さあ転職…また履歴書
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転職において大変なのは、当然の如く面接に向けての準備です。前回の転職においても、苦戦は強いられました。
私的に一番の面倒臭いのが「履歴書」です。
30年以上になると、10年以上のキャリアについて書いていかないといけないんですよね😅
履歴書を腐るほど書いてきた私からのアドバイスです。
- デジタル時代ですが、手書きで書きましょう。
- わずかな空白期間でも「何をしていたか」をきちんと記載しましょう。
- 志望動機は「ひかる言葉」を最低1つ以上盛り込みましょう。
1ですが、私は面接の時に「字が綺麗ですね」と言われる確率8割越えでした。
習字は習っておらず、元々字は書きまくっていたせいか、よく褒められます。
ただ、やっぱり字を書くのが苦手という方はいます。字を書くのが苦手でも、大切なことは、
「時間をかけて、丁寧に書く」ということです。
「ハロー効果」という言葉はご存知でしょうか?これはその人物の一つ長けている(劣っている)ところがあると、他も長けている(劣っている)ように見える心理学の専門用語です。
限られている時間のなかで、情報が少ない中で、少しでも情報が欲しいのが面接官です。「リフティングが得意」「ピアノが得意」などの特技は面接の時にアピールする時間はございません。最低限度、丁寧な字で履歴書を書いていれば、面接の入り口は幸先がいいものとなるでしょう♪
2ですが、空白期間は中途転職においてよくある壁です。面接官もこの「空白期間」をマイナスに見ることもあります。
例えば、実家で転職の間期間中、ダラダラと過ごしていた。これを何も書かずに面接官から聞かれた際にまともに答えていたら、そこでTHE ENDです。
本当にダラダラとしていたのなら嘘をつけないので、そう答えるしかないのですが、本当にそうでしょうか?
転職サイトを見たり、技術的な専門書を見たり、情報収集をしたりしていないでしょうか。
そうであれば、「書き方を工夫」するのです。
BEFORE ) 実家で家事手伝い
AFTER ) 家事手伝い、〇業会の専門書「〇」にて情報収集、学習後に資格を取得。
などプラスアルファを書くのです。
また、30代は中間管理職になる時期でもあります。
そのためユーキャンなどで、メンタルヘルス・マネジメント検定などを取って置き、プラスアルファの要素として書けるようにしておくのです。
記載例)
実家で家事手伝い及び、管理職のキャリアプラン達成のため、メンテルヘルス・マネジメントの検定を取得。
どうでしょうか?通信教育であれば好きな時間に勉強できるため、実家でダラダラしながら資格も取れます。お金は多少かかりますが、転職で給与アップの先行投資として考えれば安いものです。
3ですが、ちょっとわかりにくいですが、
「ひかる言葉」=「目を惹く言葉」です。
志望動機は、会社の経営方針などを参照し、自分が会社の中で「どう活躍できるのか」を明確に書きましょう。字数が少ないことがほとんどのため、「ひかる言葉」を盛り込み、印象付けるのです。
BEFORE )貴社で働くことで自分が成長できると感じ、貴社を志望しました。
何も伝わってこないです。しかも、自分の成長のため就職をするのかと突っ込みが入る書き方です。
AFTER ) 貴社で働くことで、私がもつ「WEBマーケティング」のスキルにて集客を伸長させ、貴社の経営理念でもある「誰からも必要とされるECサイト構築」に貢献するために志望しました。
「貢献」という言葉で、会社のために何ができるかが明白であり、「経営理念」に沿った働き方ができることが伝わります。
自分本位に書くことも大切ですが、転職することでどう会社で活躍したいか、できるかを書くことで、30代が書く履歴書として完成します。高卒・大卒の時の履歴書よりも、ワンランク上のものになるようにしましょう。
