ラウルのいないスペイン代表
Life is football
違和感を感じること。
ジダンのいないフランス代表、フィーゴのいないポルトガル代表、
ベッカムのいないイングランド代表、ネドヴェドのいないチェコ代表、
そして中田英寿のいない日本代表。
代表出場102試合、44ゴール、「スペインの至宝」と呼ばれた選手が
また1人代表から姿を消した。(とは言い切れないので消すかもしれない)
「Captain Raul dropped from Spain squad」
(キャプテン ラウルがスペイン代表を外れる)
マドリーでは昨年の10月以来ゴールに見放されていたものの、
9/26のCL、ディナモ・キエフ戦では2ゴールの活躍を見せた。
29歳、まだまだ世界で戦える選手。
「この選択は次の試合(EURO予選:スウェーデン戦)に向けてのもの。
どんな選手にも代表でプレーする権利があることは否定しない」
アラゴネス監督はラウルを外した理由を具体的には語らなかった。
以前、これと全く同じコメントをしたのがイングランドのマクラーレン監督。
ベッカムに対して「門を閉ざしたわけではない」としながら、
これまでベッカムを1度も召集していない。
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「監督の決断を尊重し代表に戻れるよう努力する。私にとって代表チームは
何よりも大切。離れたところからでも全身全霊でサポートしたい。どんな時でも
私はスペイン代表の一番のファンでありたい」
1996年から10年間チームの中心としてプレーしてきたラウルは今回の件に
関してこのように語っている。
代表チームは世代交代を行いながら進化していくもの。批判を恐れず絶対的な
存在を外す勇気も監督には必要。(←岡ちゃんを思い出しながら)
スペイン代表はW杯では満足のいく結果は残せなかったけど、セスクや
フェルナンド・トーレスなど若い選手が存在感を増し、スペインを出てプレミアで
活躍する選手達が新しい風を吹き込んでいる。
そう思えば、こんな世界中のニュースになるようなことを実行できるのも
今、このタイミングだったのかもしれない。
アラゴネス監督の勇気ある決断は素直に認めるけど、個人的には2年後の
EURO本大会で活躍するラウルを見たい。
「一番のファン」なんてかわいいこと言ってないで・・・
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