最安55円！ 『ダンジョン飯』『アンゴルモア』ほかKindle漫画セール10選

KADOKAWAによる2024年から2025年にかけての大型フェア「カドカワ祭ニューイヤー2025」の第2弾がスタート。

最安55円となるセールがKindleストアで開催されています。期間は2025年1月9日（木）までの予定。

名作『ダンジョン飯』や、骨太の戦記モノ『アンゴルモア 元寇合戦記』などよりどりみどり。

そろそろ仕事納めで時間ができた方も多いはず。年末のゆったりした時間のお供に、KADOKAWAの名作漫画たちはいかがでしょう。

なお、第1弾は最安33円とこれまたすごいセールです。オススメの作品をこちらの記事で紹介しています。

『NHKにようこそ！』『未来日記』が全巻33円！ KADOKAWAの名作漫画Kindleセール

KADOKAWAの漫画が無料公開＆お買い得になる大型フェア「カドカワ祭ニューイヤー2025」がはじまりました。その一環として、最安33円のセールが実施中です。実は2024年10月以降だけで3度目（たぶん）の33円セール。しかも今回は期間が1ヶ月とかなり長め。熱い。こんなにや...

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目次

• 1. 九井諒子『ダンジョン飯』
• 2. 岩宗治生『ウスズミの果て』
• 3. 樫木祐人『ハクメイとミコチ』
• 4. 空木哲生『山を渡る -三多摩大岳部録-』
• 5. 岡叶『デイズ・オン・フェス』
• 6. 渋谷圭一郎『瑠璃の宝石』
• 7. イチヒ『廃バスに住む』
• 8. 縞野やえ／MB『服を着るならこんなふうに』
• 9. たかぎ七彦『アンゴルモア 元寇合戦記』
• 10. たかぎ七彦『アンゴルモア 元寇合戦記 博多編』

九井諒子『ダンジョン飯』

ダンジョンの奥深くに取り残された妹を救いたいけれど、装備を揃えたらもう食費がない……そうだ、モンスターを食べたろ！ というぶっ飛んだ発想でダンジョンに挑む冒険者一行の物語『ダンジョン飯』。

胃に収めるのはスライムに動く鎧！？ 食用に向かないモンスターをいかに美味しく食べるかをコミカルに描く珍道中は本当にユニーク。そして、思いがけずダンジョンの秘密を解き明かしていく彼らの冒険は、国を巻き込む大事になっていきます。

1〜3巻が110円、4〜7巻まで半額。さらに最大44％のポイント還元付きです。

岩宗治生『ウスズミの果て』

描かれる廃墟が見惚れるほどに美しい『ウスズミの果て』。文明社会が完全に崩壊した終末世界を1人行く少女が主人公。望みの薄い生存者の捜索と、汚染された土地の浄化という任務を黙々とこなす日々が、静かに淡々と続きます。

当てもない旅の先には何があるのか。適度に謎を散りばめ伏線を張っていく構成で、読者の興味を程よく刺激してくれる。単行本毎のラストの引きの上手さが良し。

1巻が110円、2〜3巻が半額。普段のほぼ1巻分の値段で全巻購入できます。

樫木祐人『ハクメイとミコチ』

身長は9センチメートルの“こびと”、ハクメイとミコチと友人たちの愉快な毎日を描いた『ハクメイとミコチ』。腕の良い修理屋（大工でもある）のハクメイと、手先が器用で料理が上手なミコチが、働き、遊び、語らい、食べて飲む……。

なんでもないような日常ですが、それがこれほどまでに輝いて見えるのかと新刊を読むたびに感動します。鳥の背中に乗ったり、ハクビシンやネズミと仲良く暮らすファンタジーらしい世界観も素敵。1巻が110円、2〜4巻まで半額、5巻が55%OFFです。

空木哲生『山を渡る -三多摩大岳部録-』

登山ガチ勢の先輩3人組とずぶの素人で後輩の3人組が、方方の山々を渡り歩く『山を渡る -三多摩大岳部録-』。

ギアを手に入れる喜び、登山計画を立てる時のワクワク、いざ山に登り、喜怒哀楽ぜんぶひっくるめて歩いていく山の醍醐味！ 登山の楽しさをみっちり詰め込んだ良作です。

油断すれば大怪我や最悪死に繋がる山の怖さもしっかり描写しており、硬軟織り交ぜて山の魅力を描き出しています。1巻110円、2〜4巻まで半額です。

岡叶『デイズ・オン・フェス』

フェス初心者と毎年フェスに行ってるガチ勢と、主に2つ目線からで音楽フェスの楽しみ方を描いた漫画『デイズ・オン・フェス』。

初めて広々とした野外の会場で遠くから耳に伝わる爆音を耳にした時の興奮や、屋根のない開放感しかないステージで歌うアーティストを目にした時の感動。そういったフェスの魅力をうま〜く漫画に落とし込んでいます。

ライブシーンの他にもフェス飯やライブ以外の楽しみ方なども描写しており、フェス好きもそうじゃない人も楽しめる内容です。なんと全巻55円！ 買うしかない！

渋谷圭一郎『瑠璃の宝石』

2025年のTVアニメ化が決定している『瑠璃の宝石』は、鉱物をテーマにした漫画です。

宝石やアクセサリーなどキラキラしたものが大好きな女子高校生が、山で鉱物学を専攻する大学院生と邂逅。鉱物採集を共にする中で、鉱物を自分の手で発掘する採集の魅力に気づいていきます。

大学の研究室で鉱物を学んだ作者による、鉱物や地学についてのアカデミックな描写も特徴。足元に転がる石がなんだか光って見えてくる、知的好奇心を刺激してくれる漫画です。1巻が110円、2巻が半額。

イチヒ『廃バスに住む』

配管トラブルで家が水浸しになってしまい、仮の住居を探していた教師が、学校近くにぽつんと佇む廃バスを発見。大胆にも住み着いてしまう、そしてかなりマイペースなのんびりライフを送る漫画『廃バスに住む』。

男女問わず生徒に人気のある美人教師で、ミステリアスな雰囲気を漂わせながら、中身は特に何にも考えていない適当っぷりが可笑しい主人公が魅力的。いつの間にか虜になってしまいます。1巻55円！ 2〜3巻が半額です。

縞野やえ／MB『服を着るならこんなふうに』

ファッションって誰が教えてくれるわけでもないのに、毎日センスが問われて大変です。職場や学校、結婚式に同窓会、ドレスコードがある場所など。誰もが迷ったことがあるはずで。

そんなファッションのイロハについて、時々の流行やショップの舞台裏まで隅々覗いていくのが『服を着るならこんなふうに』です。ノウハウ本としてはもちろん、服に無東家だった主人公の変化を描く漫画エンタメとしても面白い。

普段は1000円弱の本作も今なら1〜3巻まで55円、4〜14巻まで495円と太っ腹な状況。今がチャンス！

たかぎ七彦『アンゴルモア 元寇合戦記』

当時世界に覇を唱える大強国だった元（モンゴル帝国）の日本侵攻──元寇を題材にした骨太の歴史モノ『アンゴルモア 元寇合戦記』。

ストーリーラインは基本的に史実に忠実。歴史を知ればかなり不利な戦だったことはわかるのですが、それを漫画にするとここまで絶望的かと打ち震えます。

対馬への流刑を食らった若き鎌倉武士の主人公たちが、生死が紙一重の戦場で戦い抜く武士らしい姿にグッと来る。1〜3巻まで55円、以降最終10巻まで287円なのが熱い。

たかぎ七彦『アンゴルモア 元寇合戦記 博多編』

『アンゴルモア 元寇合戦記』の続編として現在連載中の本作『アンゴルモア 元寇合戦記 博多編』は、前作の舞台・対馬から博多に戦場を移して描かれます。こちらも史実に沿いながら、時に大胆な描写でエンタメしています。

そしてやっぱり絶望的な戦いを強いられる主人公たち。どうやったら勝てるのか不思議なほどの戦いで、主役級のキャラさえあっけなく散るのではないかという怖さが緊張感を演出します。

全10巻中、1〜8巻まで半額と熱い条件。前作とあわせてかなりお買い得です。