アリーナコジョカルドリームプロジェクト2020
私がバレエにはまるキッカケとなったのは、ポルーニン。
そのポルーニンが東京で踊る!ということで、チケットをゲットしました。
当公演はAとBとで異なるプログラムになっていて、私が観たのはコジョカルさんが椿姫のマルグリット、ポルーニンがアルマンを踊るBプロ。
椿姫は第二部。
ポルーニンを生で観るのは初めて!
第一印象。
おっきい
背が高くてムキっとマッチョ。
すごく舞台映えする。
コジョカルさんがとても小柄(といっても157㎝)で華奢なので、なおポルーニンが大きく見える。
ポルーニンの半生を描いた映画のサブタイトルが、世界一優雅な野獣でしたが、まさに白い大きなアムールヒョウのようでした。
踊りはダイナミック。軽々と正確なターンをするのが印象的でした。もっとソロで踊るところを見たかったなー。海賊とか、踊ってほしかったなー。
アリーナコジョカルさん、踊りもですが、演技力がすごい。彼女のためのプロジェクトがこうして企画されるのも納得でした。
椿姫、わずか35分の作品だったけれど、恋に落ち、引き裂かれ、再会し、永遠の別れ。豊かな表現力で、椿姫の世界に引き込まれました。ポルーニンとコジョカルさんとの椿姫、全幕観たかったなー。
この作品だけピアノの生演奏で上演されたのだけど、ピアノ、とても良かったです。
第一部は、ガラ公演。
来日前にコジョカルさんが怪我をしてしまったのと、個人的な理由で降板してしまった方がいたので、急遽ハンブルクバレエ団プリンシパルの菅井円加さんとシュツットガルトバレエ団プリンシパルのエリサバデネスさんが出演してしてくれました。菅井さんはローザンヌで一位を獲ってドイツに渡り、すでにプリンシパル。正確で優雅。日本人として誇らしい!
バデネスさんは華奢でシャープ。モノリサというテンポの速いモダンも見応えがありました。
バデネスさんと踊ったフォーゲルさんは、筋肉標本!?ような身体。小柄なバデネスさんと踊るとき、リードがとても優しくて、人間的にも好感がもてました。
キミンさんは、身体能力がすごい。ジャンプしながらのターンの高さと制御力に、本当に驚きました。また観たいです。
正味90分程度の公演でしたが、楽しかったです。今回は2階2列目の中央。とても見やすくていい席でした。ポルーニンのタトゥーも(オペラグラス越しに)ちゃんと見えました^_^;
2月始めにKバレエの白鳥の湖を観て、来月もまたKバレエ(トリプルビル)。5月はポルーニンの単独公演。
どんだけはまってるんだかねー(o_o)。でも周囲の人のおしゃべりを聞いてたら、みんな似たようなものだった。
こんな贅沢な芸術鑑賞ができること、ほんとに、感謝感謝です。
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