2010年04月03日

FPGキット組み込み時の小ネタ

MAGPUL FPGキット組み立ての際の小ネタをいくつかご紹介します。
まず、セレクターの分解で結構イライラするのが、レバーを固定するプランジャーの抜き取り作業です。
自分はいつも、リアサイト下のイモネジを外した後、下側のブリーチとスライドの隙間に薄い金属板(カッターの刃など)を差して押し出します。
FPGキット組み込み時の小ネタ

今回は予算圧縮のためU18モデルを使用しました。
18歳以上用モデルと違い、フローティングバルブの先端の羽がカットされて、スプリングが短くなっています。
とりあえずスプリングを逆向きに差し替える事でそのまま組み込めますが(逆にしないとガスといっしょにノズルから飛び出します)、出来れば18歳以上用のフローティングバルブ・スプリングと交換した方が良いです。
ロケットバルブなどのカスタムパーツとの組み換えもアリでしょう。
FPGキット組み込み時の小ネタ

セレクターの組み換えですが、画像の銀色になっている箇所にバリがあって動きが硬いので適宜すりあわせましょう。
ゆるくしすぎると、作動中にセレクターが動いてしまう原因になるので、削りすぎにご注意下さい。
FPGキット組み込み時の小ネタ

ここからは、組み込みマニュアルに無い作業です。
スライドストップレバーを純正品と交換します。
トリガーバースプリングを外します。向きを覚えておいて下さい。間違うと動きがおかしくなります。
FPGキット組み込み時の小ネタ

トリガー軸と、トリガーガード前側付け根の軸を抜きます。
トリガーガード前側付け根のスプリングが飛んでしまわないようにご注意を。
FPGキット組み込み時の小ネタ

トリガーブロックを抜き取り、トリガー軸のスリーブをズラしてスライドストップレバーを外します。
FPGキット組み込み時の小ネタ

KSCノーマルとFPG組み込み済みレバーの比較です。
スライドと接触する部分が違うのがわかりますか?
KSCノーマルの形状でないと、ABS樹脂製のスライドはすぐにストップノッチが削れてしまいます。
FPGキット組み込み時の小ネタ

KSCノーマルとFPG組み込み済みレバーは指掛け分の形状が違うので、KSCノーマルを丁寧に曲げて同じ形状にします。
先の細いラジオペンチを二本使ってジワジワと曲げました。
内側の角は直角のまま、外側の角だけを開かなくてはいけません。
乱暴に行うと折れてしまうのでご注意を。
組み込み後に、きちんと機能する事を確認するのをお忘れ無く。
FPGキット組み込み時の小ネタ

あとは、元通りに組みなおし、手動で動作確認をして完成です。
スライド装着後にセレクターが動かしにくい場合は、画像の様な状態で行うと楽です。
FPGキット組み込み時の小ネタ

大きな外装でピストルを包んでしまう構造のため、リコイルショックや音の派手さはノーマルに劣りますが、なかなか楽しいモノが出来上がります。
トイガンコレクターなら見逃せない一品ですね!



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Posted by L.A.GUNSHOP  at 22:48 │Comments(0)新製品

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