普天間移設先は北マリアナが最適地と上院が可決
「普天間移設先は北マリアナが最適地と上院が可決」(世田谷通信)
サイパン島、ロタ島、テニアン島など14の島からなる北マリアナ連邦の上院議会は、16日、北マリアナを普天間飛行場の移設先の最適地として検討するように求める誘致決議を全会一致で可決した。上院議会の決議の内容は、普天間飛行場と在沖米海兵隊の移転先について北マリアナを「最適地」とし、「移設を心から歓迎している」と強調している。「最適地」とする理由については、(1)東南アジアにおける防衛戦略上、地理的に優位(2)自然環境が豊かで近代施設、娯楽施設も提供でき、在沖米海兵隊員や家族の生活に適している(3)テニアンは1999年、土地の3分の2を米国防総省と賃貸契約を結んでいる(4)志願兵の割合が高いなど米軍に対する協力体制ができている、などを挙げている。当初は上院と下院が同時に決議する予定であったが、下院議会の決議が27日に変更になったため、当初から北マリアナ移転案を主張して来た社民党の照屋寛徳議員(沖縄基地問題対策プロジェクトチーム座長)は、下院議会の決議後、官邸に対して北マリアナへの移設を本格的に検討するように重ねて求める方針。照屋氏は「北マリアナの皆さんがテニアンへの移設を強く望んでいることの表明です。より現実的で実効性のある案として真摯に受け止め、政府は移設先として本格的に検討してほしい」と話した。(2010年4月22日)
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