大河の気付き、そして竜児は?(とらドラ!第19話レビュー)
準備段階で些細な騒動はあったものの、今夜はいよいよクリスマスパーティー。
実乃梨は誘いの電話にも出る事は無く、竜児は彼女の携帯に伝言メッセージを残す。
果たしてみのりんはパーティーに来てくれるのだろうか?
パーティーを控え、竜児と大河も最上級のオシャレファッションで臨みます。
てかいい加減妙な口調を直せ、やっちゃんw
やっちゃんの世代だとやっぱ怪物くんも白黒うわなにをするやめくぁwせdrftgyふjきぉ;p
二人だけでなく、パーティ出席者は皆小奇麗なファッションで来校。
まぁ当然と言えば当然か。
めっちゃ普段着の能登と春田は、まぁ彼ららしくて良いかな?
ちなみにターキー=七面鳥ですよ?
ゆりちゃん先生はガチでマンションを買う気満々だしw
誰か止めてあげてー!!(笑)
例によって会場に実乃梨の姿は無い。
大河は繰り返し竜児に実乃梨への告白を促すが・・何か実乃梨を連れ出す秘策でもあるんだろうか?
ともあれパーティーは盛大に繰り広げられる。
そして北村はガチの変態に戻っていて安心・・ってこんな所で安息感が得られるってどうなんだろ?
宴もたけなわの所で、突然体育館が消灯。
舞台の緞帳が上がり、その先には大河と亜美の姿。
二人は息の合ったダンスと共に、クリスマスソングを披露するのであった。
なんだかんだで良いコンビですね、この二人は。
舞台の終了後、大河を労おうとする竜児だったが、既に大河は帰ったのだという。
亜美は事情を知っていた。大河はその足で実乃梨を学校に連れ出し、自分は家に帰るつもりなのだ。
確かに実乃梨への告白のお膳立ては出来たかもしれない。
でも、そうなれば大河は・・・
クリスマスの、皆の幸せを願いつつ、自らもその一部になりたいと願っていた大河はどうなるのか?
前話で受けた亜美の忠告を竜児は忘れていた・・というか、事の重要さに全く気付いていない模様。
現時点で彼にとっては、実乃梨も大河も、かけがえの無い大事な存在なのだと思う。
竜児は会場を抜け出し、夜の街を駆け出す。
行く先は、既に決まっていた。
実乃梨にも声をかけ、一仕事終えた大河は一人自室に閉じこもる。
チェアーに腰掛け、小さい身体をさらに縮こませ、誰にも縋らず、一人で生きていく事を呟く大河。
でも、本当にそれで良いのか?
不意に、寝室から窓を叩く音が響く。
驚いた大河が寝室へ行き、カーテンを開けると、そこにはサンタの格好をしたクマの着ぐるみがぶら下がっていた・・・
慌ててそれを引き上げる大河。
そしてそのクマをサンタと認定すると、彼女は大喜びでリビングまで駆け出した。
しばし、サンタとの邂逅を喜ぶ大河。
幼い頃からの夢は叶った。彼女にとってこれほど嬉しいクリスマスは初めての事だろう。
一通り喜んだ後、大河はクマの着ぐるみの頭を取る。
そこにいたのは、誰あろう竜児であった。
そう、彼女は最初から、その正体に気付いていたのだ。
大河を一人にしておけないという竜児の気持ちを、掛け値無しに受け入れる大河。
だがパーティー会場には既に実乃梨が向かっている筈だ。
大河は言う。
実乃梨をパーティーに向かわせる事が、大河から竜児への本当のクリスマスプレゼントなのだと。
そして彼女は、竜児を再度パーティー会場へと送り出す。
そんな大河の気持ちも察し、竜児は急いで会場へと引き返すのだった。
そして、一人残される大河。
リビングには、竜児が落としたマフラーが転がっていた。
そしてそれを手にした瞬間、不意に大河の目から涙が零れる。
大河は理解していた。
竜児は実乃梨が好きだという事は勿論、実乃梨も竜児に惹かれているのだという事を。
つまりは両想い。
二人が付き合う事になれば、大河はもう竜児の隣にいてはいけない。
竜児とは違い、大河はこの事実を痛いほどに認識していた。
分かってはいる、でもこの溢れんばかりの涙は一体何だ?
ここで大河は初めて、自分が竜児に惹かれている事を認識する。
もう隣にはいられない―――それが、たまらなく嫌なのだ。
堰を切らしたかのように、大河の目から涙は溢れ出す。
大河はたまらず外に飛び出し、竜児の名を天に叫ぶ。
ここいらのシーンは、学園祭の話に続き鳥肌モノでした。
そして、大河が飛び出してからの一部始終を、実乃梨は見てしまっていた―――――
校門の前で待つ竜児の元に、実乃梨は現れる。
彼女は、海での出来事を引き合いに出し竜児に語る。
「UFOも幽霊も、やっぱり私には見えなくたっていいって思うんだ。
見えないほうがいいみたい。
最近、いろいろ考えてね、そう思うようになったんだ。
私は、それを高須くんに言いたかった、だから来たんだ。」
それは実乃梨からの、一方的な別離宣言と受け止められた。
いや、まだカップルにすらなっていなかったのだから、別離というのは言葉違いかもしれない。
ともあれ、実乃梨は友人の為に恋を諦めたという事だ。
大河の気持ちを考えての行動、それ自体に嘘は全く無い。
だが、彼女の気持ちには、まだ迷いがあるようにも受け止められる。
竜児を中心に交錯する思い、その行方は果たして・・・
といった所で今週は終了。
コミカルな前半部分とは一変、後半は見ごたえのあるシリアス展開でしたね。
大河が竜児への想いに初めて気付くという、かなり重要なエピソードでもありました。
これでようやく二人の恋人フラグが立つよ。
・・まぁ、大河の中で北村の価値観があやふやになってる気がしなくもないんだけどw
ともあれ、自分の立ち居地をしっかり弁えている大河はある意味竜児より大人なのかもしれません。
竜児は今回みのりんにフラれただけで卒倒してますが、亜美に言われた一言をもっと厳重に受け止めるべきかと思います。
彼は二週前のファミレスの一件で、大河に対し特別な感情が芽生えている事に気付いている筈なんだからね。
次回予告では懐かしいみのりんのテンションに触れる事が出来、心底嬉しかった(笑)
でもストーリーはもっともっとシリアスになるんだろうねぇ・・寂しい反面、今後がすっげぇ楽しみだ。
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この記事へのコメント:
- : 2009/02/21 (土) 11:37:15