非日常コメディへの変貌(それでも町は廻っている 第10話レビュー)
十番地「穴ツッコミじいさん」
★★★★☆
お帰りなさいませ、ご主人様。
おや、そんなに奥まで入らない方がよろしいですよ。
どこに落とし穴があるかわかったもんじゃございません。
さあねえ。見える人には見えるといいますから。
そう、その辺りに……
(公式サイト「各話紹介」より抜粋)
前回に引き続き、非日常な題材で攻めてますね。
歩鳥の銃の話はあまりに荒唐無稽すぎてワロタですよ。
ツッコミが入ると思いきや、紺先輩も似たようなトンデモアイテムを持ってて、そのまま話が進んじゃう。
いやはやそれ町って作品は引き出しが多くて良いね。
なんでもありってのは作品にとって武器ですよ武器。無限の可能性を秘めてます。
これがストーリー漫画であれば異論もあるだろうけど、まぁギャグ漫画なんだし固い事言いっこなしですよ。
楽しんだもん勝ちです。
ラストで宇宙人に襲撃されたと思いきや、何のフォローも無く次の話に進んじゃうグダグダさもまた良し。
誰かが死んでも、次の話では何事も無く生き返ってる赤塚漫画や岡田あーみんの漫画を彷彿とさせますよ。
この空気感、自分的には大変心地よいです、はい。
Bパートは普通に良い話ですね。
特筆すべき事はないけど、櫻井さんの婆さん演技がネ申懸ってましたね。
賛否両論の櫻井婆ボイスですが、自分的には演技力の賜物って事で評価してます。
かの野沢那智さんだって、過去にいじわるばあさんを演じきってましたからね。
こういう役が回ってくる事自体、役者冥利につきるのではないでしょうか?
んでもって爺さんの問いかけに、時折歩鳥が反応してるのが芸コマでした。
やはり只物ではないな・・・小見川。
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