2024.
12.
30
七十二候 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)
12月31日~1月4日
七十二候もいよいよ第六十六候となる。2月4日の立春まで残すところ、あと六候となった。
雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)は、冬至の末候で、第二十四候(5月31日)の麦秋至(むぎのときいたる)と対になる一候である。
昼の時間が長くなり春に向かうことから、運が上昇傾向に転じて「福」がやってくるとされる冬至。二十四節気は、冬至から小寒に向かって進んでいる。
一面の雪景色の中、雪の下ではすでに麦の芽が芽吹いている。そうして待ちながら、厳しい寒さの中でじっとこらえている。
そうはいっても、雪の下から麦いずるとは、なんとお目出度いことだろうか。冬至に至るまでは、きびしい候が多くて閉口したが、ここにおいて七十二候は「明転」するのである。
初夏に収穫を迎える麦は、稲とは真逆で、秋に種を撒き、冬にはもう芽を出している。麦の芽は、年末になるともう青々としてくる。冬枯れの中、遠くまで続く畝の長い緑は、今年も大地が暦通りに動いていると確認できる光景でもあり、いにしえの人々は、目を細めて眺めるような、春への希望を感じたことであろう。
1月5日に「寒の入り」となり、2月3日の節分までが「寒の内」。緑の少ないこの季節、キッチンカウンターでミニ菜園を作ってみると、心のオアシスになる。この手のひらサイズの菜園は、そっと細やかにのぞける、緑の宇宙だ。
豆苗だけでなく、人参や大根、根つきの葱や芹は、根っこを水栽培する。冬は水が腐敗しにくいので水栽培に向いており、濁りそうになったら水を替えれば大丈夫。水に液肥を混ぜるのがおススメ。液肥は容量が決まっているので規定量を守るといい。
これらの野菜の芽を収穫し、お野菜のお粥にすると、年末年始で疲れた胃腸にはとてもやさしい。
2025年は巳年である。
蛇は一口で獲物を丸呑みしてしまうことから、恐ろしい動物とも見なされるが、地を這い、水を泳ぐ姿の神秘性から「水の神」として信仰されることもある。また、脱皮して成長する姿から「再生のシンボル」ともされてきた。蛇の抜け殻を財布に入れるおまじないは、ご存知の方も多いだろう。
日本では、蛇を信仰の対象とする神社も少なくない。もっとも有名なのが、奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社だろう。三輪山を御神体とする古い信仰の場で、祭神のオオモノヌシは蛇の姿をしているとされる。
日本書紀によれば、オオモノヌシはオオクニヌシの別名とされており、オオクニヌシを祀る神社は全国に一万社以上ある。奈良から遠い地域に住む人は、近所にオオクニヌシを祀る神社がないか探してみてはいかがだろう。大国主神を祀る神社 わたしは大宮の氷川神社が好きで、方位の良いときには必ず出かけるようにしている
諏訪大社は、オオクニヌシの息子のタケミナカタを主祭神としている、日本最古の神社のひとつ。ここはゼロ磁場としても有名で、諏訪大社の近くにある分杭峠(ぶんぐいとうげ)は、世界でも指折りの地殻変動の巨大なエネルギーがぶつかりあっているゼロ磁場である。今風の言い方をするなら、パワースポットとでも呼ぶべき場所。中国のゼロ磁場として有名な蓮花山を発見した気功師・張志祥氏を日本の研究団体が招いて調査した結果、1995年に発見されたのが分杭峠である。諏訪大社と分杭峠をめぐるツアーもあるので、方位の良いときに一度出かけてみるといい。
諏訪へ行ったら、安政五年創業「えびす屋」さんの、わかさぎの唐揚を避けては通れない。最近はようやく、銀座にある長野県のアンテナショップや通販でも手に入れられるようになったが、かつては上諏訪に行かねば入手できない逸品だった。新宿発、特急あずさに2時間も揺られ、わかさぎの唐揚を入手せんと、上諏訪までのこのこ出かけた時代もあった。そこまでしてもビール好きには食べたい味なのだった。
蛇は、弁財天の神使いであるともされている。日本三大弁財天とされるのは、神奈川県の江ノ島弁財天・滋賀県の都久夫須麻神社・広島県の厳島神社。ただ、他の神社でも境内摂社・末社として弁財天を祀ることも多いので、探してみてはいかがだろう。弁財天を祀る寺院と神社
江ノ島弁財天
都久夫須麻神社
厳島神社
宮城県岩沼市の金蛇水神社も蛇と関係が深い。一条天皇の御代に、天皇の刀を鍛えるために刀匠の宗近が、名水を求めて諸国を遍歴したおり、岩沼の三色吉の地、水神宮のほとりを流れる水の清らかさに心をうたれて、水神宮に参籠祈願して神恩を請い、刀を鍛えた。宗近は、刀が完成すると、雌雄一対の金蛇を鍛えて水神宮に奉納し、都に戻ったという。御神体は、このときの金蛇だとされる。
群馬県富岡市の蛇宮神社も蛇と関係が深く、平安時代の延喜式神名帳に記録される古社だ。現在の祭神は蛇神のタカオカミ。
東大阪市にある波牟許曽(はむこそ)神社は、江戸時代後期の国学者である伴信友が、「ハム」は蛇を意味し、「コソ」は社を意味するので、この地に蛇を祀る社があり、それがこのあたりの地名「蛇草」に転じたのだろうと考証している。平安時代の延喜式神名帳にも記載されている古社である。
東京では品川区にある蛇窪神社がある。日本の三大白蛇神社のひとつで復活や財運の象徴である白蛇が祀られており、開運で人気の神社だ。
稲作をして暮らしてきた日本人にとって、蛇は身近な存在であり、近所の神社の境内にある小さな祠について調べてみたら、実は蛇と関係が深かったということもあるかもしれない。初詣は地元の氏神さまにお参りするとして、来年中のどこかで、身近な蛇の神社を見つけてお参りしてはいかがだろうか。
毎日毎日繰り返して来た一日が終わり、新しい朝が始まる。ごく当たり前のことが、除夜から元旦になると、何かしらのけじめが心につくような気がするのは、陰暦の感覚で生きているわたしでさえも、実に不思議である。
本年も一年間、おつき合いただきまして、誠にありがとうございました。
心ならずも病の床で新年を迎えることになった方もいらっしゃると存じます。どうか、お大事になさってくださいね。
それでは皆さま、どうぞ良い年をお迎えくださいませ。
心ならずも病の床で新年を迎えることになった方もいらっしゃると存じます。どうか、お大事になさってくださいね。
それでは皆さま、どうぞ良い年をお迎えくださいませ。
12月31日(火)大晦日は、低気圧や前線が通過する影響で、北日本から北陸は雨や雪、風が強まります。荒天に警戒が必要です。関東から西の太平洋側は午後を中心に日差しが届き、寒さは和らぎます。気圧は北日本を中心に大きく低下します。
わたしと同じことをしている人がいた。。。
イワタニの「やきまる」と「炉端焼き器」があればOK!
↓そんでこれ観てテンション上げる、ババアの大晦日♡
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12月31日(火)の運勢
【一白水星】「未来がない」なんて落ち込んでいたら、それがあなたの未来。「落ち込んでもしょうがない」と、鼻歌うたいながら散歩に出かけたら、それもあなたの未来。未来はあなたが作るもの。少しでも気分よく過ごせるように心がければ、素敵な未来がやってくる。大晦日運気強し。
【二黒土星】時間があると日本人は何かしなきゃって気になっちゃうけど、ポーっとできるときは、とことんポーっとすればいい。忙しい日々の中で、そんなにポーっとできる時間があるわけじゃないから。心乱すものがない喜びを、とにかく味わいましょう。一瞬でもいいからね。ねむねむ。
【三碧木星】焦ると足がすくむでしょう。だから、前に進まない。それで、さらに焦る。逆に焦るときは、ゆっくりと、やるべきことをやりましょう。緊張は生き物に備わった本能だけど、緊張すると呼吸が浅くなるから、無限ループに陥るの。だから深呼吸して、ゆっくり進んでみましょう。
【四緑木星】誰にも必要な勇気をひとつ挙げると、「これが自分の人生だ」と思う勇気。あなたそれは間違ってるわよ、という「批判もいらない」。あの人はあんなにステキなのに私は…という「比較もいらない」。世界にたったひとつの「あなたの人生」を、勇気をもって生きて下さい。強運。
【五黄土星】好きということは「好き」「嫌い」という気持ちが揺れ動くのも含まれる。だから好きになったり、嫌いになったりしているうちは、十分好きなのよ。考えることもなくなってきたら、好きじゃなくなっている。好きな人を沢山作るって大切よ。好きな人だとジャンケンだって楽しい。
【六白金星】だいたいの願望は、望むのをやめるほうが叶うのよ。それは、こんなからくり。願望はあるけど、ダメだったらダメでもいいや、くらいの気持ちのほうがいいの。何が何でもと思うと「不安」や「緊張」で力を発揮できないのが人間。意地でやったことが必ず失敗するように。
【七赤金星】暗剣殺と日破。失敗しやすい人って、自分に都合のいいストーリーを作り上げてしまう傾向がある。淡々と事実を並べることが大事なのに、すぐに事実という「点」を「線」で結びつけてしまう。それには、利害関係のない人に意見を聞いてみることよ。これ、大切なこと。
【八白土星】たいていの人間関係って「想像力」で解決する。相手の事情を想像する。相手の立場を想像する。でも普段から意識しないと、意外とできなくなるのね。モノの分かった人は、相手の言葉じゃなくて行動を見ている。コミュニケーションが苦手でも、行動で信頼されてればいい。
【九紫火星】何かを乗り越えるということは、その何かを意識しなくなることよ。つまり、乗り越えるべきかどうかを気にしなくなる。だから、最初から乗り越えようとしなくていいし、そのほうが一番の近道。それには前よりちょっと大雑把に、鈍感になる。強くなるって鈍感になること。
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