おひさしぶりです! すっかり更新をさぼっておりました。。
伴です。皆さまお元気でいらっしゃいましたか? 「創作TALK」さんの企画参加記事で、2024年の振り返りです。 今年もそんな多くは書いておりませんが……。 よろしければお付き合いくださいませ。 * 1月 ロゼット文庫で文学フリマ京都に参加しました。 文庫でのイベント現地参加は初めてです! お会いしたかった方々にたくさんお会いでき、お買物もして楽しいひとときを過ごしました。 ※わたしは滅多にイベントに出て行かないので、文フリを壮大なオフ会会場だと思っている節があり……(スミマセン) 「文芸同人誌ロゼット」はじめ、持って行った本も当社比めっちゃ! 沢山お手に取っていただき、 「カクヨム読んでます」などお声掛けくださった方もいらっしゃり……とっても嬉しかったです。 所属サークルの「つばめ綺譚社」の方の本も委託という形で取り扱いさせてもらい、充実のラインナップだったと思います。 3月 つばめ綺譚社は「岐阜駅 本の市」に出展しました。 代表が出向いてくださいました(いつもありがとう!) 駅構内という立地でにぎやかなイベントだったようです! ロゼット文庫では、委託イベント「そこ文」さんこと、第10回「そこの路地入ったとこ文庫」に参加。 以前にも参加したことがある大好きなイベントで、またお願いしたいなと思っていたので嬉しい。 『闇夜の月虹』『忘却と風』の2冊を預かっていただきました。 10月 つばめ綺譚社は「文学イベント東京Vol.3」に出展しました。代官山で行われたイベントです。 こちらも代表が手配してくださいました(重ね重ねありがとう!) 11月 「文芸同人誌ロゼット」第3号刊行。 わたし、諸事情で(後述)初めて「原稿落とすのでは?!」と思いました…… 印刷後に誤字が発覚して人生初の修正シールを作成するという事件もありましたが、なんとか間に合いました(;▽;) 「ぬりかべの行く道」というごく短い小説を寄せています。 今回も同人の皆さまのおかげで素敵な本が出来上がりました! 表紙写真は今回も茜音沙耶さんが撮ってくださいました。特典カードも付いております♪ 架空ストアさんで頒布中です。 12月 文学フリマ東京で、参加させていただいたアンソロジー『ミステリ競作七番勝負! AI 対 人間』 (主宰:手打ちそば四畳庵 ソルト佐藤さま、こたつや 君野新汰さま)が刊行されました。 ミステリーを読むのは好きな方ですが、詳しいわけでもなく、まして自分が書けるなど思ってもいませんでした! が、ありがたいことに君野さんにお誘いいただき、初めてのチャレンジをすることができました。 「日影の薔薇」という、わたしの個人的憧れの1980年代前半を舞台にしたヒューマン・ドラマ×ミステリを試みました。 アンソロの企画自体も、同じログラインからAIが小説を書いてくれるというチャレンジングで面白い企画もので とても貴重な機会をいただいたなとしみじみ感じております。 こちらは主宰さまのBOOTHで頒布中です。 * Web掲載の新作は、今年は2本のみ。 ○藤のみなと ○四時ばばあのいないトイレ 「四時ばばあ~」の方は、3月~6月に開催された「イロカワ文学賞」(主宰:にゃんしー様)への応募作品です。 受賞には至りませんでしたが、ずっと温めていたアイディアを形にすることができました。 応募するだけでなく、他の方の応募作品を読んで投票するという形のコンテストで とても楽しく参加させていただきました。 * 今後の予定も少なめなのですが、年明け1月の文フリ京都で「ふぉとばしょ」の茜音沙耶さん、つばめ綺譚社の紺堂 カヤさんとコラボした 写真と小説のコラボ本『Inspiration Cross』が刊行される予定です! 沙耶さんのブースで頒布されるので、京都行かれる方ぜひお手に取ってご覧いただけたら嬉しいです。 わたしは「ともしびラーメン」「だいじょうぶの池」という2本の掌編を書き下ろしました。 * オプションテーマ「創作環境」について。 基本的にず~っと変わりません! 家でパソコンでWordです。 学生時代は通学時間に携帯に打ち込む、大学のコンピューター室で書くなどのバリエーションがありましたが、働き始めてからはほとんどおうちで作業です。 実家の居間で家族と会話しながら書いていて「わいわいしながら書けるの?!」とビックリされたこともあり、それは全然大丈夫なんですが(義実家はちょっと無理)、「カフェで執筆」とかはほぼしないです(わたしは書けるかどうかがめちゃくちゃ日によるので、書けそうなテンションの時に出向けばカフェでも行けるかも)。 組版も表紙もぜんぶWordです。ときどき「インデザインというものがあるそうやで」「フォトショはどうかいな」等という心の声が聞こえるのですが、 将来的に一緒に作業してくれる人とかに迷惑かけないうちは入れないと思います……(もうかけてたらごめん) * さて、私事ですが順調にいけば2月に出産予定で、しばらく同人活動からは遠ざかりそうな気がします。 ロゼットの原稿落としそうになったのも、夏の記憶がスッポリ抜け落ちている(?!)のも、すべてつわりのせい(;ω;)! が、小説はやめずに続けていくつもりなので、何年か後にでもまたお目にかかれましたら幸いです。 ……今のところ育児の合間に何か書ける気がしないのでこう言ってますが、奇跡的に何か書けたらWebなどでお披露目したいです。 つばめ綺譚社の方は代表はじめつばめんばーが引き続き活動してくれている予定なので、イベントやそぞろ書房さんなどで。 ロゼット文庫の方は一人サークルなのでほぼお休みの予定ですが、通販は架空ストアさんで。 細々と世に出したまま(?)で行きたいと思っておりますので、どこかで見かけた際にはよろしくお願いします。^^* 今年も、イベントやインターネットなどでお話してくださった各位、 本をご覧いただいたりお買い上げいただいた方、本当にありがとうございました! 近年はツイッターが解体されてしまうかたちで、これまでタイムラインでお会いしていた方がいつの間にか居なくなったりしていて寂しいですが。。 わたしはX、ブルースカイ、tumblrすべて伴美砂都(もしくはロゼット文庫)で存在してますので、見かけたら声かけていただけると嬉しいです。 (mixi2はまだやってません。mixiのアカウントもう不明なんだけど、なくても入れるの……?) それでは、皆さまよいお年をお迎えください! そして、今後ともよろしくお願いいたします。 |
今回の記事は、文字書きの湖上比恋乃さんに同人誌のタイトル文字を依頼したことの体験レポートです。
Xでレポート募集されていたので書かせていただきました♪ 1 依頼したきっかけ 比恋乃さんとはツイッター時代(?)から相互フォローで存在自体は知っており、 同人友達の本のタイトルを素敵に書かれたりしているのは見ていたため 「いつか何かの機会に題字を依頼したいな~」と思っていました。 そんな折、私が同人誌で刊行していた『エバーグリーン』という本の初版分が完売したのをきっかけに、 「せっかくだから題字を依頼して新装版を作ろう!」となった次第です。 ちなみに、初版(装幀:自分) 各所で「スゴイミドリの本」と呼ばれていた。 これはこれで気に入っているのですが、「エバーグリーン」というタイトルも気に入ってるので 新装版ではもーちょっと目立たせたいな。 2 依頼手順(1)依頼フォーム入力まで ファーストコンタクトは、比恋乃さんのウェブサイトから依頼します。 ⇒手書き文字展示場 URLは、比恋乃さんのXアカウントのトップページ等にも。(わたしはTLに流れてきたところを捕捉しました) *画像はクリックで拡大します 「あ」がかわいい^^ 画面左側の「依頼フォーム」をクリック。 依頼前に不明点がある方は「お問い合わせ」で尋ねてみるのもよいと思います。 お値段や利用範囲など詳しい説明が載っています。 支払いやデータの受け渡しは基本「BOOTH」で。銀行振込希望の方は申込のときに伝えましょう。 わたし「BOOTHのログインパスワード何やっけ……」(※見つかりました) 画像でわかりやすくまとまっています。 わたし「同人誌は利用OK!なるほど」(※明記してあるの助かります) 説明を確認したら、「依頼フォーム」をクリックすると、Googleフォームで申込画面に進みます。 ここで依頼したい文字列や納期の希望なども入力します。シンプルで入力しやすい。 入力完了となったら、しばらく待ちます。 3 依頼手順(2)ラフ~完成まで 依頼フォーム入力後、数日以内にメールで連絡があります。 (依頼日を失念してしまったのですが、結構すぐいただけたと思います) 料金と納品日の確認(見積)が記載されています。 比恋乃さん「増刷および新装版の発行おめでとうございます!」 や、優しい……。依頼フォームに「祝増刷!」って書いてたんでしょうか、わたし。。 依頼される側にとっては要らぬ情報だと思うのですが、きちんと拾ってくれる比恋乃さんでした。 テンション上がりながら「こちらの見積でOKです~」の旨をお返事します。 今回なんとなく自分の中にふわっとした出来上がりイメージがあったため、pdfにしてお送りしてみました。 なんじゃこりゃ。。何か文字化けしてるし……。 スミマセン。 それで、翌日にはもうラフが届きました。は、速い!!! ※このあたりのスピード感は納期に合わせて調整してくださっていると思います。 どれも素敵~! 比恋乃さん 「文字の位置はのちほど調整できますので、まずは ・ペンの種類①〜③のものか、④〜⑥の2種あります ・字幅 太さのイメージに近いものはあるでしょうか? ・字の形 サンプルで書いた文字でお好みのものを教えてください 以上3つの観点からサンプルの文字を見てください。」 「「エ」はこれが好き、「グ」の伸び方は控えめがいい、など1文字ずつ伴さんのイメージを教えてください。 何度も書きながら、イメージする文字に近づけていきます。 線の太さも同様で、もう少し細い(あるいは太い)ものも見てみたいなど、なんでもおっしゃってください。 結果、やはり前に書いたものの方がよかったとなることもあると思います。 そうなってもかまいませんので、とにかく気づいたことや、私にやってみてほしいことはなんでも伝えてほしいです」 そ、そんなにしてくれるの……?!(◎o◎)! リテイクは何回でも良いのだそう……。スゴイ! でも、希望を伝えたらすぐ反映してくださったため、今回は一度だけの修正で完成となりました。 ちなみにわたし「編集環境がWordオンリーなんですが大丈夫でしょうか?!」というあほみたいな質問をしていたのですが そちらも親切にお返事をくださる比恋乃さんなのでした……;(重ね重ねスミマセン) サンプルを確認し、いちばん気に入った③をベースに ・「「エ」の左下と、「ン」の右側(書き終わり?)をもう少しだけ長くしてほしい」 ・「可能ならばもう少し太目のバージョンも見てみたい」 の2点をお願いしました。 そして2~3日後に修正版が届きました。 わたし「ウワー!ほんとに「エ」と「ン」が長くなってるう!」(?!) 左下の太字のものが一番イメージにピッタリだったので、こちらで確定とお伝えしました。 4 依頼手順(3)納品~支払い 数日後に、BOOTHのURLと購入のためのパスワードがメールで届きます。 指定のURLにアクセスし、購入手続きをしてデータをダウンロード。 簡単です! 初めに「銀行振込」をお願いしておいた方には、振込先などの情報が届くと思います。 5 そしてめでたく新装版完成 ダウンロードしたデータで新装版の装幀を作ります! もちろんWordでも大丈夫でした(!) めっちゃ良~~~!!! わたし「のびやかで……エバーグリーン感がある………!!!!!(※語彙の不足)」 その後、無事入稿と相成ったのでした。 6 依頼して良かったところ これまであまりこういった依頼をしたことが無かったのですが、わかりづらいところは全然なかったです。 個人的によかったなと思うところは、もちろん商品(=比恋乃さんの題字)に魅力があることが一番なのですが ・文字あたりの金額(リライト込み)で設定されており、依頼する前に価格がわかること ・一文字ずつ修正してもらえる(「エの左下」とかの微妙なお願いも聞いてもらえた) ・サンプルをたくさん提示していただけたので、修正イメージを伝えやすかった ・とにかく最初から最後まで丁寧に対応していただいたこと(初心者にも優しい) という感じで、同人誌も大満足の仕上がりとなりました。 既存のフォントも可愛いものが沢山ある昨今ですが、 ときにはこういったオリジナルの題字も個性が出て素敵ですね。 気になった方はぜひお問い合わせしてみてくださいね~。 ▽ちなみにこちらは別の企画で私の写真に文字を入れていただいたものです。 同人誌だけでなく、ポストカードやグッズ的なものにも良いかもです。 (※商用利用の方は別ルートの依頼になるそうなので、サイトをご確認ください) レポートになってますでしょうか? 素敵な題字を書いてくださり、わたしの「レポート書きます!」を受け入れてくださった比恋乃さん たいへんありがとうございました。^^* ではまた! |