原作の名エピソードてんこもり。(みなみけ おかえり 最終話レビュー)
第13話「一緒だからね」
★★★★★
Aパート1
頬に手をあて、憂いを秘めた表情を浮かべる春香。
そんな春香を見て、何か悩んでるんじゃないかと勘ぐる千秋。
夏奈を巻き込み、春香の動向を見守るも、その理由は分からぬまま。
果たして春香の悩みの正体とは?
原因は「歯痛」でしたが、理由を直接聞かない千秋が今回一番のトラブルメーカーですw
元来なんでも話し合える三姉妹だろうにねぇ。
最終的にはにらめっこで平和的にオチがついたので結果オーライ。
早くはいちゃさんにいかないと。(CV/カネトモ)
Aパート2
夏奈が買い物に行ったきり戻ってこない。
そんな悲しい夢を見た千秋は、悲劇が現実に成らぬようべったりと夏奈に張り付く。
まぁたまにはこういうのも・・・ね。
そんな二人を自宅に残し、春香はマキやアツコと買い物に出かけるのであった。
何故この話をエピローグに持ってこない?
個人的には原作屈指の名エピソードなので、最終回まで引っ張ったのは実に良い判断です。
でも挿入のタイミングは考えてほしい所。
そしてまたまた個人的には、千秋より夏奈に萌えるのがこのエピソードの真髄かとw
三姉妹の絆を強く感じられる一作です。
Bパート
唐突に季節は夏・・七夕をひかえ、皆で短冊に願いを書きます。
夏奈も願い事を書き終え、短冊を内田に手渡す。
そして内田と吉野を見送り、買い物に出かける夏奈。
ところで、夏奈には二枚の短冊が手渡されていた。
残された短冊に書き残されていたメッセージ・・それは春香と千秋に衝撃を与える物であった。
「私はもう、いらないので、消えますよ。」
Aパート2の感想で分かった風な事書いてすみませんでした、アニメスタッフ様w
既に物語の中で季節が冬を迎えていた為、七夕エピソードは諦めていたのですよ。
こちらも前述のAパート2に負けず劣らず原作の名エピソードなので、補完して頂けたのは実に有難い事でした。
随所に夏奈の見せ場を挿入する演出も心憎いです。
役割的にハブられる事が多めですからね、しっかりフォロー入れてくれるスタッフに愛を感じます。
ラストはオリジナル演出、みんな笑顔で締め。
うん、文句無しだ!
・・・・と思ったら、最後の最後で保坂が全てをブチ壊したァァ!!(笑)
まぁ保坂だから許すけどね。
みなみけおかえりは、良くも悪くも原作を「そのまま」再現したシリーズでした。
なので無印のように演出で魅せる事も無く、かといっておかわりのように違う方向に煮える事も無し。
実に無難な出来だったと思います。
全体を通して作画のクオリティが若干低かったのが残念だったかな?
原作信者的には大満足なんだろうけど、やはり多少の物足りなさを感じてしまう贅沢な自分ガイル。
唯一異彩を放ったのが12話のAパート(細田演出)ってのは皮肉な話です。
忙しくてレビュー書けなかったけどなw(単なる言い訳だよ)
ともあれ3ヶ月間楽しめました。
原作ストックが溜まればいつでもシリーズ再開出来そうな感じですね。
順番的に、次は童夢製作でやって頂きたいです。
アスリードのスタッフはおかわりの逆風の中でよくやってくれたと思います。
製作スタッフの方々、本当にお疲れ様でした。
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