ブログに支持政党や候補者名を書いてもOK
「ブログに支持政党や候補者名を書いてもOK」(世田谷通信)
「ブログ市長」としてお馴染みの鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、自身のWEB日記に、衆院選の公示後に自身が支持している特定の候補者名と政党名を書き込んでおり、一部の人たちから「公選法に抵触するのでは」との声が上がっていたが、阿久根市選挙管理委員会は、21日、「公選法には抵触しない」との見解を発表した。公選法では、選挙期間中に特定候補者や特定政党への投票を呼び掛ける文書などの頒布や掲示を制限しているが、同委員会では「竹原市長の書き込みは、投票を呼び掛けたものではなく、あくまでも個人の主張を述べたもの。選挙活動とはみなされないと判断した」としている。つまり、選挙期間中に「皆さん、○○候補に投票してください」という書き込みをした場合には公選法に抵触する可能性があるが、「私は○○候補を応援します」「私は○○党を支持します」という書き込みであれば、「あくまでも個人の主張を述べたもの」であり「選挙活動とはみなされない」ということである。これまで曖昧であった選挙期間中の個人ブログやWEB日記上の表現に、1つの指針が示されたことになる。ちなみに「世田谷通信」は社民党を支持している。(2009年8月21日)
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