Kyoko Shimbun 2024.10.08 News

野党、党首討論に最強の論客「鏡」起用へ これは嘘ニュースです

演壇に立つ鏡
 9日に開催される党首討論で、野党が演壇に全身鏡を設置する方向で進めていることがわかった。政権発足後初めての直接対決となる石破首相の相手は、石破氏の政策を熟知する石破氏以外考えられないとする意見が多数を占めたという。

 野党関係筋が明らかにした。野党では、総裁就任後の石破氏が掲げる政策を警戒していたが、金融、財政、エネルギー分野など多くの点で岸田政権を踏襲していることが判明。総選挙での争点を明確にするため、党首討論に向けた戦略の検討に入っていた。

 しかし、首相のこれまでの政治姿勢について分析を進めるにつれ、「新政権の問題点を今最も批判できる人物は石破氏ではないか」という意見と共に、石破氏を野党党首として論戦に送り込む案が浮上。多くの野党幹部もこれを支持した。

 石破氏を党首に選出するには党内手続きが必要で、9日には間に合わないため、党首討論には暫定的に全身鏡を設置する方向で進めているという。

 野党幹部は「たとえ相手が総理大臣でも歯に衣着せぬ物言いができるのが『正論の石破』。総理との丁々発止の論戦を通じて、国民の納得と共感を得られるようにしたい」と、活躍への期待を寄せた。

 就任間もない首相が鏡に映る最強の論敵にどのように対峙するか。国民の審判を仰ぐ総選挙直前の自問自答に注目が集まりそうだ。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<BOOK>異論正論

意見が対立することや面倒な議論を政治家は先送りにしてきた。経済、医療、安全保障等、すべてにおいてツケは溜まっていくばかり。次の世代がその負債を背負わされ、国が滅びていくのを見過ごして良いはずがない。ならば、どんなに煙たがられようとも、異議を唱え、信じる正論を語り続けるしかないではないか――政界きっての政策通が新型コロナ禍から国防まで直近のテーマをもとに正面から堂々と語る論考集。

社主ピックアップ

政治

人気記事ランキング

今月の一冊

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ