本の庭

読んだ本、読みたい本、積んでる本などなど本についての私的な語りです。

映画「ナポレオン」

番外編。映画「ナポレオン」を見た。
アメリカとイギリスの合同制作とのこと。
なので、俳優は英語を話している。
フランス制作かと思っていた。


最近、映画の公開から上映の日数が2週間ほどで
それ以降は時間を大幅に短縮するので、
見に行けるとなったときは、すでに時遅し。
時間が選べない・・・


封切りと同時に行かないと行きたい時間に
行けないという不便があるのだよね〜〜。


結局、19時30分からの上映で
150分かけて鑑賞した。


英雄なのか?悪魔なのか?のキャッチコピーに惹かれつつ
もちろん、ナポレオンという人物がどういう人物であるのかに
興味を持っていたので、見に行きました。


あらすじは・・・

1789年 自由、平等を求めた市民によって始まったフランス革命。マリー・アントワネットは斬首刑に処され、国内の混乱が続く中、天才的な軍事戦略で諸外国から国を守り 皇帝にまで上り詰めた英雄ナポレオン。最愛の妻ジョゼフィーヌとの奇妙な愛憎関係の中で、フランスの最高権力を手に何十万人の命を奪う幾多の戦争を次々と仕掛けていく。冷酷非道かつ怪物的カリスマ性をもって、ヨーロッパ大陸を勢力下に収めていくが――。フランスを<守る>ための戦いが、いつしか侵略、そして<征服>へと向かっていく。



ソ連、ヨーロッパへ進軍し、勝ち続けて権力と領土を
増やしていったナポレオン。一方、彼が指揮する部隊の
戦死者数はもう驚くほどの数字で、
これは悪魔の所業と言われても仕方のない状況だ。


恐ろしい所業を成し遂げた当の本人は、
島流しにされ、結局は処刑されることもなく
生をまっとうした。なんだかな〜〜。理不尽だな。
戦争そのものが理不尽だからな〜。


戦場の戦闘シーンはかなりリアルでエグい。
見ている方も痛いし、辛い。
(現在のウクライナ対ソ連、イスラエル対ハマスの
戦争を否応にも想起させらるから)


戦闘シーンの一方で、妻のジョセフィーヌとの愛憎が
描かれている。ナポレオンがジョセフィーヌを溺愛
していたという話はなんとなく知っていたが、
最後は、こんなことになっていたのねと。


ジョセフィーヌ役のヴァネッサ・カービーが
艶やかで美しいかった。


ナポレオンの伝記を読んでみようかな。




「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬

ロシアのウクライナ侵攻の直後に発行された「同志少女よ、敵を撃て」。
タイムリーな内容とあって、マスコミでも大きな話題となった1冊。
作家の逢坂氏、今まで聞いたことなかったけど
この1冊で時の人になり、他の書籍も読みたいもの。


さて、「同志少女よ、敵を撃て」は
読みたいと思いつつ、放置していたが、
Audibleで発見。さっそくすき間時間を使って、聴き読中。


あらすじは・・・

独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?


少女なのに、狙撃兵として訓練を受けるなんて、
平和に育ってきた私には、とうてい創造できない境遇。
本の中に潜って、どう、感じ、その境遇に身を置くことが

できるのか? 読了までのしばしの時間をセラフィマに
なりかわって、体験していく。


「境遇」湊かなえ スタート

Audibleを聞き倒しているので、
Kindle Unlimitedの読み放題は解約した。


1ヶ月でどちらも楽しむには、ちょい無理があるのか?
どうしてもどちらかに傾倒しがち。
私は、いまはAudibleに夢中になっています。


「少女」を聞き終えて、次は松雪泰子さん朗読の「境遇」を
スタートさせました。


松雪さんは、声色を変えて朗読してくれるので、
わかりやすい!子供の声から初老のおじさんの声まで
使い分けてくれます。さすが俳優さん。


湊かなえさんの小説は、ほぼほぼ映画化かドラマ化
しているので、相関図を探すのには苦労しません。


今回も映画の相関図をプリントアウトして
持ち歩いています。


しかし、「少女」は登場人物が多く、
登場人物すべてがつながっているしかけがあったので、
複雑で聞くのが大変でした。聞き漏らしてはと
集中しても、何度、戻るボタンを押して
再生しなおしたか!!


途中、相関図を見直し、メモしながら
頭の中を整理しました。
なので、定着率は高いかもしれない。


今頃気づいたのですが、
湊かなえさんの朗読者は、映画やドラマで
演じている役者さんが朗読しているのですね。


「リバース」読了!「少女」スタート!

湊かなえさんの「リバース」を読了した。
えっ、わりと早く読めた?と少し驚いている。
すき間時間の利用って、結構、利用価値高いのね。


(家事、車の移動中、寝る前と小間切れに
10〜30分ほど聞いてましたが)


もっと、かかるかと思ったのですが。
11月22日に聞き始めて、25日には読了していたので、
4日間で読んだ感じですね。早い。


その分、紙の本村上春樹氏の「街とその不確かな壁」が
あんま読めてないんですけど・・


で、2作目は稲垣吾郎氏が朗読する「少女」
こちらを25日からスタートしてます。


稲垣さんは、淡々と朗読される感じで
演技も控えめな感じです。


ただ、少女は登場人物が多く、
(特に女性高生が主要3人とほか)
集中して聞かないと誰やっけ?ってなってしまいます。


3人の女子高生を声のトーンや話し方で
使い分けてもらえると誰のことかがわかりやすいかも。


ネットで登場人物を探して、プリントアウトして
それ見ながら聞き読中。


こういうとき、本のようにペラペラ
読み戻せないのが不便さを感じます。


登場人物が最終、1本の線でつながると
あって、どんな展開で、どうつながっていくのかが
今から楽しみです。

Audibleを車で聞く

最近、車で外出するときは「Audible」を使ってます。
これがなかなか良い。


操作パネルは、車用に拡大バージョンになって見やすい。
(運転中の操作は危険なので、やめてね)


再生ボタンも通常のものより大きいので、
操作しやすい。聞き逃したと思ったら、
30秒戻れるリバース機能もついてます。


聞く読をストップしたいときは、
ストップボタンを押して、
しおりもつけることもできます。
(まぁ、しおりをつけなくとも、次回聞くときは
再生ボタンを押せば続きを聞けますが、
複数聞き読中なら便利です。)


私は、HUAWEIのスマートウォッチを使っているのですが、
音楽再生の画面でプレイボタンを押せば、
聞き読中の小説を再生することができます。


車での外出は、30〜40分かかるので、
往復で約1時間の有効活用時間が捻出できます。
今まではラジオや音楽を聴いていたのですが、
聞き読にすると効率的ですね。読みたい本が増やせます。