乃木園子に聞いたことを風ちゃんに報告しています。
風「私たちの体はもう元に戻らない……?」
大赦に確認しています。
少しずつストレスがたまっていく風ちゃん。
樹ちゃんが声が出せなくなったことで一部の授業に支障が出ていることを知らされます。
なんとか明るい話題をということで文化祭の話題をふる風ちゃん。
あ……
自分の左目はまだ元には戻らない。
そんなとき美森ちゃんから話がありました。
体を傷つけようとしたら精霊がガードしました。
このところ美森ちゃんはいろんな手で自害を試みたが全て精霊に妨害されたそうです。
乃木園子が言っていた「勇者は死なない」ということは本当らしい。
そうであるなら、乃木園子のあの体も本当だろう。
美森「乃木園子という前例があったのだから大赦は勇者システムの後遺症を知っていたはず。私たちは何も知らされず騙されていた」
…大赦「聞かれなかったからさ」とか言いそう。
風「待ってよ。じゃあ樹の声は……もう二度と……。知らなかった、知らなかったの。あたしが樹を勇者部に入れたせいで!」
大赦からの連絡を受けた夏凛ちゃんは風ちゃんのマンションの前まで来ました。
樹ちゃんが応募していたオーディションの一次審査を通過したとの連絡を受けました。
樹ちゃんの部屋には……
声が出るようになったらやりたいことや、
声についての本がたくさん。
PCにはオーディションという名前の音声データがありました。
もう聞くことができないと思っていた樹ちゃんの声。
樹「えっとこれで…もう録音されてる?」
樹「私は歌手を目指すことで自分なりの生き方を見つけたいと思っています」
大赦からは相変わらずの回答。
あ、壊れちゃいました。
風「うああああああ!」
夏凛「!」
暴走し始めました。
夏凛「あんた何するつもり!」
風「大赦をつぶしてやる!」
風「大赦は私たちを騙してた!満開の後遺症は治らない!」
風「大赦は後遺症のことを知っててあたしたちを生贄にしたんだ!」
夏凛「そんな適当なこと!」
風「犠牲になった勇者がいたんだ!何度も満開してボロボロになった勇者が!」
風「そして今度はあたしたちが犠牲にされた!」
風「なんでこんな目に合わなきゃいけない!なんで樹が声を失わなきゃいけない!夢をあきらめないといけない!」
風「世界を救った代償がこれかぁあああっ!」
風「どきなさい!」
友奈「嫌です!」
友奈「もし後遺症のことを知らされてても結局私たちは戦ってたはずです。世界を守るにはそれしかなかった!」
風「それでも!知らされてたらあたしはみんなを巻き込んだりはしなかった。そしたら少なくともみんなは樹は無事だったんだ!」
全力で止めにいく友奈ちゃん。
満開ゲージがいっぱいになっています。
友奈「風先輩を止められるならこのくらい!だって私は勇者だから」
風「樹」
風「私が勇者部なんて作らなければ……」
友奈「……」
あったかもしれない未来?
そんな第9話でした。
風ちゃん大暴走でした。
風ちゃん役の内山夕実さんの好演が光りましたね。演技が良いので見ていてつらい。
ラストシーンで美森ちゃんがいませんでしたがどこで何をしていたのか気になります。
次回予告だと何か作戦を考えていたような感じですが。
ところで金髪おねーさんはメンタル弱めというテンプレがあるのかな。マミさんで確立したような気はするけどw
次回は「愛情の絆」
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>>ところで金髪おねーさんはメンタル弱めというテンプレがあるのかな。マミさんで確立したような気はするけどw
今回の暴走がメンタルの弱さ故とは思わないですね。サブタイトルの通り、他者の痛み、妹が夢を奪われた苦しみを理解できるからこその怒りだったと思います。本当に心が弱い人だったら、自分だけでバーテックスたちに挑めばよかったなんて考えず、仕方がなかったと自分をごまかして逃げるでしょうから。