欧州航空会社、中東便再開探る ルフトハンザはテルアビブ便再開へ

欧州航空会社、中東便再開探る ルフトハンザはテルアビブ便再開へ
ドイツのルフトハンザ航空は16日、パレスチナ自治区ガザを巡るイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意を受け、2月1日からイスラエルのテルアビブ発着便の運航を再開すると発表した。ルフトハンザのA320型機、昨年5月撮影。(2025 ロイター/Jon Nazca/File Photo)
[ベルリン 16日 ロイター] - ドイツのルフトハンザ航空(LHAG.DE), opens new tabは16日、パレスチナ自治区ガザを巡るイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意を受け、2月1日からイスラエルのテルアビブ発着便の運航を再開すると発表した。
欧米航空会社の多くはこの数カ月、紛争を受け、ベイルートやテルアビブなどの中東路線の運航を休止した。
欧州格安航空ライアンエアー(RYA.I), opens new tabは先週、ロイターのインタビューで、夏季スケジュールでテルアビブ発着便を全面再開したいと述べていた。
昨年12月のシリア・アサド政権崩壊を受け、トルコ航空(THYAO.IS), opens new tabは23日からシリアの首都ダマスカスに週3便就航すると発表した。
航空各社は、ドローン(無人機)やミサイル攻撃に巻き込まれることを懸念し、イランやイラクの領空は避けてきた。
ルフトハンザ航空は、テヘラン便の2月14日まで、ベイルート便は2月28日まで運休を継続するとしている。

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