ジョーク集 [1] 世界史系
■旧東側諸国編
フルシチョフが近隣諸国を外遊した。
電車の窓から手を出して振っていると、
最初の国では腕を引っかかれた。
「一体ここはどこなんだね」
「ここはポーランドです、フルシチョフ同志」
次の国では手にキスをされた。
「一体ここはどこかね」
「ここはチェコスロヴァキアです、フルシチョフ同志」
3つ目の国では腕時計を盗られた。
「一体ここはどこなんだ!」
「ここはわが祖国でございます、フルシチョフ同志」
プラハの街を警備しているソ連占領軍の兵士に、市民が声をかけた。
市民「おめでとう。ソ連の宇宙飛行士が月に行ったんだってね」
兵士「ありがとう。ソ連国民とともに喜んでくれて」
市民「うん。ソ連人全員が月に行ったら、もっと大喜びするよ」
ニクソン、ミッテラン、プレジネフの三人が神の前に集まり、
自国の経済について質問している。
ニクソン「いつになったらアメリカ人は、皆豊かになれるでしょうか」
神様「10年後だね」
ニクソン「そうですか。私の任期は終わっているな。残念だ」
ミッテラン「いつになったらフランス人は、皆幸せになれるでしょうか」
神様「15年はかかる」
ミッテラン「そうですか。私の任期は終わっているな」
ブレジネフ「いつになったらソ連の人々は、人間らしく暮らせるようになるでしょうか」
神様「残念だが、その頃には私の任期は過ぎている」
出国の自由を認めよ、という世論が高まってきている。
ブレジネフが首相のコスイギンに言った。
「出国を自由にしたら、みんなこの国から出て行ってしまって、
われわれ2人しか残らなくなるだろうな」
するとコスイギンが怪訝な顔をして言った。
「われわれ2人って言ったけど、
君の他のあと1人ってのは一体誰なんだい?」
アメリカのCIA、イスラエルのモサド、ソビエトのKGBが捜査の腕を競うことになった。
森に放したウサギを誰が一番早く捕まえることが出来るかという競争である。
最初にCIAが森に入った。
彼らはあらゆる動植物に聞き込みを行い、スパイを配置して情報を集めた。
そして1ヶ月後、ウサギは存在しなかったと発表した。
次にモサドが森に入っていった。
彼らは顔色も変えずに森を焼き払い、全ての生き物を焼き殺してしまった。
そして別の森からウサギを連れてきて、ウサギを捕まえたと発表した。
最後にKGBが森に入っていった。
一時間後、彼らはひどく傷だらけのクマを連れて出てきた。
「わかった、わかりました、私がウサギです…」
国際医学会議で、アメリカの医者が言った。
「わが国の医者が頭を悩ましているのは、せっかく脳梗塞が快癒したにもかかわらず、
患者が突然心臓発作で死んでしまうという問題です」
フランス人の医者も言った。
「まったくです。我々も糖尿病を治したと思ったら癌が見つかって、
結局患者は死んでしまうというケースにたびたびぶつかります」
これを聞いていたソ連の医者が自慢げに言った。
「わが国には、そのような矛盾する問題はありません。
我々の医学では、糖尿病は糖尿で、癌患者は癌で、
肺炎にかかった者は肺炎で死んでいきます」
イギリス人とアメリカ人とロシア人がほら吹き競争をした。
まずイギリス人が言った。
「とあるブライトンの紳士が、風呂桶に乗って大西洋を横断したんだ」
負けじとアメリカ人が続けた。
「とあるデンヴァーの紳士がこうもり傘を開いて、
エンパイア・ステートビルから飛び降りて無事着地したんだ」
最後にロシア人が口を開いた。
「とあるモスクワの紳士が」
イギリス人&アメリカ人「君の勝ちだ!!」
スターリンとアイゼンハワーが会談をしていると、自分のボディーガードが
どれだけ自分に忠実かで口論になった。
アイゼンハワーが自分のボディーガードに命じた。
「おまえ、今すぐあのがけから飛び降りろ」
会議場の近くにあるがけの高さは数十メートル。落ちれば即死である。
ボディーガードはすぐにこう言った。
「そんなことできません。私は故郷に娘や妻を残してきているのです」
次にスターリンが自分のボディーガードに命じた。
「おまえ、今すぐあのがけから飛び降りろ」
ボディーガードは何のためらいも無く飛び降りた。
しかし崖の中腹に生えていた木に引っ掛かり、奇跡的に無事だった。
救出されたボディーガードを新聞記者が取り囲んで、
なぜ無茶な命令を拒否しなかったのかと聞いたところ、
ボディーガードはすぐにこう答えた。
「そんなことできません。私は故郷に娘や妻を残してきているのです」
ケネディ「わが国ではホワイトハウスの前で私の悪口を言ったって誰も逮捕されません」
プレジネフ「わが国でも、クレムリンの前で貴方の悪口を言ったって誰も逮捕されません」
フルシチョフの暗殺未遂事件が起こった。
犯人の青年が警察の取り調べを受けている。
「それにしてもだらしない男だよ、おまえは。
あんな近距離から打ち損なうなんて」
「私がピストルを抜いた途端、周りの連中が飛びかかってきたんです」
「なるほど、人民が書記長を守ったわけだ」
「いえ。みんな『おれにやらせろ、おれにピストルをよこせ!』って」
モスクワの図書館にて。
「時刻表を探しているのですが」
「ああ、時刻表なら『フィクション』の棚にありますよ」
レーニンがスターリンの支配するソ連を見て言った。
「こんなのは私の目指した社会主義ではない!」
彼はすぐに逮捕された。
次にマルクスが見て言った。
「この国はしっかりと共産党宣言を読んだのか!?」
彼もまたすぐにとっ捕まった。
そしてオーウェンが見て言った。
「この国で真に平等なところは収容所の監房の中だけ・・・・」
最後まで言う事もなく捕らえられた。
最後にバブーフが見て言った。
「おお!この国は理想的な方法で革命を達成した!」
当局の男たちはしばし顔を見合わせた後、彼を精神病院に送った。
大統領選挙前、チュコト半島のチュクチ人のもとへ
モスクワから無償で人道援助物資が届けられた。
中身は、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、肉の缶詰だった。
チュクチ人はラジオをつけてみた。
そこではプーチンが話していた。
チュクチ人はテレビをつけてみた。
そこにはプーチンが出演していた。
チュクチ人は新聞を開いてみた。
ページごとにプーチンの顔写真があった。
雑誌を開いても ―― 同じだった。
チュクチ人は動揺に震えた。
缶詰を開けるのが恐ろしかったのだ。
「キエフで肉の配給があるんだって。早いとこ赤の広場に行かなきゃ」
「でも配ってるのはキエフなんだろ?」
「列の最後尾が赤の広場なんだよ」
Q:ポーランド経済と日本経済の共通点とはなにか
A:どちらの国でもズロチでは何も買えない
参照:
史上最高額面の紙幣
監獄での会話。
「おれは工場に5分遅刻したせいで逮捕された。
職務怠慢の容疑で」
「おれは5分早く出勤したせいで逮捕された。
スパイ容疑で」
「おれは時間きっかりに職場に着いたせいで逮捕された。
西側の時計を持っているという容疑で」
日本人の自動車技術者とロシア人技術者が、
自動車の気密性の実験について話し合っている。
日本人技術者
「わが国では車の機密性を試すために、猫を一晩車の中に入れておきます。
次の日に猫が窒息死していたら、気密性は十分だと判断しています」
ロシア人技術者
「わが国でも、機密性を試すために猫を一晩車の中に入れておきます。
そして次の日に猫がまだ車の中にいたら、気密性は十分だと判断します」
アメリカ人がロシアに行った。
そこでは男が二人、片方が穴を掘り、
もう片方が穴を埋め戻すという作業を延々と行っていた。
アメリカ人が一体何をやっているのかと尋ねると、彼らはこう答えた。
「俺たちは植木屋だ。俺は穴を掘る役、こいつは穴を埋め戻す役。
あと一人、木を植える仕事の奴がいるが、今日は休みなんだ」
(計画経済下の労働力配置についてです)
毛沢東「最近、東南アジアやインドへの亡命者が増えて困ってます」
スターリン「うちも逃亡者を射殺するなど対策を強化しています」
チョイバルサン「その点、わが国では亡命者はゼロです」
毛沢東・スターリン「それはすごい」
チョイバルサン「地図を見れば亡命する気など起きませんよ」
(チョイバルサンはモンゴルの革命家)
世界で最も広い国はポーランドである。
領土は欧州に、首都はモスクワに、国民はシベリアにいる。
ある男が兵役を逃れようと必死で言い訳をしていた。
「私は結核なのです」
「ボロシロフ将軍は結核だが立派な軍人だぞ」
「私の目は片方見えないのです」
「イワノフ将軍を見ろ。片目だが軍人の鑑だ」
「私は精神薄弱なんです」
「バカをいえ。皇帝陛下はそれでも職務を果たしておられるぞ」
ソ連幹部が神の審判を受けていた。
「お前は政敵を粛正し、罪もない多くの人々をシベリアに追いやった。
本来なら地獄行きだが、お前が良き父・良き隣人、善意の人であることも分かっている。
地獄行きはどうあっても変わらないが、
特別に資本主義地獄か社会主義地獄のどちらかを選ばせてやろう」
幹部はためらうことなく社会主義地獄を選んだ。
「ふむ。資本主義地獄なら競争は厳しいが、
チャンスをつかめば上にはい上がることが出来るかも知れないのだぞ?」
「いいえ。神よ」幹部は言った。
「チャンスは社会主義地獄にこそあります。私は社会主義を熟知しているのです。
最初は火に炙られたり針の上を歩かされたりするでしょうが、
すぐに地獄の獄卒たちは仕事をさぼり始めるに決まってますから」
フルシチョフの乗った車がアレエクセイ通りにさしかかった時、
彼は肉屋の前に長蛇の列ができているのに気づいた。
「あの行列は何か?」
フルシチョフの問いに側近はこう答えた。
「人民たちは肉を買うためにあのように並ばなければならないのです」
「なんたることか!」
激怒したフルシチョフは市の当局者にこうまくし立てた。
「貴様らが暖かい部屋でぬくぬくしている間、
気の毒な同志人民達は寒空の中、
肉を買うために一日中立っていなければならないのだ。
直ちに何とかしないと、貴様ら全員シベリア送りだ!」
1時間後。
例の肉屋の前には、多量の椅子と燃えさかるストーブが並べられた。
ドイツが東西に分かれていた頃、国境警備での話。
「東から西に亡命しようとする奴がいたら、すぐさま射殺しろ。以上だ」
「西から東へ亡命しようとする奴がいたら、どうするのでありますか?」
「すぐさまひっ捕らえて病院へ行け。おまえの目かそいつの頭のどっちかがおかしいんだ」
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