コスモスと卵巣癌

とりあえず卵巣癌。

ブログ移転

アメーバに移転です。

少し目的があって。


おばちゃんには高いハードル。😅

うまく又、ブログ村にリンク出来るんかな~??



よく分からんままにブログを始め、数日間に読者登録までして下さった方々。

本当に本当に有難うございます。

ナイス、とかも下さって本当に本当に有難うございます😃❤

【過去】2021年3月*検査結果は?

なんかちょっと怪しそうな、マジシャンぽい人。


この日は、その怪しそうなマジシャンぽい院長が診察。笑

といっても、内診はなし。

怪しいマジシャンに股を広げることもなく、椅子に座ったままで、検査結果を聞くだけ。

出掛ける前、入念にシャワー浴びてきたんじゃけど〜笑😂


この日は、旦那も同席してくれた。

どんな診察内容で、どんな説明を聞かされるか。

嫁が覚えきれない説明を、今回はしっかりと聞くため。

頼むけんね〜😉旦那。


怪しいマジシャンが、明るめの笑顔で話し始める。

普通にしてて怪しいのに、それに少し笑みを加えると、なんかもう怪しさが倍増じゃけん。笑



マジシャン「えっとね。先日の検査ね。その日の夜にすぐ調べてみました。

癌でした。



明るめの怪しい顔で、加えて元気良く、サクっと告知。




え?




マジシャン「大きい病院紹介しますね。そちらの病院では・・・」




いきなりの展開に、少しボーっとして聞きながら、マジシャンに「はい。はい。」と、返事。

はたから見たら、まるでとても冷静にマジシャンの話を聞いてるかのように見えたとは思う。

嫁が覚えきれないような難しい説明は一切なく、横では一言も発しない旦那。



あ・・

私、癌なんじゃ。

ガーン(言うとる場合違う)

世間でよく沢山の人がかかる病気のやつ。

あれ、私もそれなんじゃ。

そうなんじゃ。

癌なんじゃ。

そうか・・

私、癌なんじゃ・・


世間でよくかかる病気と知りながら、自分に身近に感じられてなかった、という愚かさ。

癌と言われた時に、対応出来るメンタルも、用意出来てなかった、という情けなさ。


マジシャンに股を広げなくてはいけんかも、という予測は立て、しっかりシャワーは浴びて来れたのに。(おいっ)



続けてマジシャンは、明るさを保ちながら話しかける。


マジシャン「ご紹介する病院は、すぐに予約抑えましたからね。頑張りましょう! なにか質問はありますか? なんでも言って下さいね😀」



怪しいと思うてたマジシャンに、少し救われてる自分がいた。



「頑張りましょう」が、

まるで、

「頑張ったら治るんだから!」 

に、聞こえる。



あの時、告知があのマジシャンでなかったら、手術までの長い毎日を、心折れずに過ごせてたかどうか。



もしも入院した時、美味しい食事があるだろうからという、しょうもない病院選びをした私が・・

癌告知の心配も考えず、シャワー浴びて入念にキレイな身体で診察を受ける心配をしてた私が・・

最短で病理検査をして、最短で病院の紹介手続きをしてくれた院長を、怪しいマジシャンと心配してた私が・・




心から思うた。





マジシャン!(←そこは言うんじゃ😂)

ありがとう〜🥺ウルウル

この病院にして良かったよぉ😚💗

【過去】2021年3月*ようやく受診

まぁまぁ呑気だった。


痛くなっても、癌という言葉は頭をよぎらない。

素人じゃけん、よう分からんけど子宮筋腫が大きくなりすぎて、いたずらしてるんかな?

とか。


予約したのは、この辺ではかなり人気の産婦人科。

大病院じゃないのに、待ち時間が長い長い。

万が一、入院てことになったら、食事が良いらしいという噂を聞いたけん😁

まぁ入院はないじゃろうけど。

万が一よ。

ホンマに万が一。笑


ようやく待って、やっと受けた内診。

先生が、まぁまぁおじいちゃんに近いおっちゃんじゃけん、股広げるんもたいした恥ずかしさもない。

チャチャっと診てくれぃ〜😤


先生「んー・・」


先生が他の先生を呼ぶ。


「これは、○☓△・・ですかね?」

「ん〜 ですかねぇ。」


なんか聞き慣れん言葉が続く。


で。

結果は?

診察台を降りて、おじいちゃんに近いおっちゃん先生の言葉を待つ。


先生「おそらく○☓△が□#◇なんだと思います。」


さっぱり分からん。

メモでもしとくべきじゃったか。

一時間後には忘れるような、聞いたことない言葉。

とりあえずはまぁ、そこまでひっ迫してなさそうじゃし。

いっか。


先生「癌検診もしてますので。木曜日また来てください。」


え?

木曜日?

また?

そんな急に?😱


私「あの。木曜日はお仕事で。お客様にとてもご迷惑がかかるんです。ずらせませんか?😩」



すると、先生の返事よりも先に強い言葉で遮られた。




看護師「命を優先して下さい。」




命?


まさか、命という単語が出てくるとは思わんかった。

往生際悪くとか、出来ん。

もう・・

はい。

としか言えんかった。




その日かえってから、お客様に片っ端からお断りのお電話を差し上げた。

どんだけ迷惑かけるか。

申し訳なさハンパない。

本当の事ではあるんじゃけど、体調を理由にお断りする。

スマホ片手に、見えない相手に何度も頭を下げながら。

でも、

謝る私に、誰も怒った言葉を投げかけない。

こんなに急な事なのに。

お客様の事情を全く無視した、一方的な事なのに。

むしろ優しい。



優しすぎる。




受診を先延ばしにしてた事が、色んな人たちを巻き込んでいく。

この日から、まわりの沢山の人への迷惑が始まっていった。