kumakuma6888のブログ

鉄道旅と鉄道写真の記録を掲載しています。

徒歩hoな撮り鉄旅(富士山撮り)

2月末に富士山と列車の写真を撮ろうと思い10数年ぶりに身延線に乗ってみました。いやいや、普通列車でしたが振動も少なく乗り心地はローカル線なのに最高でした。今回の撮影地は竪堀駅から徒歩15分程の有名撮影地(乾燥した晴天は今季最後のチャンスかも…)。堤防沿いの道は近隣の方のお散歩コースでした。事前に場所をチェックした時は、鉄橋を含んだ写真なので割と自由にアングルが取れると思っていたら意外と制約が多くて戸惑ってしまいました。

★JR東海身延線

 α7RⅢA  Zeiss-Loxia Biogon35mmf2  f4AE +0.8補正

(列車後部にかかっている白い建物と右下のコンクリート製の壁が邪魔!)


それと長い間地方私鉄ばかり撮っていたのでJR線列車のスピード(線路も近代的で揺れない、高速走行!)に慣れていなくてシャッターのタイミングが…。あと、お散歩中のおじいさん(自分も同類ですが)が今年は富士山の雪が少ないと教えてくれました。確かに7~8年前に伊豆箱根鉄道修善寺線で撮影した写真と比べると少ない!地球温暖化?まあ、撮影時期が1月下旬と2月下旬では違うと思いますがそれにしてもあまりの違いに少し地球の未来が心配になりました。

多分、2017年か2018年1月下旬の撮影(データを探すのが面倒で…すみません(´;ω;`)ウッ…)

★JR東海 身延線

 α7cⅡ Zeiss-Loxia Planar50mm f2   f5.6AE +0.8補正


9:00少し前に現地に到着して撮影しましたが上り列車が順光になるのが11:00頃でした。初めての場所と徒歩鉄なので場所の移動はせずに粘って(いつもの事?)撮影した自身の最適解が上の写真でした。本当に徒歩鉄は効率が悪いですね…でも、同一地点でいろいろなアングルを探してファインダーを覗きながらウロウロするのが楽しい!さて、今度は何を撮りに行こうかなぁ。

徒歩hoな撮り鉄旅(長野電鉄沿線)

約2年ぶりに撮り鉄旅に行ってきました。場所は長野県の長野電鉄沿線。まあ、気負わずに雪山バックの写真を楽しもうと出発前に撮影候補地をピックアップ。徒歩&電車利用なのでi移動効率を考えて計画を立てました。ただ、天気予報は今季最大の寒気により滞在期間中はすべて雪か曇りでした。それならば津軽鉄道で撮影したように雪煙を巻き上げながら進む列車を撮ってやろうと考えてイザ出発!(あっ!超望遠ズーム持ってなかった!)

★津軽鉄道:津軽飯詰駅から3分ほどの踏切から嘉瀬駅方向に向かって5分ほど歩いた線路
 沿いの田んぼ道から撮影
 ニコンZ6Ⅱ Z100mm-400mm S  f8AE +0.3                         2023年2月20日撮影


JR長野駅から長野電鉄に乗り換えて約1時間。11:27に信濃竹原駅に到着。小雪がチラついているものの風もなく雪も積もっていない状態でした。有名撮影地なので行ってみましたが山は雲に覆われており編成写真の撮影しかできない状況でした。

★長野電鉄:夜間瀬鉄橋 (や…山が見えない…涙)
 α7RⅢA   Zeiss-Loxia Planar50mm f2    f5.6AE -0.2補正


折角の有名撮影地なので周辺をロケハンも兼ねて見て回りました。残念ながら雪も止み、風もありませんでした。はて、どうしたものかと考え徒歩でお隣の夜間瀬駅周辺まで行ってみました。しかし、南側に山は見えているものの逆光で明暗差が大きくて難しい光線状態でした。あ~ぁ、風も吹いていない、雪も降っていない、山も頂上が見えないのナイナイ尽くしでした。気温も下がっており、徒歩の疲れも出てきたので信州中野のホテルに向かいました。夕食はコンビニで信州の名酒「真澄 あらばしり」(へ~、コンビニで売ってるんだ…)と酒の肴、弁当を購入しました。いや~、「真澄 あらばしり」は実に旨い!去年11月に家族旅行で下諏訪に宿泊した際は、時期的に早くて飲めなかったのでラッキーでした。


翌日は朝から☃!しかし、朝食を食べ終わって外を見ると湯田中方面は日が差して山がきれいに見えていました。これは早くいかなければと思いましたが午前中は逆光状態なので一旦、予定していた付属中学前駅に向かいました。

★付属中学前から朝陽駅に向かう最初の踏切(今日も…雪山が見えない…涙)
 α7RⅢA   Zeiss-Loxia Planar50mm f2    f5.6AE +0.3補正
晴れていれば写真中心部から左奥に雪山が見えたはずなのに…やっぱり駄目でした。
こうなったら有名撮影地でも良いから雪山バックの写真が撮りたくなり須坂駅で一服&長野電鉄オリジナルグッズを購入した後、信濃竹原へ向かいました。基本、徒歩鉄は鉄道会社の存続に貢献するため、電車に乗り、鉄道会社オリジナルグッズを購入しなければなりません(本当?)。なぜなら鉄道がなくなったら撮り鉄の趣味自体が成立しなくなるからです。勿論、自家用車での移動は便利で効率的ですが鉄道会社の直接的な利益には結びつき難いからです。是非、時間が有れば自家用車の運転席からではなくて列車の窓に流れる風景も見てほしいなと思います。

★長野電鉄:夜間瀬鉄橋 α7RⅢA   Zeiss-Loxia Biogon35mm f2    f5.6AE +0.2補正

★長野電鉄:夜間瀬鉄橋 α7CⅡ FE70-200 f4 macro (70mm 相当) f5.6 補正+0.2   

★長野電鉄:夜間瀬鉄橋向かいの橋(県道?)から撮影 
 α7CⅡ FE70-200 f4 macro (95mm 相当)  f5.6  露出補正+0.2  


「OH!薄雲は有るが順光!雪山が見える!」神様に感謝しつつ夢中になってシャッターを押し続けました。いや~楽しい!ファインダーを覗きながら露出や構図、シャッターのタイミングを考えて写真を撮る。写真の上手い下手は別にして、この連続する行為が至福の時なのだと強く感じました。翌日は、桜沢駅、延徳駅周辺を歩きましたが重い曇り空&山が見えない状態でした。

★長野電鉄:桜沢駅傍の踏切から都住駅方向へ向かった農道から撮影  空が暗い…
    α7CⅡ FE70-200 f4 macro (70mm 相当)  f5.6  露出補正-0.4


結局、この鉄旅でまともに撮影できたのは2日目の12:00頃から13:30頃まででした。
「徒歩鉄や 労多くて 実り少なし」って感じですが…でも、やっぱり鉄道と旅好きな自分は撮り鉄旅にまた出かけるでしょう。次は、富士山バックの写真でも...と妄想しながら。

徒歩hoな撮り鉄旅(やっちまった!)

やっちまいました…。冬の長野撮り鉄旅のためにカメラ機材をニコンからソニーに全取っ換えしちゃいました…重い機材を背負っていくのが嫌になったはずなのに…


【理由】1
 ●当たり前ですが長野の冬は🥶&⛄!
【理由】2
   ●防塵、防滴仕様はZfとZ24-200ズームだけ!(今迄の反省から本当は理想的重量)
【理由】3
 ●悪天候では、Z24-200の画質が不安で防塵、防滴仕様の明るいレンズが必須(本当?)
【理由】4
 ●ニコンの単焦点レンズと望遠ズームレンズに好みのものがない。
 (Z70-180はTAMRON製?なんで200mmじゃないの?70-200 f2.8はバカ高すぎ!)
【理由】5
 ●ソニーはレンズの種類が豊富でカメラもレンズも小型軽量!(Zeissが使える!)
【理由】6
 ●約5年前までソニーαシリーズでシステムを組んでいたので一部資産が残っている。

(以前使っていたソニーの機材:α7RⅢ  ZeissBatis 25mm 40mm 85mm FE70-200)


などと理由をつけてニコンの機材とキスターレンズ4本他を下取りに出して下の写真の機材を購入しました。

 

(α7cⅡ Zeiss35mm  50mm  85mm  FE70-200f4 2倍テレコン 結局以前とほぼ同じ?)


やはり、ニコンは人気機種、キスターレンズも希少性が高いのかよいお値段で下取ってもらいました。

(防湿庫の奥に動態保存していたα7RⅢとFE24-70ZA)

年(昔、α7RⅢで撮影した写真)


あ~あ、結局懲りずに機材を増やしてしまいました…⤵
さて、長野鉄旅まであと数日。持っていく機材を決めないといけません。自分の基本スタイルは35mm、50mm、85mmの三本。ほぼ、これで撮ってます。ん~70-200ズームも魅力的…。カメラは1台?2台?って…やっぱり懲りていない自分がそこにいました。

徒歩hoな撮り鉄旅 序章

ここ数年、年齢のためか重い機材を背負って撮影に出るのが億劫になってしまい一昨年(2023年)3月に信楽高原鉄道と樽見鉄道遠征を最後にパッタリと撮り鉄旅をしなくなってしまいました。

(樽見鉄道:ニコンZ6Ⅱ ニッコールZ24mm-120mm f4S 焦点距離85mm  にて撮影)


体力、気力の衰えが原因なのか分かりませんがな~んとなくやる気が出ません。以前はミラーレスカメラ2台、14-30の広角、24-120の標準、100-400の望遠、三脚等を背負い撮影場所や構図を事前に決めて出かけていました。勿論、対象となる鉄道を利用して徒歩で事前に決めた撮影ポイントに向かい1時間に1本あるかないかの列車を風景チックに撮影してました。しかし、その成果としての写真の構図がイマイチだったりプリントして飾れるレベルでなければ何のために時間と労力、費用を費やして行ったのか自問自答する始末…。あ~、全然楽しくない…。大した腕もないのに結果を高望みしていた自分が嫌になってしまいました。そんな感じだったのでミラーレスカメラ1台と古いマニアルレンズを数本(売っても二束三文)残して機材を売り払ってしまいました。「あ、待てよ…孫の運動会や発表会用のレンズが必要」と思い昨年の秋に24-200の便利ズーム(昔なら絶対に買わない!)を購入。これがいけなかった…。軽いじゃん!一応、簡易防滴、防塵仕様。これ1本とカメラ1台だったらお気楽ご近所撮り鉄&鉄旅ができるんじゃないかと悪魔の囁きが…。

          (ニコンZfとニッコールZ24mm-200mm f4-6.3)
でも、居住地域の鉄道は高架だったり住宅が立ち並ぶ中を走っているので撮り鉄する気はないし条件としては望遠200mmまででは「電池と時間の無駄使い!」などと自問自答をする日々を送っていました。しかし、地方に行ってこんな列車風景写真を撮りたい!こんなレンズがあればこんな表現ができると妄想は膨らむばかり。そもそも自分は非日常的な旅が好き(みなさんそうだと思います)で、出かける際の目的地が電車好きな私はたまたま鉄道写真だったのだと思い出しました。今までは重い機材を背負い、いろんな条件で自分を縛っていたから段々と楽しさが消え、苦痛だけが増していったのだとようやく気付いた始末。28歳頃から仕事や子育てなどの理由で途切れ途切れではあったものの続けてこれたのは楽しいからだったし旅が好きで鉄道も好きだったからだと(あと、カメラやレンズなどの機材も…)改めて思いました。

(所有しているマニュアル短焦点レンズの一部。ニコン純正ZレンズはZ24-200のみ…)
そうなると居ても立ってもいられず2月に冬の長野鉄旅に出かけることにしました。とりあえず撮影ポイントは凡その目安のみつけて行ってみようと思います。この時期なので寒さと雪は想定して無理せずに行動(出来るかなぁ…)したいと思います。まあ、食と温泉って言うのも良いかもしれません。予定している機材は天候にもよりますがニコンZf、純正24-200ズームと明るいキスター55mm f1.2(ヤシコンマウント)か85mm f1.4(ヤシコンマウント)を考えています(多分レンズは2本が限界?)。はてさて、後悔するか楽しさが復活するか…。もし、楽しかったら次回以降もこのブログを続けようと思います。