Junk Head な奴らアニメかんなぎ第12話「ほんとうにエフェメラル」感想

アニメかんなぎ第12話「ほんとうにエフェメラル」感想

Ephemeral ：はかない，短命という意味ですが，どう最終回へとつなげるのか注目の回です。
ナギの出番が本編でわずか1カット，台詞も「仁」を2つだけです。
その姿が見えないナギを仁が必死に探し回ります。シリアス展開です。

仁はかんなぎ神社の管理人を探します。
大鉄はナギのスティックを拾いますが，ナギの姿はどこにもありません。
管理人に会いますが，まつっている神様については知りません。
ここでくじら＆立木コンビというらきすた声優ネタを使ってきました。
それでかなり高齢のおばあちゃんにたずねます。
その神社では戦時中に首を吊る人もいたようです。

ざんげちゃんにDQNが絡んできます。

ざんげちゃんがこんなに強いとは・・表と裏の使い分けがすごいです。
仁も本性をみて怯えます。

仁はざんげちゃんにナギが本当に神様なのかをたずねますが，それは女の子の秘密，禁則事項でした。ひ・み・つ。神はケガレを祓い去る，ざんげちゃんはそのように認識しています。

ざんげちゃんは涙という女の武器を使って，私が神であることを信じてくださいと懇願します。あのアホ姉については知ったこっちゃありませんがと黒いところも見せてくれます。

神木は雑多な霊も引き寄せることがある。首を吊った人の霊がナギの皮をかぶっているかもしれない。自分の目的のために神を語っている。仁は今まで聞いたことを整理して考えをまとめてゆきます。

家に帰るとナギからのメッセージが。
「今までだましてたすまんナギ」

仁はナギの帰りを待ちながらよく眠れないまま学校に行きます。目にクマができています。
ナギのメッセージに，「帰ったら家にいろ，怒んないから」と書いています。

学校に行く途中，開発されている山を仁は見つめます。これは神社がある山でしょうか。

学校に行き下駄箱を開けるとそこにはナギの室内履きが。
部活に行きますが，誰もナギの姿を見ていません。
部活を休む仁を見て，部長は二人の間にギャルゲ的展開があったのではと目を輝かせます。

仁は雨の中自転車で町を探し回ります。
ナギの姿はどこにも見当たりません。

そこに響く「仁」の声。ナギのこの回の初台詞です。
しかし振り向いてもナギの姿はありません。

家に帰ってもナギの姿はありません。
電話がかかってきますが，ディスプレイにはツグミの文字。

と思ったらナギのカットが。これは夢の中でナギの姿を見たのでしょうか
そこに再びナギの「仁」の声が。今度は弱々しい声です。
仁は目を覚まします。
しかし，ドアを開けても誰もいません。

学校でつぐみはナギのことを心配して仁に問い詰めます。
・・・・・・戻らないかもしれない・・・あいつ，もう戻らないかもしれない・・・
そう仁がつぶやいてEDです。

ED絵はあずまきよひこ。あずまんがやよつばとの人です。
そして最終回は「仁，デレる」
ついに仁のデレが来るのか。
ここまで見事なまでのツンとスルーを見せていた仁ですが，最終回でのナギエンドのために動くのでしょうか。そしてメイド喫茶の時のように愛を叫ぶのでしょうか。
エフェメラルの意味からするとナギの正体は戦時中に薄幸の死を遂げた人なのでしょうか。
注目の最終回です。年内に放送してくれるんですよね。