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BD『偽物語 第3巻/かれんビー(下)』の事

『偽物語』の前半エピソード「かれんビー」の最終巻である第3巻目BDがリリースされました。
ということで、予定通りに購入します。

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第3巻目のジャケ絵は忍野忍嬢です。
ドーナツ風呂とは御本人の希望的なシチュエーションだけに何とも面白いですね。
撮影後のドーナツはきっと御本人が美味しく頂いた事でしょう。
将来的に発売されるであろう、この絵柄のフィギュアが気になりますね。
その時のキャストオフ的な事は自己責任で。

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クリアスリーブ側の裏面です。
商品説明が記載されています。
ケース仕様は何時もながらの、クリアスリーブとデジパック仕様です。

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デジパックには本編ディスクと特典CDが納められています。
特典CDには劇伴サントラの其ノ弐と「あとがたり」が収録されています。

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そして同梱特典のブックレットとエンドカードです。
蒼樹うめ先生のエンドカード、ヴァルハラコンビとは良い所を選んでますね。

第3巻目に収録されているのは「かれんビー其ノ陸」、「かれんビー其ノ漆」の2本。
だらだらと会話主体で物語はゆっくりと進む展開は従来通りです。
でもそれが面白いのがこのシリーズの特徴ですね。
「其ノ陸」でも多くの尺をガハラさんとの会話の充ててますけど、それが不思議と長く感じさせないテンポの良さです。
とにかく阿良々木君とガハラさんの会話のキャッチボールが心地良いですね。
会話を上手く見せるのが実に上手い作りの新房監督とスタッフです。
それにしてもガハラさん、鉛筆でヤル気満々でしたね。
また短いとはいえ真宵嬢と忍嬢の登場シーンも楽しいです。

そして火憐エピソードの最終話「其ノ漆」。
TV放送時には尺の関係でOP無しでしたけど、BDではOPが追加されていました。
それにしても、どんだけ本気で兄に技をかけるんだと呆れるほど突っ走る妹の火憐嬢。
周辺地域のご迷惑を考えませんね。
怪異相手の阿良々木君も今回ばかりは耐えるばかりですけど、最後は格好良く締めてくれます。
妹相手にフラグ立てて如何するんだか。
という感じで、「かれんビー」のバトルパートはこれにて終了。
残りは貝木泥舟との対決。
いかにも詐欺師相手らしい会話でのやり取りです。
というか一方的に貝木に煙に巻かれている気もするのですけど。
自分は原作読了済みでしたけど、未読の人はあまりのあっさりとした幕切れに拍子抜けしてかもしれないですね。
でも最後はガハラさんの過去との決別がきちんと示されて良い感じの終わり方でした。

今巻もBD化に際しては作画の手直しは色々とある様ですね。
パッと見て感じでも何箇所か修正されている部分に気が付きました。
機会があればTV録画と見比べるとしましょうか。

映像特典として収録されているのはノンテロップのエンディング3種類。
音声特典は恒例の原作者書き下ろしのキャラクターコメンタリー。
今巻は八九寺真宵嬢と忍野忍嬢のお二方です。
真宵嬢的にはロリ分多めと云う所らしいですね。
コメンタリー中、ロリを連呼する勢いの真宵嬢のトークが楽しいです。
真宵嬢のトークに押され気味の忍嬢が何とも。
それにしても、ほとんどの尺一杯に喋り続ける中の人の御苦労は凄いですね。

特典CDには『化物語』と同様に「あとがたり」が収録されているのが嬉しいですね。
「かれんビー」のあとがたりは神谷浩史さんと喜多村恵梨さんのお二人です。
とても興味深いトークで、収録時間の51分はあっという間に過ぎてしましました。
惜しむらくは「歯磨きエピ」に話が及ばなかった事ですね。

『偽物語』シリーズも前半終了で次は「つきひフェニックス」。
誰がジャケ絵になるか気になりますね。

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