんだ」的な意識が潜在的に形作られ、それがデザインに反映される、というようなカンジですね。
以前マリアさんの回想に登場したオトメは、カルデアのフィア・グロスとほぼ同じデザインでした。ふたりの貴石はたしか違うはずです。でも、上記のように伝統的にカルデアのオトメがまとうローブデザインというものがあるとしたら、そうした一致もあり得ることかもしれません。
したがって、かつて“清恋の孔雀石”であったロザリー・クローデルが例のネコミミローブを着ていたのではないかという予測は……おそらくハズレていると思うんです(^_^;。
ローブは高次物質化能力の発現による装甲化のようなものでしょうから、ある意味思念によって形態はなんでもアリ、なのではないかな、と。本人の趣味、潜在的なイメージ、などを総合して決まるもののように思えます。
そのへんは、シホやマリアさんを見るとなんとなく納得してもらえるのではないでしょうか(ナオもだな(^_^;)。シズルとナツキが着ているのはマイスターローブの基本形のようですが、彼女たちのシルエットが似ているのは、もちろんふたりの関係性が大きく影響している、と想像してみたい(^_^;。
蒼天の青玉のローブも、アリカが(少なくともあの戦闘のさなかは)オトメとして母親に追いついたことを象徴しているようなカンジです。もちろんモードの開放などの原因も考えられますが……パールやコーラルは全員例外なく固定デザインですし。つまり両方の要素がありそうだ、というのはそういう意味です。なんかじつはすんごいテキトーなんじゃ、という気もしてきましたけど。
【ナオ&シホ】
シホはローブが悪趣味すぎます……(笑)。
さすがにこれを自分のオトメに、というのは抵抗があります(^_^;。そりゃシャルル王もカズくん陛下がうらやましかろう(笑)。
ちなみに最後ですから書いておくと、ローブデザインで好きなのは、舞衣の“炎綬の紅玉”、フィアの“塊麗の縞瑪瑙”あたり。アカネちゃんのネコミミローブは……登場した瞬間、正直あきれました(;´∀`)。
アリカの真・蒼天の青玉ローブ姿は……ぶっちゃけ、似合ってにゃい(笑)。
カラーリングはとても好きだし、お母さんのレナが着ているところはすごい素敵だと思いますけど。
最後は、彼女がまだ半人前であることを示すかのように、パッチワークなカンジのローブに。これがまたカッコ悪くてイイですね(笑)。
◆ オトメにするならこの子!さあ、だんだん書きたいことを書きなぐるコーナーになってきましたよ(笑)。
マジメに考えるならやっぱフィアさん。面白そうだ、という観点だとナオちゃんも入るけど、リリエなんか良さそうです。なんとなく毎日楽しそうで(^_^;。
カーラなんかも悪くなさそう。
◆ お姉さまにしたいキャラミユがオトメでお姉さまだったらなー、と思うことはあります。面白そうなのは、マーヤさんあたり。この人だとなんとなくですけど、上級生というより友だち的なつき合いになりそうな雰囲気。
逆にあんま近づきたくないのはダントツでシズルさんだ(^_^;。
◆ お部屋係にしたいキャラアリカ、いいですよねー。サラもいいねぇ。ミコトとかも。
「マリみて」じゃないですけど、妹って存在自体が支えになればいい……的なこう、なんていうんでしょう、いてくれるだけでいいや、みたいなカンジ(^_^;? 別に尽くしてくれなくていいから、周りでちょろちょろして好きなこと言いたい放題しゃべってる系の、元気をくれる子がいいですな。
それとはちょっと違うと思いますが、ハルカちゃんをやり込めるシーンが印象的だったサラをお部屋係にしたい! と思った人は多そうな予感(^_^;。
さて、ブログを始めたちょうど同じ時期に始まったこの作品。
自分自身ものすごいエネルギーを費やして追いかけてきました。放映終了後、なるべく数時間以内に感想記事をUPするように心がけていましたし、内容も数行ですませるようなことはしませんでした。また、サイトのCGも最近はほとんどが舞-乙HiME関係のものです。
ウチの他のアニメ作品についての記事を読まれたことのある方はご承知かと思いますが、本来はすんげーテキトーです(;´∀`)。そもそも毎週書かないし、内容も薄いです。どれだけ「舞-乙HiME」がボクの中で特別な存在であるか。客観的にみても、疑う余地はまったくありません(^_^;。
その甲斐あってか、この作品ほどたくさんの人にトラックバックをもらったものは他にありません。まず自分から先に人様の記事にTBを張ることをしないにもかかわらず、これほど多くの人と繋がれた実感を得られたのは本当に幸せな体験でありました。
いろいろな方のエントリを読ませてもらったおかげで、自分の書く記事の方向性も変わってきました。なるべく人と違う視点で書いたものを読んでもらおう、的なずらし方ですね。
ありがとうございました m(_ _)m 半年間楽しかったです。
またこんな素敵な作品にめぐり逢えることを願って……。
てか、来週からボクはなにを楽しみに生きていけばいいのだろう(;´∀`)。
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TBありがとうございます(^^)。TBいただいた記事はぜんぶ読ませていただいてます~。
TBはほぼ100%お返ししてますが、たまにはじかれることがあるようです。
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2006/04/01(土) 13:35:08
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2006/04/01(土) 14:44:41
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2006/04/02(日) 12:36:04
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2006/04/02(日) 19:21:01
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2006/04/02(日) 19:23:27
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2006/04/02(日) 20:49:17
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とうとう最終回のこのアニメ、今回はどんな話になるんだ・・・?舞-乙HiME4今回は二話一挙放送だった模様。感想はめんどくさいんで一緒にやっちゃいます。今回、感想は簡潔に。思ったことだけを。まず、最終回、シリアスな展開の中にもギャグあり。こういうアニメ、俺好き..
2006/04/03(月) 15:35:15
●アニメanimeANIME中心さん 「舞‐乙HiME 最終話 「Dream☆Wing~夢の在り処~」感想~」
さぁさぁ舞乙もラストだ!!激しくいこうぜ!!!ww
2006/04/03(月) 18:01:32
●endlessspace-無限空間さん 「[終]舞-乙HiME #26「Dream☆Wing ~夢の在処~」感想」
感想OPからやってくれたっ!タイトル画面カッコいいな前作に続きご都合EDと言えばそれまでだが何か引き付けられる物がこの作品にはある。前作キャラを再利用するスターシステムで始まったこのアニメだが前作視聴者にはニヤリ( ̄∇ ̄)しっぱなしでした。音楽は「Crystal E
2006/04/04(火) 16:22:30
●青空のむこう~どらちゃんの恋旅~さん 「舞-乙HiME 第26話『Dream☆Wing~夢の在処』 最終回~THE END~キャップ感想」
とうとう終わってしまった。・゚・(ノД`)・゚・。ホント名残おしい。舞-乙HiME最高におもしろかった~~今回は、今までかつてないほど本気で書きました。正直長いです・・・こ
2006/04/04(火) 18:54:23
●ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人さん 「(アニメ感想) 舞-乙HiME 第26話 「Dream☆Wing~夢の在処~」」
舞-乙HiME ガルデローベ学園スクープブックセルゲイ・・・優しい人・・・優しすぎる人・・・今はその優しさに感謝します・・・。と言うわけで、乙女の力を残していてくれたセルゲイ。セルゲイが意気地なしで本当に良かったですね(笑)。アリカとニナの最後の戦い、いよ....
2006/04/05(水) 04:49:08
●めいぽ、JAM Project、アニメ好きの日々の日記。さん 「舞-乙HiME 25話「蒼天の乙女」 & 26話「Dream☆Wing~夢の在処」」
部屋に来ていた妹が帰ったので、ようやく書く事が出来ます。25話と26話を分けて書こうとも考えたのですが、やはり、まとめて書く事にしました。(なので、かなり長い感想になります)それでは、舞-乙HiME最後の感想行きます。25話アバン:まずはハルカのアップから。顔が生
2006/04/07(金) 01:17:30
●ホビーに萌える魂さん 「舞-乙HiME 第25・26(最終)話」
だいぶ遅れましたが舞-乙HiMEの1時間スペシャル最終回。25話はアリカVSトモエ、26話はアリカVSニナ…と簡単に書くとこうでしょうか?本当に良い作品でした。
2006/04/16(日) 20:48:57
この記事へのコメント
感想読ませてもらいました、毎回きっちりと感じた事を書かれているのが凄く良かったです。
舞-乙HiMEのテーマが”やり直し”という点については目から鱗でした。
たしかにこれならば、トモエやナギも生き残っている事がスッキリします。
彼らはやり直しても、同じような道を歩むような気もしますがw
CGもすごく綺麗でアップされるのを楽しみにしていました。
OVAでのサイドストーリーが企画されているようなので、もう少し舞-乙HiMEの世界を楽しめそうな気がします。
また、良いアニメに出会えることを祈って、再会!!
舞-乙HiMEのテーマが”やり直し”という点については目から鱗でした。
たしかにこれならば、トモエやナギも生き残っている事がスッキリします。
彼らはやり直しても、同じような道を歩むような気もしますがw
CGもすごく綺麗でアップされるのを楽しみにしていました。
OVAでのサイドストーリーが企画されているようなので、もう少し舞-乙HiMEの世界を楽しめそうな気がします。
また、良いアニメに出会えることを祈って、再会!!
知り合いにすら「長い!」と言われる感想をしっかり読んでくださってありがとうございます(笑)。
>彼らはやり直しても、同じような道を歩むような気もしますがw
まさに!(笑)。
あのふたりは懲りなさそうですよね。
この最終回があれば、猫ようかんはあと半年は戦えます(・∀・)。これからもCGはぼちぼち描いていきたいと思いますので、よろしければ見てやってくださいませ。
ではまた良いアニメがあったら……お会いしましょう!
>彼らはやり直しても、同じような道を歩むような気もしますがw
まさに!(笑)。
あのふたりは懲りなさそうですよね。
この最終回があれば、猫ようかんはあと半年は戦えます(・∀・)。これからもCGはぼちぼち描いていきたいと思いますので、よろしければ見てやってくださいませ。
ではまた良いアニメがあったら……お会いしましょう!
2006/04/01(土) 16:12:16 | URL | まいら #-[ 編集]
お疲れ様です。公式によると秋から舞-乙HiMEのOVAシリーズが始まるそうです。
なのでドラマCDとかかなりの展開が今後もありそうです。OVAでは学園メインではなくマイスターのお仕事メインらしいです。
なのでドラマCDとかかなりの展開が今後もありそうです。OVAでは学園メインではなくマイスターのお仕事メインらしいです。
2006/04/01(土) 18:49:40 | URL | 塩屋舞子 #-[ 編集]
ドラマCDも聞いてみたいんですけどね~(^_^;
OVAシリーズは楽しみです。五柱は三姉妹(笑)以外の2人の活躍とか、もっと見てみたいですし(^^)。
OVAシリーズは楽しみです。五柱は三姉妹(笑)以外の2人の活躍とか、もっと見てみたいですし(^^)。
2006/04/02(日) 03:50:34 | URL | まいら #-[ 編集]
(06/14) まいら
(04/03) るの人
(10/29) まいら
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