自分の独自の解釈によるものなので、所々おかしいかもしれませんが
BMSを作ったりしたい!という方などは是非お役立てください。
また変拍子の使い方など、作曲に役立てられる部分もあると思いますので
DTMや作曲をやってる人にも是非読んでもらいたいです!
それでは始めます!
『ぼくらの16bit戦争』
①イントロ
3/4 × 4 3/4 × 4
3/4 × 4 3/4 × 3 4/4
最後の拍子が4拍になっているのは次の展開への繋ぎのためだと思われます。
②Aメロ1
(どうしてこんなことになったんだ? ~ “秩序”は僕を裏切った)
4/4 × 3 3/4
ここも最後が3拍になって次に繋がっていますね。
③間奏1
3/4 × 3 4/4
イントロのラスト4小節と同じです。
③Aメロ2
(始めは微さな孔だったんだ ~ 孔は次第に誇大化した)
4/4 × 3 3/4
Aメロ1と同じです。
④間奏2
3/4 × 3 5/4
最後の5/4のフックは2/4 + 3/4になっていて、3/4に入る
1/16拍子手前からシンコペーションで裏打ちが入っており
拍子感覚を解らなくしてあります。これも次へ繋ぐテクかとw
⑤Bメロ1
(相対と絶対の飽和水蒸気圧 ~ 未来は過去を無視した)
5/8 + 6/8 5/8 + 6/8
5/8 + 6/8 6/8 + 5/8
5拍と6拍による複合拍子です。
最後の拍子だけ、さりげなく拍子が逆になっています。
⑥間奏3
3/4 × 3 4/4
3/4 × 2 9/8 + 11/8
この曲の中でも飛び切り難解なフックがある部分ですw
9/8 + 11/8の部分はあわせて20/8=10/4となるので
大きな目でみると10拍で割りきれるようになってます。
11/8のフックはまたしても1/16のシンコペです。
⑦Bメロ2
(65535 の テトラと ~ エデンは姿を消した)
5/8 + 6/8 5/8 + 6/8 5/8 + 6/8
Bメロ1とは小節の数が違います。
⑧間奏4
3/4 × 4 4/4
一見するとシンプルな拍子ですが、最後の4拍子は
3/8 + 3/8 + 2/8に分解されているのでまた拍子感覚が解らなくなります。
⑨サビ1
(ぼくらの16bit戦争 ~ Z/を 信じて生きれば善い?)
4/4 × 16
サビはシンプルに4拍子です。ただしドラムが裏打ちなので
実際に感じるBPMは2倍で、この部分だけ周りと雰囲気が違い
突き抜けるような爽快感を演出しています。
絶望的だけど、まだ半分だよ!
⑩ギター&シンセソロ
3/4 × 3 4/4
3/4 × 3 4/4
ここは拍子だけ見ると間奏と同じ拍子ですが、ドラムだけが
サビと同じ裏打ちを続けているので、また拍子感覚がおかしくなります。
さらにソロが拍子に縛られない、かなり自由なフレーズを弾いているので
もはやここは拍子の無法地帯と化していますw
最後の4拍子はサビ前と同じく3/8 + 3/8 + 2/8のフックです。
⑪Cメロ1
(ドット包囲網をかいくぐり ~ 自由は既に無くなった)
4/4 × 3 3/4
Aメロと同じ展開ですね。コードが違います。
⑫間奏5
3/4 × 3 5/4
間奏2と同じく5/4は2/8 + 3/8で、3/8にフックがありますが
ポイントは5/4の拍子の頭にスネアが来ているところ!
ここにスネアがあることでまた拍子感覚がズレて
3/4 × 2 5/4 3/4にも聴こえるようになってます
⑬Bメロ3
(ハガネに打ち込めよと ~ なる 日 は来るのだろうか?)
5/8 + 6/8 5/8 + 6/8 5/8 + 6/8
Bメロ2と同じです。
⑭間奏6
3/4 × 4 4/4
ここも間奏4と同じ。
⑮サビ2
(僕らの16bit戦争 ~ 僕らの16bit戦争。)
4/4 × 16
4/4 × 8
4/4 + 3/4
サビ1と同じように16小節サビを繰り返してから転調、
古き良き(?)TK方式ですがこの展開で来ると逆に新鮮w
転調後のサビは8小節。最後に4拍+3拍の2小節をもってアウトロへ。
⑯アウトロ
3/4 × 3 4/4
3/4 × 2 9/8 7/8
最後のコーダも中々にして複雑な展開になっています。
というか最後の7/8はどこで終わっているのか良く解らなかったので
けっこう曖昧です。ただ9/8 + 7/8とすると、合わせて
16/8=8/4なのでキリが良いということでそうしましたw
ちなみに最後の7/8も1/16のシンコペだと思います。
以上。
信じられるかコレ・・・、全部で3:59なんだぜ・・・?